2018/05/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初診カウンセリングで最近、特によく聞くことが「入れ歯(義歯)を作りたい。」と言う内容のモノです。
当院の院長は、入れ歯を大学でも専門とされていましたので、院長ブログでも良く入れ歯の内容を取り上げられています。
実際、ホームページを見ていらした患者さんも多く、院長も入れ歯に携われることがとても嬉しそうです。
自分には、どんな入れ歯が合うのだろうか?
そもそもどんな入れ歯があるのだろうか?
入れ歯以外で、何とかならないのだろうか?
そういった質問にも、説明をいたしますので、気になる方やご興味のある方は是非、ご相談に来られて下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
僕は、入れ歯治療が大好きで、得意としています。
大学病院勤務時代から、入れ歯診療をして25年目になります。
今までいろいろな入れ歯を製作し、患者さんの口腔内にセットしてきました。
これまで、入れ歯治療を続けてきて思うことですが、最近は審美的な要求が多くあり、入れ歯のバネを何とか見えないようにしてほしいという相談が多いですね。。。
通常の保険診療内の入れ歯では部分入れ歯である以上、残存している歯に金属のバネ(クラスプ)を付けるのが必然なのですが、そのバネが見えるのが嫌だとよく言われます。
自由診療であれば、そのような方にはノンクラスプ入れ歯を薦めることがありますよ。
この入れ歯は金属のバネの代わりに、ピンク色の床部分を残存歯の歯間部分まで延ばします。
そのピンク色の床は特殊なレジン(プラスチック)で作られているため、保険診療で使用される材料に比べて、柔らかくて弾力性があります。
でも、残存歯が歯周病などで痛んでないことが必要ですから、全ての人にこの入れ歯が最適だというわけではありません。
そのようなことで作る審美性を追求した入れ歯が最近は多くなったような気がいたします。
それ以外にも、マグネットを使用した磁性アタッチメント入れ歯なども手がけていますよ。
これは、歯の根っこだけが残存しているような方にはかなり有効で、その歯に根の治療を施し、その上に金属の根面板を置きます。
そしてその上に、乗っかる入れ歯に磁石を植え込みその、根面板上に磁力が発生するようにするわけです。
これも、金属のバネを使用することがないため、かなり審美的な入れ歯になりますよ。
もし、そのようなことでお悩みならば、ご相談させていただけたら幸いです。
口腔内をしっかり診査させていただいて、どのような入れ歯が最適かをご理解していただけたらと思います。
2018/05/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
気がつかないうちに進行している歯周病。
自分では歯周病と思っていない方が多いです。
ですが、成人の約80%は程度の差こそあれ、歯周病と言われています。
皆さんは、歯周病がどんな病気かご存じですか?
歯茎からの出血や、ものが挟まりやすくなったなど、感じたことはありませんか?
心当たりがある方は注意が必要です。
歯周病になってしまうと、治すことは難しいです。
進行しないようにすることが、大切です。
進行しないようにするには、毎日の歯磨き、ホームケアが大切です。
いつも同じ磨き方でいると、磨けていないところがあったりします。
是非、歯科医院で定期的に健診をしてもらい、歯磨きの点検をしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
上記ブログにも書いてありますが、日本人の成人の8割は歯周病に罹患しているそうです。
決して珍しい病気ではないのですね。
この病気の特徴は基本的に痛みがなく緩慢に進行します。
初期症状としては歯茎からの出血であったり、歯肉の腫れ等です。
そしてしばらく放置していると、歯茎が下がってしまい歯が揺れる等のことが起こります。
そのような状態で、体調が悪くなったり、疲れが溜まったりして歯茎が歯周病の急性症状により痛みを伴ったりします。
こうなってからの治療となると、抜歯も視野に入れなければなりません。。。
今や、歯を抜かなければならない状況としては虫歯よりも歯周病で抜歯をすることが多い時代です。
まして、1本だけの歯周病というのはちょっと考えにくく、他の部位にも恐らく蔓延しているかと思います。
そうなると、ドミノ倒し的に他の歯も抜歯をしなければならない状況というのが出る可能性があります。
それを根本的に食い止める特効薬はなく、あくまで進行を抑えるような処置が一般的です。
それを食い止めるためには日常の歯磨きが第一ですし、そして定期的に歯科医院で確認していただき、歯ブラシでは取れないような所の汚れ、つまりは歯周ポケット内の洗浄や歯石取り、クリーニングを行ってもらうのが本当に大切です。
当院では、患者さんに3ヶ月に1回の定期健診をお薦めしています(歯周病の状況が良くない人は1月に1回の方もいます。)。
きちんとこれを行うことによって、ほとんどの方は抜歯を避けることが可能です。
失った歯は取り戻すことは出来ませんが、それ以上、歯をなくさないようにすることは可能なことが多いです。
できるだけ、歯を残すように一緒に努力していきましょう。
2018/05/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院に来られている患者さんにも「ホームホワイトニング」に興味がある、実際にしてみたいという方はとても多いです。
そんな大人気のホームホワイトニングですが、効果は永遠ではありません。
白くなった歯も日常生活の中で少しずつ着色していくことは避けられません。
ホワイトニング効果を少しでも持続させるためには、毎日の歯磨きと定期的なメンテナンスが必要です。
定期健診は虫歯、歯周病の予防にも繋がりますので、お口の健康を守るためにもお勧めです。
白い歯を手に入れたら、次は効果を持続させられるように頑張りましょう。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
ホワイトニングとは、ホワイトニング剤を歯の表面に塗って、色素を落としたり、歯の中にある色素を分解して歯を明るくし、歯を白くすることを言います。
ホワイトニングというと、かつては歯を削ってセラミックを被せたり、差し歯にすることでしか歯を白くできなかったのですが、ホワイトニングの技術で自分の歯を白くすることが可能になりました。
ホワイトニングには、大きく分けると「ホームホワイトニング」と「オフィスホワイトニング」の2つの方法があります。
オフィスホワイトニングは歯科医院で歯科医師の管理下の元行う方法で通院型のホワイトニングのことを言います。
1回~数回の通院が必要です。
やり方としては、一般的に歯の表面に薬剤を塗り、光を当てることによって薬剤が活性化し歯を白くします。
薬剤の種類や効果によって費用が大きく違い、歯科医院さんによっても違いますが数千円~数万円という費用がかかります。
また、歯の本数で金額が設定されている歯科医院もありますし、上・下の歯とブロックで金額が設定されている所もあります。
オフィスホワイトニングは、短期間で効果を得たい場合におすすめですが、その代わり後戻り(色の戻り)が起きやすいとされています。
でも、これはご自分でホワイトニングをされるのが面倒くさい、早く白くしたいという方にはお勧めの方法です。
ホームホワイトニングとは自宅で行う方法で、マウスピースに専用の薬剤を入れて使用します。
歯科医院で歯型を取ってマウスピースを作り、専用の薬剤も処方されます。
自由診療となり、費用は数万円でその後、薬剤を必要に応じて追加購入していきます。
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングのように1~数回で効果は見られませんが、2~3週間程で効果が得られると思います。
効果が出るのは緩慢で、時間はかかりますが歯を痛めることは少なく、後戻りもオフィスホワイトニングよりも少ないとされていますよ。
当院ではホームホワイトニングのみを行っていますが、ご興味のある方はご相談下さい。
2018/05/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
親知らずが生えている方で、上手くブラッシングが出来ずに虫歯になってしまったり、歯肉に炎症が起きてしまう方は少なくありません。
もし、斜めに親知らずが生えてしまったり、ブラッシングがなかなか難しい場合は、抜歯した方が良いです。
ですが、抜歯というと怖いイメージをしてしまう方も多いです。
当院では、麻酔の際にできる限り痛くないよう表面麻酔から行いますし、笑気鎮静法といってリラックスした状態で治療を行えるモノもあります。
笑気鎮静法ってどんなモノだろう。。。
抜歯ってどんな感じだろう。。。と思う方、お気軽にスタッフにお尋ね下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
抜歯は、からだの一部を傷つけることですから、当院では慎重に行うようにしております。
できれば、歯は保存すべきかと思いますが、親知らずの深い虫歯や親知らずに限局した歯周炎のようなケース(智歯周囲炎)の場合は、ファーストチョイスは抜歯になると思います。
その際には、心身ともに良好な状態のときに受けてください。
睡眠不足や疲れ、熱がある、のどが痛い、生理中といった場合は避けるべきです。
1日の仕事が終わった夕方から夜にかけての抜歯は、ちょっと危険です。
また、心臓病、高血圧、糖尿病、肝臓病、腎臓病(じんぞうびょう)などの基礎疾患があり、抗凝固薬(こうぎょうこやく)、降圧薬、ステロイドなどを投与されていたり、腎臓病で人工透析(じんこうとうせき)を受けている人などは、前もって歯科医師に申し出てください。
当院では患者さんが希望しても、基本的に初診時には抜歯しないのを原則としています。
なぜなら初診時は、患者さんには不安感があり、歯科医師のほうは患者さんの背景を十分理解する時間がないからです。
抜歯には局所麻酔が必要です。
現在、歯科で広く使われている麻酔薬の塩酸リドカインは、薬物アレルギーをおこしにくい、安全性の高い薬剤です。
しかし、まれに薬物アレルギーを起こすこともあるので、過去に過敏症状をおこした経験のある人は、事前に歯科医師にその旨を申し出てください。
親しらず(智歯)などの埋伏歯(骨の中に埋まっている歯)の抜歯は、かなりたいへんな手術で、ふつうの抜歯とは別の手術と考えたほうがよいです。
粘膜(ねんまく)を切開し、骨を露出させて穴を開け、中にある埋伏歯を取り出せるようにいくつかに分割します。
個人差にもよりますが、当然、施術時間も長くかかり、手術後の痛みや腫(は)れも避けられません。
解剖学的に親知らずの根尖と太い神経や血管の位置が重なっている可能性がある場合は、大学病院の口腔外科に紹介させていただくこともあります。
2018/05/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
初期虫歯(ホワイトスポット)をご存じですか?
歯のミネラル分が溶け出し、光沢を失い、歯が濁り始めたような状態を言います。
ホワイトスポットには2種類あり、1つはエナメル質形成不全により元々白濁しているもの、もう1つは先ほどお話しした初期虫歯です。
この初期虫歯は歯にミネラル分を戻してあげることによって、透明感のある健康な状態の歯に戻すことが可能になってきます。
そのため虫歯予防効果のある歯磨き剤を使用して歯磨きをしてくださいね。
そして口をゆすぐのは1回ほどにしてもらうと、歯磨き剤に含まれているフッ素などの歯に良い成分がお口の中に長くとどまり、より虫歯になりにくくなるので是非、試してみて下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
初期虫歯であれば、再石灰化によって修復することができるとされています。
実際に、当院でも初期虫歯によるホワイトスポットの状態では、治療をせずにブラッシング指導と定期健診で確認していくことがほとんどであります。
まずは丁寧に歯垢を落とすことに加えて、その再石灰化を促進する「フッ素ケア」がとても大切だと思います。
大切なのはフッ素のチカラだといえます。
フッ素は、虫歯予防に関する様々な働きをしてくれます。
フッ素配合ハミガキ剤を継続的に使用して、虫歯を予防することが大切です。
フッ素は酸の産生を抑制し、歯磨きで落としきれなかった歯垢(プラーク)が作るむし歯の原因菌の働きを弱め、歯垢(プラーク)が作る酸の量を抑えます。
フッ素は再石灰化の促進し、歯から溶け出したカルシウムやリンの再石灰化を促進させます。
フッ素は歯質を強化し、歯の表面を酸にとけにくい性質に修復します。
特に乳歯や生えたての歯はエナメル質が軟らかいので、フッ素配合のハミガキ剤を使い、歯質強化に努めましょう。
また、当院では近年発売された歯磨き剤でフッ素が1450ppm(欧米では以前から、この濃度が一般的でした。)含有のものも取り扱っております。
このような歯磨き剤を使って適切なブラッシング方法を身につけていただいて、虫歯の予防と初期虫歯の治療に励みましょうね。