口腔ケアで要介護者の大病を防ぎましょう

近年、歯の数と口の中の健康が脳卒中や肺炎などの発症と関りが深いとされ、「口腔ケア」の大切さが注目されています。

ここでは要介護者の家庭でケアする際のポイントをお伝えします。


・粘膜の汚れも。。。

口腔ケアというと歯磨きを思い浮かべることが多いですが、あくまで歯磨きはケアの一部です。

歯以外に頬の内側、舌の上下、口蓋などの粘膜に張り付いた汚れも取り除くことが重要です。

舌の白っぽい汚れは、味覚をつかさどる「味蕾」を傷つけないように数日かけて少しずつ落とす。

姿勢は顎を引いて体感を真っすぐにし、足はしっかりと床につける。

さらに重要なのは、剥がした細菌や汚れを口の中から出すこと。

高齢者の場合、細菌だらけの唾液が器官に入って誤嚥性肺炎を引き起こすリスクが高い。きちんと排出するためには、可能ならば6回以上のうがいをしましょう。


・誤嚥防止も。。。

普段から口内の機能を維持することも口腔ケアの一部です。

口内の自浄作用がある唾液の量は加齢によって減ります。

そこで顔を包み込むように広げた手を当て、親指を耳の後ろに引っかけて手のひら全体で押したり、顎の真下から耳の下までを親指で押したりして、唾液腺を刺激する。

誤嚥性肺炎の防止には、飲み込むための機能を高める「カ」の音の発声練習がお勧めです。


・無理強いせずに。。。

認知症などの場合、ケアを嫌がったり口を開いてくれなかったりするのが悩みの種です。

その場合はまず介助者を認識してもらうことから始める。

眠りがちな人には手ぬぐいを丸めて濡らし、冷やしたもので顔をポンポンとマッサージし、覚醒した状態で正面から顔を見て話しかける。

次に様子を見ながら手、腕、肩、頬、唇と触れていき、口の中に指を入れても嫌がらないようになったら少しずつケアを始める。

噛まれたときは「ダメ、痛い」と短く伝える。

ポイントは焦らず、無理強いせず、一歩一歩段階を進めることが大切ですね。

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