2022/03/08

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯ができやすい方や、間食でおやつばかり食べてしまう方には、キシリトールのガムがお勧めです。ではなぜキシリトールが虫歯予防に効果的といわれているのでしょう。
①キシリトールは虫歯の原因にならない
キシリトールを摂取しても、お口の中の細菌は虫歯の原因となる「酸」を生産できません。さらに、歯垢(プラーク)中の酸を中和し、虫歯の進行を抑える作用を持っています。さらに、キシリトールの甘さや咀嚼することで唾液が沢山生産され、虫歯ができにくくなる効果があります。
②虫歯の発生、進行を防ぐ
キシリトールは、虫歯の大きな原因とされるミュータンス菌の活動を弱める働きがあります。また、虫歯の原因であるプラークが歯につきにくく、剥がれ落ちやすくなるだけでなく、歯の再石灰化を促して歯を強くする効果もあります。
キシリトールを摂取する際は、糖類0のシュガーレスを選ぶようにしてみてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M )
上記ブログについての院長の追加コメント
虫歯予防に良いとされるキシリトールは注目されていますね。
お子様のおやつに一工夫するのなら、キシリトール配合のものを考えていただくと良いと思います。
2022/03/07

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ホワイトニングで歯が白くなる仕組みについてお話をさせていただきます。
ホワイトニング薬の成分に採用されている過酸化尿素や過酸化水素は、着色汚れを無色透明に分解する働きがあり歯が白くなります。また、歯の中に含まれる色素も分解し〈本来の歯の色自体〉も白くする「ブリーチング効果」があります。
また、加齢とともに進む歯の変色に対しては「マスキング効果」と「ブリーチング効果」が歯を白く見せます。マスキング効果は、過酸化水素がエナメル質表層の構造を変化(角状→球状)させることで光の乱反射を起こし、エナメル質を曇りガラスのように白く見せる仕組みです。
ホワイトニングはこの複雑な仕組みで歯を白く見せます。
ホワイトニングは自分の歯を削らず白くできるので、とても人気の施術です。
しかし、まれにホワイトニングに適していない方がいらっしゃいますし、白さはある程度限界がありますので、まずはカウンセリングでお話をさせていただいてご納得いただいた上で進めていきましょうね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
当院でホワイトニングを始める人は多いですね。
方法は3種類あります。
どれが良いかは、患者さんのご希望や利点欠点がありますので、説明を聞いたうえで同意が得られたら、やるようにしていますよ。
気になる方は、ご相談くださいね。
2022/03/06

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
私達の体の中には、多くの細菌が存在します。存在する主な場所は、口、皮膚、鼻腔、胃、腸などです。
体の中の細菌は、大きく分けると善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類です。
口内フローラという言葉をご存知ですか?
お口の中は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌がバランス良く保たれています。
その細菌の集合体がお花畑のように見えることからフローラ(flora)と呼ばれています。
口内フローラのバランスが崩れると悪玉菌が増え、虫歯、歯周病、動脈硬化、心筋梗塞といった生活習慣病を引き起こす可能性があります。
口内のバランスを整えるには、毎日の歯磨きが大切です。
汚れが溜まりやすいポイントを意識して磨きましょう。
唾液の分泌量を上げて悪玉菌の繁殖を抑えましょう。
唾液には、自浄作用、抗菌作用などの働きがあります。
十分な水分補給を心がけ、お食事の際は少し歯ごたえがある物を食べたり、日常的にお口を動かす事を意識してください。
唾液腺マッサージもお勧めです。
趣味を楽しんでストレスを溜めないことも大切です。
毎日のセルフケアと、歯科医院の専門ケアの両立で口内フローラを整えましょう。
気になることがございましたら、お気軽にご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
体の中には善玉菌と悪玉菌がいますね。
お口の中もそのようになっていて、バランスが必要です。
バランスを保つために、唾液の存在が不可欠です。
唾液が出にくい場合は、唾液腺マッサージを心掛けてみると良いでしょう。
自分の唾液そのものの性質を知りたい方は、唾液腺検査がお勧めです。
気になる方は、ご相談くださいね。
2022/03/05

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
赤ちゃんの歯は、いつから磨けば良いかご存知ですか?
赤ちゃんは5~6ヶ月で最初の歯が生え始めます。歯磨きはその頃からスタートします。
ガーゼで歯を拭くか、歯ブラシで磨くようにしてください。
歯が生え始める前から顔や口周りの過敏を取るために、指で歯茎を触るなどスキンシップを取っておくと、歯が生えた時の歯磨きが行いやすくなりますよ。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
赤ちゃんの歯が生え始めるのは生後6ヶ月です。
お口の中で歯が見えてきたら、ガーゼや軟らかい歯ブラシで歯を磨くようにしましょうね。
継続して虫歯予防に励むのは、お母さんお父さんに大切なことだと思います。
2022/03/04

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
何でもそうですが、続けることは簡単そうに見えてなかなかできることではありません。
歯科の治療やメインテナンスも、どうしても継続できない方はいらっしゃいます。
歯医者に行く習慣がなければ、どうにも腰が重くなってしまうと思います。
しかしながら、厄介なことに虫歯や歯周病のお口の中の病気は、自然に治る事はほとんどありません(口内炎は治りますが…)
放っておいても1~2年でどうにもならなくなることは少ないですが、それが積み重なると手の施しようがなくなります。
そうなる前にしっかり治療を行い、メインテナンスを継続しましょう。
たまに治療が必要な部位が見つかりますが、軽症で済む場合が多くあります。
はたまた今後の予後が見込めない部位も、いずれは駄目になるけどこういう治療法でいきましょうと次の治療法がしっかり見えていれば、いざ治療するときに前向きな気持ちでいられると思います。
自分のお口の中の将来を見据えるためにも、治療やメインテナンスは継続していきましょう。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯の疾患は生活習慣病であり、慢性疾患であります。
いわば、内科でいう高血圧や糖尿病などの疾患と同じ性質があります。
これらの疾患は生活習慣を改めるため、運動療法や食事療法、定期健診(メンテナンス)が必要ですよね。
虫歯や歯周病の場合は、日々のブラッシングが運動療法や食事療法に当たるのでしょうかね。。。
つまり、ブラッシングと定期健診、歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングが大切になるのです。
これには継続が大切です。
なかなか3ヶ月に1回の定期健診は大変かもしれませんが、それ以上の悪化を防ぐためにも大切なことと思いますよ。