2018/09/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
親知らずの周りの歯茎に炎症が起こる「智歯周囲炎」。
親知らずは、一番奥に生えてくる歯なのでなかなか磨きにくく、時には横向きのため生えきらないこともあります。
下記に記すような、症状が出たときには「智歯周囲炎」を疑ってみて下さい。
・奥の歯茎が腫れる
・口を開けにくい
・触れると痛い
・歯茎から膿が出る
・ものを飲み込むとき、痛みがある
・顎の下のリンパが腫れる
・何もしなくてもズキズキと痛む
等です。
もし、気になるようでしたらご相談いただけたら幸いです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
親知らずの抜歯は基本的には保険診療でできます。
この智歯と呼ばれる親知らずに虫歯や、上記で記す智歯周囲炎の場合は抜歯をお勧めすることが多いです。
特に、上下顎の智歯が咬み合ってなく、智歯が存在することで口腔内がお掃除しにくい場合は特にそう思います。
その際はレントゲン写真も撮らせていただき、親知らずの生え方の向き、根の状態、大きい神経や血管との位置関係を調べてから、行うようにしています。
中には、その状態から難しいと判断される親知らずもあります。
もちろん当院でも親知らずの抜歯は対応していますが、難しい抜歯の場合には大学病院や大きな病院の口腔外科に紹介しています。
気になる方は、ご相談を。
2018/09/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
よく歯ブラシの硬さは何がお勧めなのかをよく聞かれます。
硬さのお勧めは口腔内の状況にもよりますが、通常は「ふつう」で良いと思います。
でも、歯肉が腫れていたいとか出血するといった症状のある方は、「やわらかめ」をお勧めすることもあります。
「かため」は良く磨けた感じがするからといって、好まれる方もいますが歯肉を傷つける恐れがあるため、あまりお勧めできません。
でも、筋力が弱まり、力が入りにくいご高齢の方には良いと言えます。
個人差や口腔内の状況は、個人差がありますので歯ブラシについては、お気軽にスタッフにご相談下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシの硬さは、複数のメーカーの製品を購入して比較できれば理想ですが、そこまでこだわらない人ならば、まずは「ふつう」から試してみるのが良いと思います。
ちなみに、歯ブラシ選びにおいてはかつて、「かため」のものが推奨されていたときがありましたが、かなり強い力で磨いて歯や歯茎を傷めることがあるので、「ふつう」の硬さの歯ブラシが無難と言えます。
「かため」の歯ブラシは、歯と歯茎が健康で、ブラッシング圧が非常に優しく磨くことができる方が軽い力で磨くのに向いているかも知れません。
基本的には個人の好みで歯ブラシの硬さを選んでかまいませんが、どうしても迷ったときは歯科医師や歯科衛生士に相談してみることをおすすめします。
2018/09/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を磨く時に歯磨き粉は使っていますか?
皆さんは、どの程度の量を1回で使いますか?
どのくらいの量が適量なのかは、個人によっても違いますよね。
使用量が多すぎると、味が強くて時間が短くなり、磨けていないのに磨いた気分になりますね。。。
メーカーさんによると、1~2センチ(約1グラム)で有効成分の配合量を設定しているそうです。
この量は、容器の形態などでも違ってきます。
ご自分の適量を上手く使って磨き残しを減らし、お口のための予防をしっかりしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
基本的には歯磨き粉の量は、それほど多くなくて良いですね。
歯ブラシの毛先全体の1/3~1/2程度で十分です。
歯磨き粉の中には、研磨剤が含まれているものもあり、たくさん着けすぎると歯を削ってしまう可能性があります。
歯ブラシ全体に歯磨き粉を着けるのはつけすぎです。
たくさん歯磨き粉を付けてしまうと発泡してしまい、爽快感だけが残り、実際は磨けていないのに磨けた気分になってしまいやすいので、歯磨き粉はできるだけ少量で磨きましょう。
歯磨き粉によって着ける量が異なったり、ご自身の歯並びによって、磨き方も違ってきたりするので分からない事があれば、かかりつけの歯医者さんへ受診し、歯科医師・歯科衛生士さんに尋ねてみることをお薦めいたします。
2018/09/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
昔と食生活が変わり、だんだんと骨格が変わってきた。。。という話を知っていますか?
昔に比べるとよく嚙まなくても食べられるものが多いので、現代では顎があまり発達していない人が多いようです。
そのせいもあり、歯が並ぶスペースが少なくて歯並びが悪くなってしまうケースはとても多いです。
歯並びが悪いと、見た目はもちろんですが、歯磨きが難しいので虫歯や歯周病になりやすいなどのデメリットがたくさんあります。
歯並びを直すメリットはたくさんありますので、気になる方は相談に乗りますよ。
どれくらいの時間や、コストがかかるのか。。。?
当院に来てくれる矯正専門の先生にお話を聞いてみませんか?
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯並びが良くなくて、お悩みの患者さんは少なくはないと思います。
歯並びを変えるには、いろいろな方法がありますが一般的には、歯科矯正が必要となります。
歯科矯正はその専門性が高く、全ての歯科医師が行えるというものではないですね。。。
かなり難しいケースもありますからね。
矯正処置にしても、非抜歯矯正や抜歯を要する矯正があります。
患者さんとしては、できるだけ非抜歯で矯正をしてもらいたいと考えるのが普通ですよね。
もちろん、抜歯をしなくても歯がきれいに並ぶ症例はたくさんありますが。。。
でも、顎の大きさと歯の大きさが決まっているのならば、後は歯が並ぶスペースがどこまであるかが診断の大切なポイントになるかと思いますが、どんな人にも非抜歯矯正が適応であると言うことはありえませんね。。。
もし、抜歯矯正が必要と言うことであるならば、第一小臼歯か第二小臼歯を一般的には抜くことが多いと思います(それも診査が必要でありますが。。。)。
そしてそのスペースができたことによって、歯がきちんと並ぶことができます。
この辺りの診査診断も、矯正専門の先生がいる歯科医院で診てもらうことが必要なんではないかと思います。
当院には月に1~2回、矯正専門の先生が歯並び相談や矯正処置を行いに来てくれています。
その先生は長谷川先生と言って、優しい女性の先生で25年以上のキャリアがあります。
矯正というと、大人になってからではできないのではないかと思われている方も多いようですが、そんなことはありません。
実際に、当院で矯正処置を受けられている患者さんの中には60代の人もいますよ。
料金や期間やどのような処置になるかが心配だという方もいますよね。
もちろん矯正処置は、保険が利かないので自由診療となりますが、それも口の中を診せてもらってから、矯正の先生が説明してくれますので、それから矯正をやるかやらないか考えていただいても遅くはないですよ。
結構多くの人が、歯並びの悪さを気にしていながら、そのままにしている方が多く見られます。
歯並びが悪くて起こりえる問題は、虫歯や歯周病も、そうですが顔貌の審美性も大切です。
歯科矯正は顔や容姿の審美性をアップさせるためのものでもありますから、自分に自信を持たれて、今後の自分の生活を向上されたら良いと思います。
是非、考えてみて下さい。
※次回、矯正専門の先生が来られるのは9月6日(木)、11日(火)の夕方です。矯正相談料は3000円(税抜き)となります。
2018/09/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
突然ですが、今、上の歯と下の歯はくっついていますか?
唇を閉じているときは、上下の歯は接触しているのでは?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、実は通常、上下の歯の接触はなく1~3㎜程度、隙間が空いています。
上下の歯が接触するのは、食事中や会話中の瞬間的なもので一日のうちでたったの17分ほどと言われています。
しかし、常に上下の歯を接触させてしまう癖のある方がいます。
常に上下の歯が接触していると、歯のすり減り破折、また顎関節や筋肉に負担がかかり、痛みや開口が上手くいかなくなるなどといった症状が起こる原因になります。
そして頭痛や肩こりなどの全身症状が出てくることもあります。
これは無意識のうちに行ってしまう癖であるため、まずご自身で気づくことが大切になります。
また、上下の歯がくっついていると思ったら、離してあげる癖をつけてあげましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
何もしていないとき、お口の中では上下の歯は接触していません。
唇を閉じていても上下の歯は通常は触ってはいないのです。
本来上下の歯は、会話、食物の咀嚼、 食物の嚥下という動作をする際に瞬間的に触るだけです。
ですから接触時間を累計で考えたとしても1日あたり平均17.5分と言われています。
ところが、何か作業をしているときや、集中しているときなど、上下の歯を接触させたままにしている人がいます。
強く噛んでいなくても上下を軽く接触させただけで口を閉じる筋肉は働いてしまいます。
接触時間が長時間になれば筋肉は疲労してきま す。
また、口を閉じる筋肉が働くと、顎関節は押えつけられることになるため、長時間になると関節への血の巡りが悪くなり、足がしびれたときと同じように、感覚が敏感になって痛みを感じやすくなってしまいます。
この不必要な上下の歯の接触癖をTCH(歯列接触癖,Tooth Contacting Habit)と名付けられました。
TCHは顎関節症だけでなく、頭痛や首の痛み、肩こり、腰痛、膝の痛み等を出したり、緊張した筋肉が神経を圧迫するため、めまいや視力低下も引き起こすことがあります。
これは、歯列接触癖が続くとお口の周囲の筋肉だけではなく、全身の筋肉にも疲労がたまるからです。
TCH(歯列接触癖)の治し方としては、
1.認識すること
2.行動すること
3.継続すること
の3つです。
まずは、何もしていない時に歯が接触していないか気にしてみてください。
次に、目につくところに『貼り紙』をします。それには「歯を離す」と書いて下さい。
そして、貼り紙を見なくても軽く歯が接触している事で筋肉の疲労感を気づくようになれば、繰り返しているうちに無意識に歯の接触を回避できるようになります。