2018/05/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、ゴールデンウイークの中日に新潟市内の歯科医院さんに医院見学へ行ってきました。
当院では不定期ではありますが、県内外の歯科医院さんへ見学に向かいます。
どの医院さんを見学させていただいても真似したい良いところがあり、当院にはないシステムであったりと、いつも勉強になります。
そしてご厚意で見学させていただいている訳ですから、しっかりと学ばせていただき当院の今後の診療へと参考にさせていただきたいと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では、年に2回はスタッフを連れて、見学に行くことが多いです。
僕1人で、行くこともありますが、できれば数人で行った方が経験的に良いことが解っていますから。
どうしても自分だけだと、その医院の本当の良さや真似したいことを伝えることが難しいですからね。。。
行った人と行っていない人の温度差を埋めるのは、僕個人では、まず無理だと思いますからね。。。
先日、スタッフと行った歯科医院さんは予防に長けています。
その秘訣は何かと思っていたところ、POICウオーターを使用して診療前に患者さんの口腔内を洗口していただいてから、診療に入ることをしていました。
これだと、感染のリスクはグンと下がりますし、全患者さんにPOICウオーターのことを知ってもらうのにも非常に良いことだなと感心しました。
また、ユニット内を流れる水、すなわち歯科用タービンや歯科用エンジンから出る水も殺菌水と言われるもので、感染予防に徹底的に向き合っていることがうかがえました。
また、無痛治療のためのレーザー治療も行っており、その設備は素晴らしく整っていました。
何より、ここの院長先生は勉強家で新しい技術を常に導入しています。
設備投資は金銭的なコストを考えると、大変な出費なのですが、その意気込みは「患者さんのために、必要だからやる。」と仰っていましたよ。
歯科医院を経営する側としては、なかなかその勇気は持てるものではないと思いますが、患者さんのことやスタッフへの感染のリスクなどを考えると、確かに必要なことなのかもしれないと考えさせられています。
僕も、まずは自分とスタッフのスキルアップ、そして、医院全体のシステムの充実を図ったら、予防を徹底的に行うための布石として、「水」のことをしっかり考えていきたいと思います。
デンタルユニット内を流れる水は、患者さんを虫歯や歯周病から守るためにも必要なことですし、横にいてバキュームで患者さんの口腔内に溜まった水を吸うスタッフへの飛沫感染予防にも重要視されなければならないものです。
当院も近い将来、この殺菌水の導入を検討いたします。
2018/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
POICウオーターは60度程度に温めて使うと効果が上がります。
POICウオーターの効果は温度と2乗倍に比例して上がるそうです。
例えば20度のPOICウオーターと60度のPOICウオーターで比較すると、温度は3倍になるので効果は3の二乗倍。。。
つまりは9倍も除菌効果が上がるのです。
温め方としては耐熱の小皿にPOICウオーターを10ミリリットル入れていただき、5~10秒電子レンジでチンしていただくだけです。
しかしこの時、温めすぎには注意して下さいね。
60度を超えてしまうと、効果は落ちてしまいますので。。。
あと、やけどにも注意が必要です。
温めると言うことは、少し手間がかかるとお思いですが、この一手間でグンと効果は上がりますので、是非、POICウオーターは温めて使って下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記のブログについての院長の追加コメント
POICウオーターは、タンパク分解型除菌水と言われるものです。
POIC研究会が発行しています。
僕を含めて、当院のスタッフは全員、このPOICウオーターを使って日々の口腔ケアをしています。
最初の印象としては、味が悪くてプールのような水でうがいをしているような感覚でしたが、続けることによってあることに気がつきました。。。
僕は、過去に自分の歯ぎしりで根っこを割ってしまった歯を一本抱えているのですが、いつもその歯が腫れるため、衛生士達に歯周ポケット内の洗浄をしてもらっていますが、これを使ってから、あまり腫れない現実を実感しています。
このようなことからも、皆にこれは勧めるべきだと思っています。
この除菌、洗浄力に魅せられて僕はこのPOICホームケアアドバイザーの資格を取得しました。
POICウオーターは高純粋塩と超純水を使用して、専用の機械で電気分解して作ります。
最初は次亜塩素酸イオン水となっており、pHは9.0で設定されています。
口腔内に含むことによってpHは中性化していき、次亜塩素酸水に変化します。
次亜塩素酸イオン水の時は、主にタンパク分解する能力に優れ、プラークが作るバイオフィルムを破壊します。
そして次亜塩素酸水になって殺菌作用を主とします。
他のメーカーにも次亜塩素酸水と言われるものがありますが、このPOICウオーターは薬剤を混合して製作されたものとは違うため、副作用の心配はないです。
汚れに反応し、殺菌されることによりクロラミン臭と言われる臭いが少ししますが、継続使用して口腔内がキレイになることにより、その臭いもしなくなってきます(キレイでないうちは、ある意味臭いがきついとも言えます。)。
今まで、洗口剤でバイオフィルムを破壊することはできないと言われていましたが、これにはそれができる能力があります。
これと併せて、ブラッシングをすると非常に良いですね。
皆様にもこのPOICウオーターを知ってもらい、日々のホームケアに使用してもらえたらと思います。
2018/04/29
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「最初は歯科医院に苦手意識があったけど、今は来るのが楽しみです。」と、担当患者さんに言っていただいて、凄く嬉しかった言葉です。
日々のブラッシングを頑張っていただいているのが解ると、その嬉しさは倍増いたします。
患者さんが元気で幸せなことは、私にとっても幸せです。
お口の中を良い状態にキープすることは、とても健康に良いので楽しい気分で、いつまでも健康でいていただけるように、私も責任を持ってお手伝いしていきますね。
一緒に頑張りましょうね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
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当院は定期健診(メンテナンス)における歯の検査や歯茎のチェックやプロフェッショナルクリーニングにおきましては、担当の歯科衛生士が責任を持って対処いたします。
この担当制は、患者さんの些細な変化も見逃さないようにしようと思うことから、そうさせていただいています。
日替わりでコロコロ変わってしまうと、その変化を見逃してしまうことがありますからね。。。
その辺りは、担当の歯科衛生士がいてもらえると患者さんにとっても安心感があると思いますので。。。
もし、気になることがあったり、磨けない部位を抱えて心配ならば担当の歯科衛生士にご相談下さいね。
彼女たちは、日々、勉強して患者さんの健康に役立とうと一生懸命であります。
症例検討や勉強会に参加なども積極的に行っています。
先日も、彼女たちからPOICウオーターの勉強をしたいというリクエストを受けたため、POIC研究会の講師を呼び、当院で講義を開いていただきましたよ。
彼女たちは、真剣に5時間に及ぶ講習と実習を受けてPOICウオーターを使用したブラッシング方法を患者さん達に向けて、指導させていただいています。
これも、彼女たちが熱い気持ちを持って患者さんを虫歯や歯周病から守りたいという一心から、実現したものなのですね。。。
今後はさらにブラッシュアップしたいそうで、夏にも歯周病を治すためのスケーリングやSRPの講習会に参加予定です。
その支払いは、医院持ちなのですが彼女たちの向上心のためには、それは払うべきと僕は思います。
それ自体が医院の財産ですからね。。。
本当に彼女たちの向上心と、自分達の成長のために歯科医療を通じて成長するんだという意欲は素晴らしいものがあります。
僕も彼女たちに刺激されて、勉強する意欲は尽きません。
どうぞ素晴らしい向上心を持った当院の歯科衛生士・歯科助手達を、何卒よろしくお願いいたします。
2018/04/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ホームホワイトニングは、手軽で簡便なホワイトニング方法です。
歯科医院の医院内でやるオフィスホワイトニングは、歯に直接、薬剤を当てて光を数時間当てるタイプのものになりますが、チェアに横たわっている時間は結構必要ですよね。
メリットとしては即効性があるので、1回の診察だけでも効果が得られますね。
ただ、デメリットとしては後戻りしやすいですし、歯が痛みやすいと言われています。
ホームホワイトニングの場合は、歯科医院でその人の歯列にあったマウスピースを作るための型取りが必要ですし、それを製作後、薬剤を自分で夜寝る前に流し込んで装着して寝るものであります。
基本的にはオーバーナイトで使用していただき、これを2~3週間ほど使用してもらうのですね。
メリットとしては、オフィスホワイトニングに比べて歯が痛みにくく、後戻りも少ないです(少し歯がしみるケースはありますが。。。)。
デメリットとしては、オフィスホワイトニングに比べて時間がかかることですかね。
最近では、このオフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用してやることもあります。
当院では、ホームホワイトニングを推奨し行っていますが、案外多いケースが、ハンディ・ジェットという機械を使って、パウダークリーニングをすると歯の表面の着色が取れると、それで満足されてしまう人もそ少なくないです。
まずは、歯茎のチェックをして歯石取り、そしてクリーニングをさせていただき、それからホームホワイトニングを考えても良いと思いますよ。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
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ホームホワイトニングはメリットは多くありますが、即効性は少ないです。
従って、1週間後のイベントに合わせて歯を白くしてほしいというような依頼を受けることがありますが、ホームホワイトニングでやることは難しいです。
できれば、一ヶ月は時間をいただきたいと思います。
もし、どうしてもそのイベントに合わせて白くしたいならばオフィスホワイトニングをしている歯科医院やサロンに紹介することは可能ですよ。
ただ、案外着色や、歯石がついているために歯の色が黄色くなっている人もいますので、その場合は、歯石除去と歯のクリーニングでだいぶ印象は変わります。
気になる方は、ご相談下さいね。
2018/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんはプラーク(歯垢)についてご存じですか?
プラークは食べかすではなく、細菌の塊で1ミリグラム中の中に1億個もの細菌が含まれています。
歯の表面についた汚れは自分で歯ブラシや歯間ブラシで取り除くことはできますが、歯周ポケットの中に入ったプラークはブラシの毛先が届かないため自分ではなかなか取り除くことができません。
また、プラークの中の細菌は空気に触れることを嫌うため、歯周ポケットの奥の奥に隠れるように入っていきます。
この歯周ポケットの中に入り込んだプラークを取り除くためには歯科医院に来院してもらい、私たち歯科衛生士の力で取り除く必要があるため、定期的にメンテナンスにいらして下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
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当院では、初診で来られた患者さんには必ずトリートメントコーディネーターがカウンセリングを行い、その後は、歯科衛生士の元で歯茎のチェックとブラッシング指導を行います(急患対応の場合は、この限りでは無いですが。。。)。
歯周病も虫歯も、この歯磨きによるブラッシングが上手くいかなくて細菌感染を起こしたために起きた病気と言えるのですね。
よって、日々のブラッシングによる歯磨きは最重要な事と捉えていただきたく思います。
せっかく歯を治しても、このブラッシングが上手くいかないために他に虫歯を作ってきてしまったりする人は少なくないですからね。
時代は、歯科医院は治療をするところでは無く、虫歯や歯周病にならないようにする所と変化していますよ。
また、このブラッシングしていても磨きにくい部位というのは存在しますから、そこを重点的に定期健診で担当歯科衛生士に確認してもらい、クリーニングをしてもらいましょう。
人によっては1月に1回のペースでやるような人もいますし、3ヶ月に1回のペースでクリーニングをした方がいいケースもあります。
虫歯や歯周病の不安を抱える人は、その方が絶対に良いですし、医療費の節約にもなります。
ケアを続けていけば、そう簡単に重篤になることはありませんからね。
是非、歯の健康のために定期健診にいらして下さいね。