保険内で使用されるCAD/CAMとは。。。

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保険内で使用されるCAD/CAMとは。。。


新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
りんご歯科医院の技工士です。
義歯や被せ物を作る時の材料の紹介をしたいと思います。
今回は、歯科医院で使用している白い被せ物の素材の紹介をします。
まずは保険材料のCAD/CAMblockです。保険材料なので厳密な規定があり、無機質フィラー(セラミック)が小臼歯で60%以上大臼歯で70%以上の物で、ビッカース硬さが小臼歯が55HOV以上、大臼歯で75HOV以上、三点曲げ強さが小臼歯が160MPa以上、大臼歯で240MPa以上のなど様々な規定をクリアーした物です。
HOVやMPaの単位は次回に解説したいと思います。
 

(りんご歯科医院 歯科技工士 T.I)

 
上記ブログについての院長の追加コメント
4,5年ぐらい前からでしょうか、一定の条件下で小臼歯の被せ物が保険内でも認められるようになり、近年は第一大臼歯や前歯にも適応が拡大されました。
またインレータイプのものも保険適応とされ、最近ではあまりメタルを使用することが保険内のものでもなくなってきましたね。
これは、光学印象で型を機械に取り込みコンピューター上で3次元構築されたものをハイブリッドセラミック(CAD/CAM)ブロック体に特殊な機械で削り出していくものですね。
そのため歯の色調を再現するのは難しいですが、いわゆる白い被せ物は保険内でもだいぶ融通が利くようになりましたね。
 
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