2020/11/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯の表面には、ペリクルと言う薄い膜が歯を覆っています。
ペリクルが酸から歯を守っていたり、歯の表面の乾燥を防ぐ働きがあります。
しかし、ペリクルが歯の表面にできることで、虫歯の菌がつきやすくなります。
虫歯菌がお口の中にいることで、食事をしたときの糖を分解して歯垢(プラーク)をつくります。
歯磨きをしないと歯の表面がヌルヌルしたものが歯垢です。
歯垢を放置しておくと酸をつくり歯の表面を脱灰させます。
脱灰しても再石灰化が出来ると治療はせず様子観察でも大丈夫ですが、脱灰の量が多いと歯の表面にくぼみが出来て虫歯となり治療が必要となります。
歯垢の放置をしないように定期的に細かい所までのケアが必要になります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯垢(プラーク)の付着が虫歯を起こす元凶なのは、言うまでもないです。
この細菌の塊が、酸を発生し歯を脱灰していくのですね。
そして、そこにばい菌の温床ができて虫歯となる。。。
これを虫歯として判定されてしまうと、なにかしらの処置が必要となります。
できるだけそうなる前に、定期健診に来ていただき歯科衛生士によるプラークの徹底的な除去と歯磨き指導を受けられることをお勧めいたします。
2020/11/13
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
日本の死因上位である肺炎。
その原因菌として取り上げられているのが歯周病菌であり、歯周病と誤嚥性肺炎は密接に関連しています。
そもそも誤嚥性肺炎とは、食べ物や異物を誤って気管や肺に飲み込んでしまうことで発症する肺炎です。
肺や気管は、咳をすることで異物が入らないように守ることができますが、高齢になるとこれらの機能が衰えるため食べ物などと一緒にお口の中の細菌を飲み込み、その際にむせたりすると細菌が気管から肺の中へ入ることがあります。
その結果、免疫力の衰えた高齢者では誤嚥性肺炎を発症してしまうのです。
特に脳血管障害のある高齢者に多くみられ、70歳以上の肺炎の約80%が誤嚥性肺炎といわれています。
誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは、歯周病菌であると言われており、これらの予防には歯周病のコントロールが必須になります。
お口の中の健康を守ることで全身の健康を守ることにも繋がるのです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
ある介護施設の調査で、口腔内が清潔になることで誤嚥性肺炎は確実に減ることが示唆されています。
お口の健康を保つことは全身の健康に繋がるわけですね。
そのためにも、お口のケアは欠かさずに行っていきましょうね。
2020/11/12
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
治療で歯を削ったり、入れ歯の調整、銀歯の調整をする際、歯の削りかす、金属片、血液、細菌など目に見えない細かい粉じんがたくさん飛び散ります。
当院ではこうした粉じんが飛び広がってしまわないよう、すべての診療台に口腔外バキュームを設置しています。
口腔外バキュームは強力な吸引力で治療時に発生する細かい粉じんを吸い取り、快適でクリーンな診療室を目指しています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では、滅菌・消毒の概念から徹底的にこれを行うことを以前から考えていました。
今年になって、移転に伴い口腔外バキュームも全台に設置し、飛沫感染予防もしっかり行っております。
また、天井には大型の空気清浄機のメディカルライトエアーという新潟市の歯科医院では恐らく初となる機械も導入しております。
これからも、さらにクリーンな診療室を目指して頑張っていく所存です。
2020/11/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
唾液検査では、虫歯のなりやすさや、歯周病のリスク、口臭の有無などが数値化されご自身のお口の中の健康状態が分かるようになります。
これらが分かることでご自身にあったセルフケアができると思います。
お口の健康を保つには、歯医者での定期検診とご自身でのセルフケアも必要になってきます。
ですので、唾液検査をしてご自身にあった歯ブラシや歯磨き粉を見つけ、お口の健康状態を保ちましょう。
(りんご歯科医院 歯科助手 M.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
唾液検査は当院では頻繁に行っています。
これを行うことにより、虫歯や歯周病のリスクが明確化され、日々のケアに役立たせることができます。
例えば虫歯のリスクが高ければそれに対する歯磨き剤を提示することができますし、歯周病リスクが高ければそれに対する歯磨剤を提示することができます。
これを知ることで、今後のケアはかなりやりやすくなると思いますし、再発リスクを抑えることも可能ですね。
是非、考えていただけたらと思います。
☆唾液検査は3000円(税込み)です。
2020/11/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
治療した歯は再発のリスクが高く重症化しやすいです。そして、再発し治療を繰り返すうちに歯の喪失を招いてしまいます。
病気になり、治療が必要とならないよう予防を目的とした治療(メンテナンス)が大切です。
メンテナンスは、健康な歯を維持し一本でも多くの歯を残す為に、歯磨き指導やクリーニング、検査などを行っていきます。
正しい歯磨きを行い、いつまでも健康な歯を維持する為にも定期的な健診をおすすめします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
定期健診を行うことで早い段階で、疾患を見つけられれば重篤化を防ぐことができます。
虫歯がひどくなったり歯周病が急性化すると本当に強い痛みのため、大変になりますよ。
そうならないためには、せめて3ヶ月に1回はお口の中を拝見させていただき、クリーニングと歯石除去をすることが大切です。
また、もし、磨きにくい所に汚れがあるようならばその旨を歯科衛生士が指摘をし、指導してくれます。
それを日常の歯磨きに生かしてもらえれば、また予防に繋がります。
一緒に頑張りましょう。