2025/05/17
新潟駅から徒歩5分「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯磨き剤は歯磨き粉が一般的でしたが、近年は歯磨きジェルも種類が豊富になってきています。
歯磨き粉は硬さのある白いペースト状で、歯磨きジェルはやわらかく透明なのが特徴です。
歯磨き粉は研磨剤と発泡剤が含まれているのに対し、歯磨きジェルは研磨剤と発泡剤が含まれていません。
研磨剤には、歯に付いた歯垢や着色を落としやすくする働きがありますが、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性があります。
発泡剤には、口の中を泡立てることにより、汚れを落としやすくする働きがありますが、この泡立ちが歯磨き時間を短くしてしまうことや口の中を保護するムチンという物質の働きを弱めてしまうことがあります。
歯磨き粉は、研磨剤と発泡剤が含まれているため、着色や歯の黄ばみの予防に効果的です。
歯磨きジェルは、歯と歯ぐきに優しく歯磨き剤の成分が歯に密着しやすく、歯の細かい隙間まで届きやすいですが、着色汚れに対する効果は弱いです。
目的に応じて歯磨き剤を使いわけると良いでしょう。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 R.K)
上記ブログについての院長の追加コメント
歯磨きジェルと歯磨き粉の違いは上記に記す通りですね。
それぞれメリット・デメリットがあるので目的に応じて使用するのが良いでしょうね。