2021/10/13
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
治療をしていると、患者様とこちら側で求めているものの相違が出てくることがあります。
治療をした後の症状だったり、快適さなど差が出てきます。
入れ歯の治療は特にその差が強い気がします。
なかでも今までは自分の歯を使っていた方が入れ歯になった場合です。
自分の歯で噛むのに比べれば入れ歯は邪魔な部分が多く、そして噛み合わせも元の状況と違うので「食べづらい、痛い、喋りづらい」といったことが起こります。
治療をする前にない部分に歯が入るため期待が強く、実際に使いづらいとがっかりしてしまいます。
すぐ使わなくなったり、すぐ諦めてしまう方もいらっしゃいます。
しかしながら、そういった部分はできる限りご説明させていただき、調整を継続することでどんどん解消していければと思います。
場合によっては、調整をしっかりした後に新しいものを再度作る必要が出てくると思います。
もっとここがこうなるといいんだけど…等々相談しながら自分の理想の治療をしていきましょう。
材料などの限界で叶えることができない部分もありますので、よくお話をしながら治療にあたらせてください。
(りんご歯科医院 歯科医師 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
当たり前ですが、治療を行う前に患者さんにしっかり説明させていただき、納得の上で治療を行うように心がけています。
しかしながら、その説明をしてもなかなか患者さんはイメージしにくいことが往々にしてありますね。
特に入れ歯はしてみないとその違和感は伝わりにくいものがありますからね。。。
でも、最初の違和感に慣れていくと、それほど感じなくなる方がほとんどですよ。
リハビリは必要ですからね。
一緒に頑張りましょう。
2021/09/12
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のメンテナンスは、定期的に通われていますか?
入れ歯に着色や歯石が付いていませんか?
歯と同じように、入れ歯にも着色や歯垢、歯石がつきます。毎日洗浄剤を使用しないと、見た目だけでなくこんな問題が起こります。
・口臭が発生しやすくなる
・口内炎の原因になる
・部分入れ歯の場合、バネがかかっている歯が虫歯や歯周病になりやすくなり、最悪の場合歯が抜ける原因になる
できるだけリスクを下げるために、毎日洗浄剤につけて入れ歯を清潔に保ちましょう。
もうついてしまった着色や歯石は、入れ歯の定期的なメンテナンスで落とすことができるので、ぜひ定期的に見させてください!
(りんご歯科医院 歯科衛生士 H.M)
上記ブログについての院長の追加コメント
入れ歯を使用している患者さんの多くは、1本以上歯が残っています。
つまり、部分入れ歯を使用している方が多いのです。
部分入れ歯を作り替える原因は何だと思いますか?
それは歯を抜くことですね。
新しく部分入れ歯を製作されたなら、メンテナンスにかかって歯の衛生状態に気を遣い、それ以上歯を抜かなくていいようにしましょう。
そして、部分入れ歯の状態も確認して、極力再製作をしなくていいようにしていけたらと思います。
2021/08/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
保険内で作る入れ歯(義歯)、保険外(自費)で作る義歯。
もし義歯を入れたことのある方なら、義歯を作る際に悩んだことがあるかもしれません。
実際に、義歯作製の際にはこの選択肢からまずは決定しなくてはなりません。
まず保険内のものは、材料がいわゆるプラスチックのようなものになります。強度を出す為に、厚めにつくられたり、残っている歯に維持をもたせるための金具をつけたりします。
保険内なので、金額的にはそんなに高額にならないのが、メリットでしょうか。
ただ保険内義歯で、デメリットとして出てくるのが、先に話した厚さや、金具の金属色です。このデメリットを解決できるのが、保険外のものになります。
厚さを抑えるために、金属を使用することで、熱の伝わりも良くなり、食べているものの温かさを知ることもできます。
またバネの金属色が嫌だと言う方には、バネのないタイプの義歯を作ることができます。
もしかすると、色々な方法で今、患者さんが悩んでいることに解決法があるかもしれません。
気になることがある方は是非ご相談を。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
上記ブログについての院長の追加コメント
入れ歯でお悩みの方は多いですよね。
より快適なものをお望みならば、自由診療の方が良いかもしれませんね。
自分の健康な歯と同じようにはなり得ませんが、保険診療内のものよりも材質的には快適になり得る可能性が多いですからね。
気になる方はご相談くださいね。
2021/07/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
《オーラル・フレイル》という言葉を聞いたことがありますか?
歳を重ねる事で筋力や活力が衰えた状態を『フレイル(衰弱)』と呼んでます。
筋力や活力が衰えると介護状態に繋がります。
対処としては、早期発見が大切になります。
歯科でも、口腔機能の低下や食の偏りがある状態を《オーラル.フレイル》と呼びます。
口腔機能の低下には、
歯周病や虫歯から始まり歯の喪失や滑舌
食べこぼしやムセ、噛めない食品の増加、
知らず知らずのうちに口腔機能低下は始まっています。
まずはご自分の口腔状態を知ることから始めませんか?
今まで食べられていたものが食べれなくなったなど心当たりがないか気にしてみて下さい。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 m.m)
上記ブログについての院長の追加コメント
オーラルフレイルという言葉が出てからもう数年経ちますが、人は食べられるものが限定されるようになると、全身的に衰弱していくようです。
できるだけ、歯を失わずにいることは大切ですし、もし、失っている歯があるのならば早目に入れ歯なりの適切な補綴処置が必要ですね。
気になる方は、ご相談くださいね。
2021/07/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を磨いてもなかなか一度、歯周病になると治らないのは確かですね。
歯周病は慢性疾患であるので、医科でいう糖尿病や高血圧、心疾患などと同じ分類になります。
この慢性疾患というのは、かなり厄介です。
その最たる理由は自覚症状に乏しいです。
それこそ痛みや、腫れ、発赤などが出るとそれは急性化したものと考えられます。
この慢性疾患の治療は、先ずは生活習慣の改善を必要とします。
それは、規則正しい生活と、食事、運動習慣、十分な睡眠などですね。
歯周病であれば、口腔衛生状態の管理ということになりますね。
口腔衛生はセルフで行うことは一番大切ではありますが、それだけでは、上手くいかないのが現状です。
特に歯周病をお持ちの方は、その程度にはよりますが、3ヶ月に1回は定期健診をして歯茎が安定しているかを確認させていただき、その際に、もし磨き残しがあるようならば指摘させていただきブラッシングの確認をいたします。
そして、歯茎のお掃除をさせていただき状態が良ければ、維持できるように指導させてください。
当院の院長は入れ歯診療を得意としてはおりますが、極力、入れ歯を長持ちさせるために一生懸命であります。
院長は「歯を抜かなければ、入れ歯を作り替える必要はないことが多い。」と常々、言っております。
実際に、入れ歯が入っていて残存歯が少なく、その歯が歯周病であったとしても、この定期健診にきちんと来ていただいている方は、歯を抜くようなことはほとんどなく、入れ歯も長持ちしております。
ですから、その旨を理解し、定期健診、クリーニングに来ていただけたらと思います。
(りんご歯科医院 歯科助手 K.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯周病が歯を抜く原因の第一位に挙げられています。
特に日本人の成人は、8割ぐらいの人が程度の差こそあれ、歯周病になっていると言われています。
この歯周病はよく知られていたとしても、実際のケアはどうしたらいいのか解らないという話をよく聞きます。
これについては、実際に歯科医院に行っていただきよく話を聞いていただきたいと思います。
自分一人のケアで、治そうと頑張る人がいますが、その頑張り方が間違っていると良い方向には行きませんからね。
適切な努力をして、歯周病を克服しましょうね。