2018/06/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは、歯に色が付きやすい食べ物をご存じですか?
カレー、赤ワイン、コーヒーなどの代表格はご存じだと思います。
これらの食品は炭酸飲料や、アルコール、レモンなどの酸度の高いモノと一緒に摂取するとさらに着色を促してしまう可能性が高いです。
それは炭酸飲料などの酸の力で歯の表面が溶け、この荒れた歯の表面にカレーなどの着色を起こしやすいモノが付いてしまうとさらに色素が残りやすくなるからです。
さらにお口の中が乾いたままだと着色しやすいので食べる前に水でお口を潤し、食べた後も水で口をゆすぐことで着色しにくくなります。
コーヒーやお茶などはストローで飲むなど工夫することによって、少しでも着色を防げるので気になる方はやってみて下さいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
着色(ステイン)は、食物中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質を覆っているペリクルというタンパク質が結びついたものです。
一度ついてしまったステインは、水で口をすすぐ程度では簡単には落ちません。
また、食品に含まれるポリフェノール類や、たばこのヤニ等は、直接歯に染みついて頑固なステインとなります。
ポリフェノールを多く含む食品は、特にステインが付着しやすいため、十分なケアが必要です。
ステインは長い年月の間に蓄積されるため、毎日のホームケアで蓄積させないようにすることが必要です。
実際には、「歯みがきにより直接ステインを取り除く」「ステインの元を洗い流し付着を防止する」を日々行うことが大切です。
ただ、これをやっていても歯と歯の間に入り込んだステインは完全には取り除けないのが現実です。
当院ではハンディジェットという、歯面清掃をする機械などを用いて歯と歯の間などに付いたステインを取っています。
ご興味のある方は、ご相談下さい。
2018/06/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
皆さんは歯石取りをされたことはありますか?
歯石とは、プラークが石灰化し、石のように硬くなったモノです。
歯石の表面はザラザラ、凸凹しているため、プラークが付着しやすくなります。
そして歯肉の近く、あるいは歯肉と歯の境目の歯肉溝の中に歯石ができて、プラークが付着し虫歯や歯周病の原因となります。
プラークはご自身で歯ブラシにより取り除くことができますが、歯石になってしまうと歯ブラシでは取ることができないので、歯科医院で専用の機械で除去してあげることが必要になります。
そして歯石を取ることによって、歯の表面が滑沢になり歯磨きがしやすくなります。
多量の歯石は一度で完全に取り除くことは、かなり困難ですし、取り切ったとしても、また付いてきますので定期的に歯石取りをさせていただけたらと思います。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石とは歯垢が硬くなったものです。
歯みがきでみがき残した歯垢が、唾液の中のミネラルと結合して、硬くなって出来ます。
歯についた歯垢は、短期間で歯石になります。
歯と歯ぐきの境い目や歯と歯の間にできた、それこそ石のように硬い歯石は、歯ブラシでこすっても取り除くことができません。
歯石はとても硬く、いったんついてしまった歯石は簡単には取ることが出来ません。
日常の歯みがきでは完全に歯垢を除去することは困難なため、一生懸命に歯磨きをがんばっても、歯石は少しずつついてきます。
放置すると歯石はどんどん硬く、そして増え続けます。
歯石の表面は凸凹しているために、歯垢がつきやすく、細菌の温床になるばかりでなく歯肉を刺激して歯周病の原因となったり、歯周病を悪化させます。
歯石を放置することは、歯周病には致命的です。
是非、気になる方は歯科医院で定期的に歯石の除去をお勧めいたします。
気になる方は、かかりつけの歯科医院にご相談下さい。
2018/06/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では6月4日(月)から1週間ほど、口腔衛生週間として院内イベントを行います。
そのイベント内容としては、ムシバの日にちなんで歯に関するクイズを3問解いていただきます。
どれも難しい問題ではないと思いますが。。。
でも、どうでしょう?最後の問題はちょっと難しいかな。。。
クイズに参加していただいた人には、ささやかながら参加賞をお渡しいたしますし、全問正解の方には、院長お勧めの歯ブラシなどのデンタルグッズを用意しました。
是非、当院にいらした際には、ご参加していただけたら幸いです。
今後も、このようなイベントを当院では担当者を決めて行う予定です(イベント担当者は、歯科衛生士のマッちゃんですね)。
次のイベントも、楽しみにしていてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院では6月4日のムシバの日に合わせて、ちょっとしたイベントを行うようにしています。
このイベントは、今年で3年目になりますかね。
このイベントをするのは、歯に少しでも興味を持ってほしいという気持ちからです。
なかなか歯に関心を持つというのは、歯に痛みがあるや、歯茎が腫れているという時しかないですよね。
ほとんどの方は、きっとそうなんだと思います。
本来、歯の疾患は、気をつけて予防に励めば大がかりな処置はあまりいらないはずなんですよね。
まして、歯を失うようなことはないと言っても良いはずです。
でも、実際はかなり多くの方が歯を失ってしまっているという事実。。。
でも、このことを堅苦しくいろいろ言っても、想いはほとんど伝わっていませんね。
ほとんどの方は、治療が終わると定期健診に罹らなくなってしまいますから。。。
そして痛みが出始めてから、また来院することになり、その治療で長く罹ってしまうという悪循環がほとんどです。
今一度、全身の健康は、お口の健康からと言うことを認識していただき、日常のブラッシングと定期健診のあり方を考えていただけたらと思います。
ぜひ、この機会にクイズに参加していただき、歯に関する簡単な問題に挑戦していただき、景品をゲットしてくださいね。
2018/06/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では、歯を白くしたいという希望で来られた方には、ホームホワイトニングをお勧めしています。
ホームホワイトニングのやる前に、歯茎や虫歯の点検をさせていただき、特に問題がないという状態であれば、歯のクリーニングをいたします。
このクリーニングは歯の着色取りです。
実際これをやることで「凄い、歯がきれいになった~。」と満足される方も中にはいます。
でも、歯の色が全体的に黄ばんでいて、ホワイトニングでないと変わらないだろうなという人にはそのことをお話しています。
ここで、やはりホームホワイトニングをやりたいと言うことであれば、上顎だけなのか、下顎だけなのか、それとも上下顎の歯を白くしたいのかを聞きます(一般的には上下顎一緒にという希望が多いですが、中には上顎だけという人もいますから。。。)。
そして、型を取ります。患者さんはチェアに座っている時間はこれで終わりです。
当院では先生が、患者さんの採得された印象面に石膏を流し模型を作ります。
その後、専用のシートをバキュームフォーマというモノを使って、模型にシートを圧接します。
そして、ハサミやバーでソノシートをトリミングして、患者さんに合わせたホワイトニング用のカスタムトレーを作るのですね。。。
そして、患者さんに再度来ていただき、トレーの適合を見て、問題なければホワイトニング用の薬剤を2週間分お渡しします。
それと、この時点の口腔内の写真を撮らせていただき、2週間後にどのくらい白くなっているかの確認をさせてもらっていますよ。
どうしても個人差はありますので、もう少し白くなりたいという希望の方はホワイトニング剤を追加したりしていますよ。
だいたい2~4週間で、満足いくようになるのではないかと思います。。。
当院で使用しているホワイトニング剤は、日本国産のGC社(株)製品のTionというモノです。
製品としても安定していますし、ホワイトニング効果もバッチリですよ。
ただ、どのホワイトニング剤を使用しても、歯がしみるという方はいます。
多分、それは知覚過敏なのですが、もし、そのようなことがあれば、対処法をお伝えしますので。
気になる方は、当院に来ていただき、是非ご相談下さい。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
2018/06/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
よく質問される事のなかに、「治療して2~3年したら、色が変わった。」と言われる方がいます。
1度虫歯になった歯の削ったところは、自分の歯と同じように治ったわけではありません。
削ったところは詰め物をしたり、被せ物をしています。
その詰め物や被せ物は人工物です。
人工物ですので、詰め物は劣化していきます(被せ物もですが。。。)。
何年かすると色は変わりますし、外れるという事はありえます(咬合の問題もありますし。。。)。
ご自分の歯でも、毎日使っているものです。
どこかが劣化していきます。
同じように進行していますが、進行状態は人工物とご自分の歯は違います。
詰め物や被せ物をした方は、特に定期健診を重要視していただき、その詰め物や被せ物の劣化の進行状態をチェックして、何かあれば早めの対応を図ることが必要と思われます。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯などの治療として、歯に詰め物をするというのはごく一般的な治療方法です。
変色の原因となるのは、治療に使用する素材です。
一般的で、保険が利く虫歯治療として使用される材料は、銀(正確には銀を含む合金)や、白い色のコンポジットレジン(僕達はCRとよく言います。)という樹脂です。
コンポジットレジンは、ふだんはペースト状だったり、粘土状の柔らかい材料です。
専用の光を当てると硬化するという性質を持っています。
このような性質を利用し、奥歯の虫歯の部分を削ったあとや歯の隙間などに詰めて形を整えることで、治療費も安く、歯の色に似せることが出来るので見た目も良いというメリットがあります。
このため、保険診療ではコンポジットレジンがよく利用されています。
コンポジットレジンはプラスチックのような樹脂ですから、天然歯ほどの強度や耐久力はありません。
このため、噛む力が強く大きな負担がかかる奥歯や、広い面積に対しては基本的には使用できないという限界があります。
そういう場合、保険診療では銀歯が使われることになります。
コンポジットレジンは、数種類の色からその方の天然の歯に一番近い色を選んで詰めていきます。
このため、口のなかで銀歯ほど目立つことはないです。
しかし、特に上の前歯のように目立つ前歯などに使った場合は、天然歯の部分とコンポジットレジンで詰めた部分の色の差が気になる場合があります。
また、コンポジットレジンというのは樹脂が主成分であるため、時間が経つと変色してしまうという問題があります。
早ければ2~3年で黄色っぽく変色し、天然歯との色の違いが目立つようになります。
また、天然の歯と詰め物のさかい目の部分に色の濃いスジのようなものが入ってしまい、違和感が強調されてしまうようなケースもみられます。
また硬い素材ではないので、詰める場所によっては、摩耗してすり減ってくる場合もあります。
詰めたコンポジットレジンが変色したり、劣化した場合は、古いコンポジットレジンを削り取って、再度詰め直しをすることがあります。
ただし、上記でお話したように、コンポジットレジンの性質上、数年後に再び劣化をしてしまうのは避けられないところです。
そのようなメリット・デメリットは知っておいた方が良いでしょう。。。
それを鑑みて詰め物にするか、被せ物にするかを決めることもありますからね。
でも、侵襲の少ない虫歯治療には一般的である材料と言えます。