医院ブログ

　長い期間、歯を抜けたままの状態にしておくと「嚙む機能が」にも影響がでます。

左右どちらかの歯がなくなるとバランスを失って歯のない方の筋肉は痩せていきます。

そのため、見た目のバランスも悪くなっていきます。

　先日、入れ歯が割れてしまったが、ご本人は体が不自由で要介護状態のために歯科医院に通うことが難しいので、入れ歯のみ持って行くから全く同じものを作ってほしいという内容のお電話を受けました。

しかし、入れ歯を作るにあたってご本人のお口の状態を診させていただきたいことと、訪問診療をしているということを伝えたところ、歯医者の先生が往診していることにとても驚かれ、是非、お願いしたいとのことでした。

このように訪問診療の存在を知らない方もまだまだ多いのではないでしょうか。。。

　先日来られた患者さん、ご家族の方が歯磨きに時間をかけて頑張っているようなのですが、音がよく聞こえるくらい、ガシガシ磨いているとのことでした。

毎食後、歯磨きをされることは良いことだとは思いますが、あまり力強く磨いてしまうと歯を削ってしまう恐れがあるため、注意して下さいね。

歯を磨く際は、歯と歯茎の境目に歯ブラシを当て毛先が広がらない程度の圧力で、小刻みに動かして下さい。

　子供の頃から、歯医者に行ったことがないという方、痛いところがないから歯医者に行かないという方。

是非一度、今のお口の状況を知る意味でも健診を受けてみて下さい。

歯ブラシの持ち方や、歯を磨くやり方、もっといいやり方があるかもしれません。

　歯周病により歯を支えている骨が溶けていき、グラついているような方が夜間、就寝時に無意識の中で歯ぎしりをしていると、何十キロという力で歯が揺さぶられるので、歯周病の進行を進めてしまいます。