2025/11/20

新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
加齢によって、お口の中は以下のような変化が起こりやすくなります。
・唾液の分泌量が減り、口が乾きやすくなる(ドライマウス)
・歯ぐきが下がって歯の根が見え、むし歯になりやすい
・自浄作用が低下し、プラークが溜まりやすい
・入れ歯の管理が不十分になりやすい
・嚥下機能(飲み込む力)が弱くなる
こうした変化により、むし歯や歯周病、誤嚥性肺炎、口臭、義歯性口内炎などのリスクが高くなります。
高齢者の口腔ケアで気をつけたいこととして、
・プラーク(歯垢)をしっかり落とす
高齢者の虫歯や歯周病の大きな原因は、歯垢(プラーク)の残ることです。
特に、歯茎との境目や奥歯の内側、入れ歯の金具の周りなどは磨き残しが起きやすいため、丁寧な歯磨きが大切です。
ポイントは、
・やわらかめの歯ブラシで、優しく丁寧に磨く
・磨く順番を決めて、磨き残しを防ぐ
・歯間ブラシやフロスも可能なら使用
また、舌や頬の内側、粘膜の清掃も忘れずにしましょう。
高齢者は唾液の量が減り、口腔内が乾燥しやすくなります。
すると、舌苔や粘膜への細菌の付着が増え、誤嚥性肺炎のリスクも高まります。
磨くポイントは、
・舌ブラシで優しく舌を清掃する
・頬の内側や上あごもガーゼで拭く
高齢者の口腔ケアは、単にお口を清潔に保つだけでなく、全身の健康を守る重要なケアでもあります。大切にしましょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
高齢者の口腔内ケアのポイントは上記のことを参考にしてほしいですね。
基本はプラークの除去ですが、丁寧にやることを大切にしてほしいです。
一緒に頑張りましょう。
☆当院は一緒に働いてくれる常勤の歯科衛生士を募集しております。
気になる方は、お電話いただけたらと思います。
採用要項→https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/
お問い合わせは tel 025-255-6480