2015/07/18
比較的、当院は土曜日の午後が一番穏やかに診療できます。地域によっては、土曜日が一番来院されるという先生が多いですが、新潟駅前付近は大きな会社が軒並み休日になることもあり、比較的来院患者さんが少ないです。(当院は、平日もそれほど多いわけではありませんが。。。)
でも、スタッフにはこういう日こそ患者さんとお話できるチャンスだと伝えてあります。会話を深くしていかないと、患者さんの緊張感を和らげることは難しいですからね。今日もみんなで頑張ります!
(写真は当院のシンボルマーク、りんごちゃんです)
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2015/07/17
総入れ歯は、歯が1本もない状態の人に装着する入れ歯です。この入れ歯を作る際に気を付けなければいけないのは、咬み合わせが一番問題になりますね。
なぜなら、歯がないためどのくらいの高さにしたらいいかがなかなか解りにくく、前後左右的な位置が狂いやすいです。この位置を決めるために、僕たち歯科医師は咬合床という装置を用いて、解剖学的基準、生理学的な基準を使用して決めていきます。
この操作を終えて、咬合床から得た情報を基に、咬合器に装着し人工歯を排列していくわけですね。
(写真は咬合床を口腔内に入れて、咬合採得をしているところです)
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2015/07/16
昨日の、異業種交流会である人物がこれを作ってくださいました。この楯は一目見て気に入りましたよ。すぐ購入しました。作者は竹谷さんという方で、新潟で活動しております。(私は個人的に、この方の装飾品を3つ持っています)『りんご歯科には運がある』良いですねぇ。受付に飾っておきたいなと思います。
当院は、医院内を飾る装飾品がいろいろあります。患者さんからの贈り物も少なくありません。本当に感謝いたします。
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2015/07/15
ある知人から依頼を受けて、新潟市から遠い小千谷市の企業に歯科健診に行ってきました。
ここでは酸を取り扱うため、酸蝕症の健診が主なものとなります。(通常の虫歯や歯周病の健診は特にないです)
今回は全員がそのようなものは見当たらず、問題はなかったです。酸蝕症も炭酸飲料の過度な摂取やレモンを齧る癖がある方にたまーに見受けることがありますね。(あくまで疑いレベルですが。。。)
そのような方は、エナメル質という硬い組織が溶けているかもしれませんよ。心当たりのある方は、早めにかかりつけの歯医者さんに相談してみてくださいね。
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2015/07/14
今週も医院に飾る花をスタッフが買ってきてくれました。4月から毎週スタッフが交代で花を購入してくれます。患者さんの中にはもの凄く詳しい方がいて、興味深く見てくれていますよ。少しでも花を見て緊張感を和らげてくれたら嬉しい限りです。
何より、スタッフが医院を思ってこの花をセレクトしてくれるのがありがたいですね。この医院はもう僕個人のものではなく、彼女たちの医院でもあるのですね。この意識って本当に重要ですね。
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2015/07/13
先週の土曜日から大阪入りして、顎関節症セミナーを受講してきましたよ。顎関節症は自分自身も学生時代に患い、悩みもありました。昨年から受講することを自分のノルマとしております。
顎関節は解剖学的、組織学的にも他の関節より複雑で特異的です。そのため、治療法はさまざまあり、時代の流れと共に変わってきております。過去の歴史から振り返って検証し、現在の治療法が確立されています。(しかし未だに眉唾ものと思われることを言う歯科医師は多いですが。。。)
今回勉強してきたことを患者さんに還元できるよう、益々頑張っていきたいと思います。
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2015/07/10
今度の日曜日に、顎関節症治療のためのセミナーに参加いたします。マウスピースを使って顎関節症の治療に励む者にとっては、素晴らしいセミナーだと思っております。そのため、去年から年に1回受講することを自分のノルマとしております。
従って、明日から大阪に向かいますので、明日の診療はお休みさせていただきます。ご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承ください。
このセミナーを糧に、また一皮むけて患者さんの診療にあたれるよう頑張ってきますね。
(ブログを見ていただいている方には申し訳ありません。明日、明後日はお休みとなります。週明けからまた連載しますね。何卒よろしくお願いいたします)
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2015/07/09
当院のパンフレットができ上がりました。当院のポリシー、僕やスタッフの紹介、設備について紹介しています。QRコードを付けていますので、ホームページやその中の動画も見ていただけたら、医院の特徴が解るかと思います。
パンフレットは、医院の待合室にもちろん置きますし、親しくさせていただいている飲食店や小物店、内科のお医者さんにも置かせていただこうかと考えています。もし見かけることがあったら、ぜひ手に取っていただきたいと思います。
何か少し恥ずかしい気持ちがありますが、皆に見ていただけたら嬉しいです。
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2015/07/08
歯周病は、無症状のまま進むケースが多いです。慢性の病変で無症状のまま進行してしまうので解りにくいのは仕方ないですが、急性化するともの凄く痛みが出ます。また、歯の動揺や歯肉の発赤、腫脹が見られることがあります。その場合は、まず痛みを和らげ鎮静化を図りますが、それでこの治療が終わることはほぼありません。単に慢性化しただけですからね。やはり日常のブラッシングと歯科医院での継続的な管理が必要であり、定期的にプロフェッショナルケアをしていくことが大事ですね。
これを怠ると、抜歯をしなければならなくなることが多いです。我々歯科医師としては、極力抜歯を避けたいです。そのためにも、定期的な健診は必須と考えます。
(写真は歯周病のため抜歯となったケースです。歯根部に歯石がかなり付着しています)
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2015/07/07
総入れ歯の製作時に、歯並びを歯があった時と同じようにしてほしいとの依頼を受けることがあります。中には、歯があった時の写真をお持ちになる人がいます。前歯は何とかその写真を見て人工歯を排列することができたとしても、奥歯はそうはいきませんね。なぜなら、奥歯まで写った写真は普通はお持ちでないでしょうし、それ以外の要因は総入れ歯には総入れ歯のための咬み合わせ(咬合関係)があるのです。通常、総入れ歯に用いる咬合関係は両側性平衡咬合というものです。
簡単にいうと、普通に奥歯で咬んだときは臼歯という部位で咬みこみ、歯ぎしり等で前方・側方に動かした場合、全部の歯が接触して誘導し、離れるときは全部の歯が一緒に離れる咬合関係です。この咬合関係を作るのは大変難しく、時間がかかります。これを無視して人工歯を並べても、入れ歯は安定しないのですね。ですから、そのあたりは患者さんによく言って、ご理解していただいております。
(写真は総入れ歯の仮合わせ時の上顎の写真です。人工の歯が規則的に排列されております)
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