2018/07/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、どんな歯茎をしていますか?
自分の歯茎をしっかりと見たことはありますか?
ちょっと赤い歯茎をしている方、歯と歯の間に隙間がある方、いろいろあるかと思います。
健康な歯茎は、薄いピンク色をしていてデンタルフロスや歯間ブラシを使用しても出血しません。
歯と歯の間が丸みのない三角形の形をして張りがあります。
そしてミカンの皮のようなスティップリングという小孔が見られます。
時々、自分の歯茎がどのようになっているか鏡を見て確認することをお勧めいたします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
健康な歯茎というのはいくつかの条件があります。
1.ピンク色できれいなこと
健康な歯茎はきれいなピンク色の歯茎をしています。
歯周病や歯肉炎になると歯茎が腫れ赤色や赤黒くなりますし、たばこを吸っている方はニコチンによってメラニン色素が沈着しやすく歯茎が黒くなってきます。
2.デンタルフロスや歯間ブラシで出血しないこと
デンタルフロスや歯間ブラシを使った時に出血しない歯茎は健康な歯茎です。
出血する歯茎は、歯と歯の間に細菌が溜まって歯茎が腫れている状態といえます。
3.膿や口臭のないこと
歯周病になると歯と歯茎の境目から膿が出たり、口臭がします。
歯周ポケットが深くなると、歯茎の中に歯垢や歯石が溜まり不潔となるため膿や口臭の原因となります。
もし、何らかの異常が見られた場合は、早めにかかりつけの歯科医院で相談しましょうね。
2018/07/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
被せ物・詰め物・入れ歯の型取りをした後、「どうして次の予約まで期間が開いてしまうのか?」と疑問に思ったことはありませんか?
なぜかというと、型取りをして模型になった段階で歯科医院とは別の歯科技工所に製作をお願いしているからなのです。
また、物によってはさらに外注に出すという工程を踏まなければならないケースもあります。
これらは全て、オーダーメイドになります。
いくつもの工程を経て、一人一人にあった物を作っていただいてますので、ご理解の程、よろしくお願いいたしおます。
(りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)
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被せ物や、入れ歯等は基本的に型取りが必要な処置です。
型取りのことを印象採得と言いますが、この後は石膏の注入操作が必ず必要になります。
その石膏が固まって印象面から石膏を取り外し、トリミングをして石膏模型を作るのですね。
入れ歯と被せ物についても、その後の模型製作の仕方は変わります。
その後、様々な工程を経ていわゆる補綴物という物が作られていくのですね。
最近では、光学印象と言って口腔内にスキャナーで歯を削った後の、画像を取り込みコンピュータ上でデザインし、製作される被せ物も存在します。
これだと時間も日数も大幅に短縮できますが、まだ一般的な物とは言えないようです。
特に保険内で作られるブリッジや銀歯の被せ物は、歯科技工士によるワックスアップや鋳造操作、入れ歯であれば人工歯排列や歯肉形成、重合操作などが必要です。
歯科技工士さんの中には、もの凄く咬合に詳しく、それを再現するテクニックを持っている人もいます。
でも、それを人の手で再現するのはやはり大変な時間がかかるのは事実です。
そのため、当院では1週間から10日間くらいの間隔をいただいていますよ。
中には、セットを急ぎたいという人もいますが焦って作っても良いものはできません。
それなりのお時間はいただきたく思います。
2018/07/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
突然ですが、問題です。
「世界で一番かかる人が多い病気はなんだか知っていますか?」
答えは「歯周病」です。
世界で一番患者が多い病気としてギネスブックに載っています。
日本では成人の80%がかかっていると言われています。
また歯周病は歯を失う原因のナンバーワンですが、それを意識している人は少ないようです。
歯周病や虫歯を予防するために、当院では3ヶ月に1回の定期健診をお薦めしています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯茎から出血があったり、歯がグラつく、口臭があるなどが歯周病の症状です。
しかし、どのくらい歯周病が進行しているか把握している人は少ないです。
初期症状は気づきにくく、わかっていても軽く考えてしまい、自覚症状が出て歯科を受診した時には、かなり進行しているケースを多く見かけます。また、全身の健康に与える影響も大きいことがわかってきました。
歯周病などの口腔内疾患が全身に及ぼす影響は、誤嚥性肺炎、糖尿病、心内膜炎、動脈疾患、早産・低体重児出産などです。
一般的には、歯周病を含む生活習慣病は慢性疾患であり、健康寿命を縮める最大の原因と言われています。
歯周病を初めとする歯科疾患は、適切な予防により進行を抑え、病状を改善することが可能です。最も良い予防方法は、まず、かかりつけの歯科医院を受診してみることです。
そこで、精密な検査と専門家による予防処置を受け、セルフケアの方法を学び、日常生活のアドバイスを受けることにより、あなたのお口の健康度は飛躍的に高まります。
歯周病tと聞くと、歯石取りというイメージですが、それは正解ではありません。
歯石の表面についたバイオフィルム内に生息する細菌が口腔炎症を生み出しているのですね。
治療の際は、まずは歯肉縁上歯石を除去し表面についたバイオフィルムを取りのぞきます。
スケーリング後は殺菌水を使って口腔内を洗浄するのが効果的です。
歯周病菌は口腔内を移動し炎症を引き起こすため、できるだけ短期間で治療を受けることが大切です。
完全な根本治療は難しく、コントロールが必要な慢性疾患ですから、症状が落ち着いたとしても日常の適切なブラッシングと歯科医院での定期的な健診とクリーニングは絶対必要です。
患者さんにとってホームケアとしての効果が高く、バイオフィルムに働きかけるPOICウオーター(POIC研究会発行 当院でも取り扱っております。)も併用していただくと、ブラッシングにも効果が出ます。
日本では歯周病予防への意識が低いのが現状ですが、将来歯を失わないためにも定期検診で予防に努めることをお勧めいたします。
2018/07/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
デンタルフロスを使っていて、歯間部でデンタルフロスが引っかかる感じがしたことはありませんか?
実はそれ、虫歯かもしれません。
歯と歯の間に虫歯ができてしまう方は多いですが、なかなか見た目では解りません。
そのため、痛みが出てから歯科医院に行くなんて事も多いと思います。
しかしデンタルフロスのっしようじの引っかかりなどの違和感で虫歯が早期に発見できれば、痛みのない段階で早期に治療ができます。
デンタルフロスを使うことにはこういったメリットもあるので、是非、毎日のブラッシングに取り入れて下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
デンタルフロスは、細い繊維(フィラメント)を束ねて糸状にしたものです。
歯ブラシではどうしてもこの歯間部の汚れは取りきれません。
デンタルフロスは歯と歯の間の狭い隙間に通して、歯ブラシでは落としきれない歯垢をかき出すことができます。
歯ブラシに加えてデンタルフロスを使うメリットは、4つ程あります。
1. 歯と歯の間の歯垢除去効果がアップ
歯と歯の間はハブラシの毛先が届きにくいため歯垢が残りやすい場所です。
でも、、ハブラシとデンタルフロスを併用することで、歯と歯の間の歯垢を落とす効果は大幅にアップします。
ハブラシとデンタルフロスを併せて使うことで歯と歯の間の歯垢除去率が1.5倍にアップしたという報告もあります。
2. むし歯や歯周病の予防になる
歯垢はむし歯や歯周病の原因になります。
その歯垢をよりキレイに落とせるということは、虫歯や歯周病の予防につながります。
3. 口臭の予防や改善につながる
口臭も、食べかすや歯垢などの汚れが原因になります。
毎日のフロッシングで歯垢をしっかり取り除くことで、口臭を予防したり、改善したりできます。
4. むし歯や歯周病、詰めものなどの不具合を早期発見できる
デンタルフロスを使っていて、「いつも同じ場所で引っかかる」、「フロスが切れてしまう」などがある場合は、むし歯ができている、もしくは詰めものや、かぶせものに不具合がある可能性があります。
また、デンタルフロスを使うと歯茎から血が出る場合は、歯周病の疑いがありますね。
もし、そのようなことがあるようならば、まずは歯科医院で診てもらうようにしましょう。
2018/07/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
夜間寝ている間などで、自分の知らないうちに歯ぎしり、喰いしばりをしている方は多いです。
そういう方のお口の中を見てみると、ほっぺたの内側に圧痕といって歯型の跡があったり、歯の噛み合わせの部分が削れていたり、顎が痛かったりと何らかの症状が現れてきます。
この状態を放置してしまうと、歯に負担がかかり大切な歯を失ってしまう原因となってしまいます。
歯ぎしりや喰いしばりを根本的に直すことは難しいといわれていますが、夜間にマウスピースをはめてもらうだけで歯ぎしりや、喰いしばりなどで歯にかかる負担を減らすことができ、歯をすり減らすこともなくなるので、少しでも長くご自分の歯を健康的に使っていただけると思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
就寝時の歯ぎしりは歯や顎に強い力がかかり、体にも悪影響を与える場合があります。
歯がすり減って歯がしみたり、歯を支える骨が痩せて歯周病が悪化したり、歯そのものを割ってしまい治療が必要なケースもあります。
どのような場合に治療が必要なのかと言うと、舌で触れると歯がすり減っていると感じられる方や頬の筋肉がだるいと自覚する方、しょっちゅう詰め物や被せ物が外れる方、知覚過敏症で歯がしみるという方は要注意です。
また、歯ぎしりが肩こりや頭痛の原因になることがあり、こうした症状がある人も受診を考えた方がいいと言えます。
治療法としては、マウスピース(ナイトガード)といわれる医療器具を使います。
型を取らせていただき模型を起こして、患者さんの歯並びに合わせて作り、寝る時に着けるとプラスチック製の器具が歯のすり減りを防いでくれます。
また、歯ぎしりが原因で、頬の筋肉がだるい場合は、人差し指などで優しく揉むマッサージが有効です。
温かいと筋肉もほぐれやすいので、お風呂の中でマッサージするのもお薦めです。
歯ぎしりと言うと、ギリギリと音が出ることを想像してしまいますが、音がしないタイプの「喰いしばり」もあります。
歯ぎしりは、単に周りの人がうるさいというだけでなく、本人の体にも大きな負担が掛かっています。
マウスピース(ナイトガード)治療には保険診療が適用されるので、まずは歯科医院でご相談ください。