2023/04/04
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
ケガをしたときに、ケガをした部分を舐めているのを見たことがある人もいると思います。
私たちも、ケガをしたときに「ツバつけておけば治る」とか「舐めとけば治る」と言われたことがあるひともいるのではないでしょうか。
唾液には抗菌作用があるからです。
私たちのお口の中にある唾液ですが、唾液の役割はお口の中の自浄作用を促し、お口の中の酸を中和するだけではありません。
実は唾液にはリゾチームという抗菌作用のある成分が含まれています。
抗菌作用のあるリゾチーム、ラクトフェリンの他にも、粘膜を保護するムチンという成分が含まれています。
ムチンは、お口の中の乾燥を防ぎ、保湿作用があります。
また、食べ物などの刺激に対して粘膜を保護する効果があります。
よく噛んだり唾液腺マッサージをして唾液をたくさん出すことで良い効果が発揮でできます。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
唾液にはいろいろな作用がありますね。
その中で抗菌作用もあるのですが、プラークにいる細菌の塊は1匹では弱い存在ですが、集団となると唾液の作用も効かないバリアを張ります。
これをバイオフィルムと言います。
これがあると、そのバリア内にいるばい菌は守られてしまうため、やはり歯ブラシによるブラッシングでそれを破壊する作業が必要なのですね。
でも、その他にも唾液はいろいろな保護作用がありますので、やっぱり大切な存在ですね。
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