2025/05/20
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
虫歯にならないために、皆さん毎日歯を磨いているはずです。
歯磨きした後、何回うがいをしていますか?
実は、歯磨き後のうがいの回数が、虫歯予防に大きく関係します。
虫歯は「ミュータンス菌」、いわゆる虫歯菌が糖を食べて酸を作り、その酸が歯の成分であるハイドロキシアパタイトを溶かすことによって起こります。
これを「脱灰(だっかい)」といいます。
しかし、初期の虫歯では、フッ化物を含む歯磨き粉を使用することによって歯を元の健康状態に戻す再石灰化を起こしやすく、脱灰しにくくなります。さらに、歯の表面が虫歯に強くなります。
そのため、虫歯予防にはフッ素入りの歯磨き剤が良いです。
ですが、歯磨きの後に何回もうがいをすると、歯磨き粉に含まれるフッ化物が流れて薄くなってしまいます。
ですから、歯磨き後の仕上げのうがいはごく少量の水で1回だけにして、しばらく飲食しないようにしましょう。
こうすることで、再石灰化効果が高まります。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.T)
上記ブログについての院長の追加コメント
上記に記すように、歯磨き粉を使用して歯を磨いた後のすすぎはほんの少しだけにしましょう。
その方がフッ素の効果は残りやすいですからね。
虫歯予防の効果も高まりますから。