2025/07/31
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「根面カリエス」についてのお話いたします。根面カリエスとは歯の根っこ(根元)部分にできるむし歯のことをいいます。
歯の頭の部分は「エナメル質」という硬い組織で覆われていますが、 根っこの部分は「セメント質」という柔らかい組織のためにむし歯になりやすいのです。
更に虫歯になってしまった場合、進行も早いです。
若いうちは歯ぐきで守られている根っこも、歯周病が進行したり、年齢を重ねると共に少しずつ歯ぐきが下がってくる傾向にあるため根面カリエスは40代、50代あたりから発生リスクが高まるといわれています。
磨きにくい歯の根元、みなさんもご自身の歯の根元をよく確認してみて下さいね。
歯茎が痩せて歯が長くなってる場所はありませんか?
そして、虫歯にならないように!と、一生懸命磨こうとして、ゴシゴシと力いっぱい根元を磨いてしまうと、歯茎を痛めてしまい、歯茎が下がって根本が露出してしまう原因にもなってしまいますので、ブラッシングの力にも気をつけましょう。
予防としては、フッ素入り歯磨き粉を使って歯の根元もしっかりやさしく磨くこと。
当院で取り扱っている、根本の虫歯に着目した歯磨剤、ライオンチェックアップルートケアα おすすめです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 A.S)
上記ブログについての院長の追加コメント
最近では、歯が多く残っている高齢の方も多いものです。
そのため、歯茎が下がり根が露出している歯を見ることがあります。
そしてそこに虫歯があったりする人が多いですね。
もしそのようなことがあれば、早めにかかりつけの歯科医院で診てもらいましょうね。