歯磨き粉の中の湿潤剤とは。。。

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歯磨き粉の中の湿潤剤とは。。。


新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
りんご歯科医院の技工士です。
今回も、歯磨き粉の基本的な成分の紹介をします。
歯磨き粉には色々な成分が入っていますが、今回は湿潤剤の説明です。
昔の本当に粉だった頃はなかったかもしれませんが、今の歯磨き粉にはソルビトールグリセリンやプロピレングリコールなどが入っています。
理由は、ペーストに適度な湿り気を与え、凝固や分解を防ぐためです。
ソルビトールグリセリンは、海藻や、りんご、プルーンなど植物から取れます。カロリーは砂糖に比べて70%OFFで、虫歯になりにくい甘味料として使われているそうです。
分子が小さいので煮物や漬物にも使われ、水分の活性化を抑えるので保存料のような使われ方もするそうです。
次回は、プロピレングリコールの解説をします。
 

(りんご歯科医院 歯科技工士 T.I)

 
上記ブログについての院長の追加コメント
この湿潤剤がないと、歯磨き粉をペーストとして使用することは難しくなりますね。
適度に泡立たせるためにも必要なのですね。
この辺りは、僕も勉強になります。