2023/07/19
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
以前に比べて唾液が出づらくなった、口腔内が乾燥していると感じている方は少なくないと思います。
健康な成人の場合、唾液は1日に平均1.5ℓほど分泌され、自浄作用や抗菌作用など様々な働きがあると言われています。
唾液が減少すると口腔内の細菌が増殖し虫歯や歯周病の発症リスクが高まる、口臭が悪化する、味覚障害や嚥下障害を引き起こすリスクが高まるといった弊害がみられます。
気になると感じた方はこまめな水分補給や唾液腺マッサージ、鼻での呼吸やキシリトールガムを噛むといった方法をぜひ試されて見てくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
唾液が出にくくなったと仰る人は少なくはないですね。
加齢現象の一つとしても、唾液は出にくくなりますね。
その様な方は、唾液腺マッサージをしてみましょう。
即効性はないかもしれませんが、続けることによって唾液が少しずつ出るようになりますよ。
また、薬の副作用なども考えられるので、気になる方はご相談くださいね。
2023/07/18
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯周病の検査とは、プローブと呼ばれる専用の器具を歯周ポケットと呼ばれる歯と歯茎の境目の溝に差し込んで深さを測っていくというものです。
歯周ポケットは深ければ深いほど歯周病が進行しているとされ、歯茎からの出血がないか、膿が出ていないかもチェックします。
歯に力をかけて歯がぐらつかないかも確認します。
健康な歯茎は歯周ポケットの深さが3ミリ未満です。
4~6ミリ程で中度の歯周病、それ以上の深さになると歯周病がかなり進行していると診断されます。
歯周病はかなり進行してからでないと自覚症状がないので、定期的に検査することが大事になります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病の検査は歯周ポケットの深さを図らずに行うことはできないものです。
その数値は、上記に示す内容で正常値か異常値を見ています。
定期健診の度にこの検査は必要でありますが、大切なことなのでご理解のほど、よろしくお願いいたします。
2023/07/17
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯ブラシ交換の目安は、1日3回使用して約1ヶ月と言われています。
1ヶ月未満でも、歯ブラシを裏側から見て、毛先がはみ出していたら交換時期です。
毛先が劣化した歯ブラシは新しい歯ブラシに比べて、歯垢除去率が20%〜40%低下するそうです。
同じように磨いても汚れが残りやすくなったり、歯や歯ぐきを傷つけやすくなります。
また、雑菌の温床となり、口臭の原因になることもあります。
清潔な歯ブラシで、お口の健康を守りましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.H)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯ブラシの交換時期の目安は、1カ月くらいと言われています。
それよりも前に、歯ブラシを後ろから見て毛先が開いているのが解るようならば、それも替え時です。
痛んでいる歯ブラシで歯を磨いてもその効果は期待できないですからね。
注意しましょうね。
2023/07/15
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯石を取らせて頂く過程で、歯茎の上の歯石を取った後に歯茎の中の歯石を取らせてもらう事があります。
歯石は、プラーク(細菌のかたまり)と唾液中の成分が合わさって、石灰化したもので歯石そのものに害はありませんが、歯石の表面はザラザラしているのでプラークが付きやすくなります。
歯周ポケット内に付着した歯石を放置しておくと、歯を支えている歯槽骨を溶かして行きます。
やがて歯周病が進行し、歯がグラグラして抜かないといけない状態になってしまいます。
歯石にくっついた歯周病細菌が毒素を出し、歯周病を進行させます。
ですから、歯を失わないために歯石を取るほうが、歯茎も引き締まって歯ブラシもしやすくなりますし、歯周ポケットも改善されます。
またプラークを歯石にしないように、丁寧にブラッシングをしていただく事が大切になります。
個人個人のお口の状態に合った磨き方をお話しさせていただきたいですし、100%セルフケアで磨くことはできませんので、悪くなるのをできるだけ遅くできるように、ぜひ、定期健診で診せてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 S.N)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯石を治けたまま放置していても良いことはありませんね。
定期的にしっかり取ってもらう必要は、誰にでもあると思います。
どうしても磨きにくいところというのは存在しますからね。
是非、定期健診に確認していきましょう。
2023/07/14
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
定期検診に通ってくださっている患者様から歯茎の腫れが気になるとご相談を受けました。
最初は磨き残しによる歯茎の炎症だと思いましたが担当の歯科医師と相談したところ歯肉増殖症の可能性が高い事が分かりました。
歯肉増殖症とは主に抗てんかん薬、カルシウム拮抗薬、免疫抑制剤などの副作用により歯茎が増殖してしまうものです。
これらの薬を飲んで症状が出る場合と出ない場合がありますがプラークなどの汚れが多いと増殖しやすくなってしまいます。
もし、これらの薬を飲んでいて歯茎の腫れが気になる方は歯肉増殖症かもしれません。
日々の歯磨きを丁寧に行う事が大切になりますね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.A)
上記ブログについての院長の追加コメント
全身疾患を抱え、そのための内服薬を常用されている方にはその副作用として歯肉増殖症を起こしている方がいますね。
その薬は、お体のために必要なものですから簡単に休薬することはないですが、必要ならば内科医師に相談させてもらうこともあります。
なにより、プラークコントロールが大切になりますので日々のブラッシングはしっかりやりましょうね。