2020/10/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯を失くしてしまったので、何とかしてほしいという方が来院するのも珍しくはないです。
総入れ歯は、歯が一本もないために入れ歯を作るのは非常に困難な処置です。
何せ、歯が一本もないということは基準というか、参考になる歯がないわけですからね。。。
また、維持を図るにも歯茎が痩せてしまってたり、入れ歯が乗っかる部分が不安定な方は、本当に非常に苦慮します。
一回で満足の行く型取りや咬み合わせ取りは、難しいです。
そのため、何回か回数をかけて順序良く段階を経ていくことが大切です。
技工操作もありますからね、一回では無理だと思います。
そのため、そのようなケースの場合はその旨をお話させていただき、理解を求めるようにしております。
しかしながら、入れ歯がないと食べれないというケースもあるので、その場合は、自分のプライベートの時間を削って、極力は急ぐようにしていますよ。
でも、一日で入れ歯を作ってほしいという依頼をたまに受けることがありますが、当院ではできません。
それだけの人員と設備は整っていませんからね。
他の患者さんもたくさん抱えていますし、そういう方には他院を探してもらうように言います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は日曜日で当院はお休みです。
そのため、いつもの診療とは違う話をしますがご容赦ください。
新型コロナウイルスの感染拡大は猛威を振るい、4月には非常事態宣言が発令されました。
5月の中頃から、順次、それが解除されましたがその後も感染拡大は続き、10月の今も、感染者は増えていますね。
でも、政府もこの状況は知りつつも経済活動をずっと停滞させるわけにはいかないため、Go to トラベルやGo toイートなどの旅行業や飲食業を活性化するような政策が打たれています。
しかしながら、それに伴いクラスターなども発生しているので、本当にどうしたらいいのか悩ましい所です。
でも、今の状況からして、どうしたらいいのかの判断は政府でもどうしようもないのが現状なんですね。
先行きは見えず、個人の責任の下で行動してくださいと言われているような気がします。
そこで、いろいろ考えました。。。
僕はこの状況は、近い将来、終息すると信じます。
マスクを手放してもいい状況は来ると信じます。
そう思わないと、自分の考えや行動の振り幅が狭くなり、胸が苦しいような圧迫感を感じますので。。。
きっと良い薬やワクチンは近々できると信じます。
僕達、歯科医療従事者もこのコロナ禍の影響は決して小さくないです。
例えば、ある評論家がテレビで歯科医院の待合室が感染源になるかもしれないとか、歯科医院の使用するタービンからの水で飛沫感染するかもしれないというようなことが騒がれた時期もありましたからね。
でも、今を持って、歯科医院側から患者さんに感染させた例は一例もないことを考えると、どうなんだろうかと思います。。。
と、考えるともちろん最大限コロナの感染予防には気を付けますが、恐れているだけでは何も始まりませんよね。
そう思うと、こちらの方から動いていこうと思います。
例えば積極的に、歯科医院に来てもらえるような宣伝広告を出し、口腔衛生の重要さをどんどんアピールしていくべきだと思います。
また、そうは言っても世間のコロナ禍が落ち着かなければ、実際に患者さんが来てはくれないでしょうから、暇な時間もあるでしょうね。
そうであるならば、更なる歯科医学の勉強をして将来の構想を考えながら良いイメージを作り、スタッフ皆と共有していきたいと思います。
今、僕たちは全員で本当の意味での予防歯科を作ることを夢見ています。
口腔内を良い状態にし、それを維持する。。。
口で言うのは簡単ですが、患者さんの協力もしっかり得なければなりません。
そのためには、患者さん自身に自分の口腔内の状況を理解していただき、モチベーションアップは欠かせないと思います。
そのためにも、その方の虫歯リスク、歯周病リスク、口臭リスクを明らかにし、僕ら側もその方のリスクに応じた「予防」のための提案をさせていただけたらと思います。
リスク判定のための唾液検査(SMT)はもう当院では行っています。
リスクを数値化して、グラフとなり患者さんに視覚的に見てもらえて、その人のリスクに合ったブラッシング法やデンタルグッズを提案できるのは、これからの予防には必須だと思いますからね。。。
その提案方法は皆とミーティングを重ね、確立してきました。
後はこの「予防」を動かす歯科衛生士数がもう少し必要だと思っていますよ。。。
現在のコロナ禍の中でも、当院のスタッフは皆、前を向いて頑張っています。
例え患者さんのキャンセルがあって、暇な時間ができたとしても院内のこまめな清掃・消毒はもちろん、新人衛生士への教育に時間を割いたり、院内のPOPや掲示物を製作したり、マウスピースや個人トレー、咬合床などの技工をしたり、誰1人として仕事を放棄したりサボる者はいません。。。
これは、僕がとやかく言わなくても彼女達が、今の当院の状態を意識しているのはもちろんですが、この医院のことが大好きだから頑張ろうという気持ちが凄く伝わってきますよ。。。
院長として、本当に嬉しい限りです。
僕が彼女たちの立場に立ったとして、同じようにできるか自信がないですよ。。。
本当に素晴らしい。
このコロナ禍という難局を乗り越えるためには皆の力が必要で、誰1人でも欠けさせるつもりは全くないです。
それどころかもっと医院の拡張、スタッフの増員を考えています。
その方が後で良かったと言えることが解っているから、そうするのです。
もうすでに僕たちは、だいぶ前からアフター・コロナショックに何ができるかを考えて走り始めています。
きっとアフター・コロナはある日突然、やってくると思います。
ワクチンさえできれば、今年のコロナ禍はあっという間に忘れ去られると思いますからね。
今は出口は見えませんが、明るい光があるところが出口だと信じて、明るい光が差すところに向かって歩きますね。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/24
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院の立地上、歯ぎしりでお悩みの方は多いです。
この辺りは、新潟駅前で会社が多いですからね。
仕事のストレスを抱えている人が多いように感じます。
人間は太古の昔から、ストレスを抱えていると歯ぎしりをしていたのではないかという説もあります。
現在でもこの社会的なストレスは人に重くのしかかっています。
学校や会社、家庭、そしてこのコロナ禍。。。
現代人の多くは、このストレスと付き合っていかなければならない状況ですよね。
この歯ぎしりは、日中にも何かに集中していると思わず喰いしばってしまったり、噛みしめてしまったりする人がいます。
この日中の噛みしめは、意識して治すことが可能とされています。
しかしながら、夜間就寝時の喰いしばりや歯ぎしりはいくら意識してもなかなか意識しようもないのが現実です。
そう言っている自分も、夜間の歯ぎしりには相当悩まされました。
自分の歯ぎしりの音で起きたこともあります。
実際はが歯ぎしりがひどくて割ってしまい、抜歯に至ったことも過去にありました。
患者さんの中には、しょっちゅう被せ物や詰め物が外れるとか、歯が割れる、歯の頭や歯茎の歯質がすり減ってしまい、歯がしみるという人も少なくはないと思います。
そのような方は、恐らく夜間の歯ぎしりをしているのではないでしょうかね。
そういう方は実際多いです。
そのような方には、対症療法になってはしまいますが就寝時にナイトガードというマウスピースをお勧めします。
ナイトガードは歯ぎしりを止めることはできますんが、歯に掛かる負担はかなり減らすことができます。
きちんと使ってもらえれば、被せ物の脱離とか歯の咬耗、歯根破折は防止できるかと思いますよ。
もし、そのようなお悩みがありましたらご相談ください。
このナイトガード製作は保険診療でできます。
2020/10/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
若い世代で歯を失い、入れ歯になる人も少なくはないです。
でも、その中の多くの人は、部分入れ歯だと思います。
歯を抜かなければならなくなった、もしくは抜かなければならなくなった理由は何でしょうかね?
恐らく、重度の虫歯か、重度の歯周病だと思います。
そうなる前に痛みはなかったでしょうかね?
仕事や学校に時間を取られてしまい、なかなか歯科医院に行けないという人もいますよね。
また、新型コロナウイルスの感染拡大が怖くて行けなかったという人も少なくないかもしれませんね。
でも、永久歯であるなら、歯を失ったらもう二度と歯は生えてこないです。
新型コロナウイルスも、口腔内を不潔にしていたら感染しやすい状況になると言われていますよ。
どういった理由であれ、歯を失うほどまでに歯科医院に行かないというのは良いことはないです。
歯を失った以上、ブリッジができればまだ、良いですが適応外となるのならば、部分入れ歯が適応されると思います。
何とか頑張って、部分入れ歯に慣れて機能するものになったとしても、残った歯をしっかり守ってあげないと、その歯さえダメになり抜歯から入れ歯の再製作という悪循環をたどる人は少なくないです。
できるだけ今の自分の口腔内の状況を知り、先ずは予防に励むことが本当に大切です。
一緒に頑張りましょう。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのSMSや封書が届くようにしております。
定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。
しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。
恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。
でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための調整や指導です。
実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。
特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。
そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。
それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。
できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。
もし、作りな直しとなるとまた最初から型取りが必要になりますし、来院回数もかかります。
出来上がってセットとなっても、慣れるまでは大変ですよ。
僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。
是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りの方は少なくはないですね。
その困る内容によっては、金属床で改善することができるかもしれないですね。
例えば上顎の歯をすべて失ってしまい、下顎が割と多く歯がある方は良く入れ歯が正中で割れてくることがあります。
これは上顎の歯茎が頬側から吸収するため、歯槽弓が下顎の歯列に対して狭くなっていくのですね。。。
そうなると、そのまま入れ歯を製作して正常咬合配列にすると応力が入れ歯の正中部分に強くかかります。
そうなると、保険内で製作された入れ歯はプラスチックで作られているため、真ん中で割れるということを経験しているかと思います。
このような、悪循環を断ち切るには金属床で製作されることをお勧めいたします。
金属床であれば口蓋面を金属で覆うことにより、割れるというリスクは回避できると思います。
また、金属にすることによって不必要な厚みは要りませんから、薄くすることによって発音機能にもいい影響がありますよ。
口蓋に金属を置くことは見える部位でもないですから、他人に解ることもありません。
金属床入れ歯にする際に、使用する金属は、当院ではコバルトクロム、チタン、ゴールドというものがありますが、貧弱な顎堤であればチタンが軽くて丈夫ですからお勧めです。
このように壊れやすい入れ歯は金属床にすることによって、自由診療とはなりますが、そのリスクは格段に低くなるので、是非、考えていただけたらと思います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分のモノとして、何でも食べれるようになるには時間がかかると思います。
特に大きく欠損していて、入れる入れ歯が大きいものであればあるほど違和感は大きいように思います。
また、初めて入れ歯を入れる方は特につらいようですね。。。
でも、ブリッジで対応できないような歯の欠損は入れ歯が必要になりますね。
患者さんの中には、簡単に抜いてほしいという人も少なくはないですが、入れ歯は最後の砦ですね。
どうしても抜かなければならなくなったケースや抜いたほうが痛みから解放されて、そのほうが良いと思われる方にしか適応ではないですね。
だから、先ずは予防。
入れ歯にならないように、自分の歯をしっかり磨き歯周病や虫歯にならないようにすることが大切です。
そして、その為に大切なことがあります。
というのは、虫歯予防に適した歯磨剤やデンタルグッズ、歯周病予防に適した歯磨剤やデンタルグッズ、口臭をターゲットにした歯磨剤といろいろなものがあります。
実際にその患者さんは、虫歯になりやすいのか、歯周病になりやすいのかでケアの仕方は変わっていきますね。
どういったデンタルグッズを用いて、日々のホームケアに向き合ったらいいのかが非常に重要です。
今までは、どの方にも同じような提言をしてきましたが、本来の予防は違うと思います。
まず、その患者さんのリスク判定をしてその方に合わせた、予防処置やセルフで行う予防システムを組むことが必要なのだと思います。
先月より、当院でもそのリスク判定が唾液により、より明確に解ることができるようになりました。
是非、それを使ったリスク判定を行ったうえで、実際の予防処置に組み込ませていただけたらと思います。
歯を抜くことがないように予防に徹していきましょうね。
☆写真はSMTという唾液検査のための機器です。唾液を少し採取させていただき虫歯、歯周病、口臭のリスク判定をします。時間は5~8分ほどで結果が出ます。この検査は税込みで3000円となります。
2020/10/19
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は自分のモノとして機能するまでは、時間がかかることは知っていただきたいものです。
特に、即時入れ歯のような仮入れ歯となるものは、なかなか適合のいいものにはなりにくいです。
この即時入れ歯は歯があるうちに型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ作製しておき、抜歯後、すぐにセットされるので、抜歯窩が塞がるのは完全に予想して作っていますからね。
傷の範囲にもよりますが、個人差も大きいですから。
まして、初めて入れ歯を作る方はこの辛さがなかなか理解できないものです。
入れ歯で、もともと自分の健康な歯があった時と同じように噛むのはほぼ無理ですからね(重度の歯周病でプラプラ動く歯よりはいいかもしれませんが。。。)。
先日も、上顎前歯部を抜歯して総入れ歯の即時義歯をセットされた方が来られました。
その方は、その入れ歯がご飯を食べると外れてくると仰っていました。
それは、恐らく前歯で噛もうとする癖が抜けないからだろうと推察されました。
極力、奥歯で食べるように指示したところ、そのようなことは無くなりました。
でも、この即時入れ歯は内面に粘膜調整剤というものを敷き、抜歯窩が治ってくるのを待っている状態ですので、粘膜の治りと材料の劣化によりまた外れやすくはなってくるでしょうけども。。。
でも、この段階で頑張って使っていただいた方は、いわゆるリハビリを頑張ったということになり、新しく入れ歯を再製作する際には必ず良いものになりますよ。
ここで頑張って使ってもらえたなら、その後の本入れ歯になった時は、雲泥の差でよく噛めるいい入れ歯になりますから。
新製された入れ歯は、傷の治りを待たずに作る即時入れ歯よりも格段に適合もいいでしょうからね。
ただ保険で即時入れ歯を作られた場合、仮に抜歯した傷が完全にふさがって歯茎が安定していたとしても、6カ月は保険診療内で再製作することは認められておりません。
これは保険診療で作られたものである以上は致し方ないと思います。
自由診療であるならば、このルールに縛られることなく入れ歯の製作に入ることができます。
その際には、金属床の入れ歯であれば、保険の入れ歯の欠点も補うことができます。
それこそ、傷が治って歯茎が落ち着いた段階で自由診療でやらせてもらえるのならば、もっと早く良い入れ歯ができるのになと思うことはたくさんありますよ。
入れ歯は毎日、自分の器官として使用するものです。
生活の質の向上のためにも、自由診療を是非、考えていただけたらと思います。
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歯科の医療費控除とは
2020/10/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では来春、卒業予定の歯科衛生短期大学の学生に向けて、求人募集を大学に提出しました。
現在、当院には7名の歯科衛生士が在籍しております。
年齢構成も50代から20代前半の歯科衛生士が在籍しております。
その他に常勤歯科医師が2名、歯科矯正専門の非常勤歯科医師が1名、歯科助手が4名(現在育休中1名含みます)、歯科技工士が1名在籍しております。
スタッフ総数は全員で15名となります。
当院の立地としましては、新潟駅の近くで交通の便は良いです。
今年の8月に移転新装を行い、内装がキレイです。
設備も最新設備が整っています。
歯科医師国保や厚生年金に加入していますし、福利厚生の条件は非常に良いと思います。
当院の特徴としては、スタッフ間の仲が良く、非常に明るい雰囲気と新人歯科衛生士が勉強するための、カリキュラムが制定されております。
また、外部講師として東京からパウダークリーニングで有名な歯科衛生士の澤口由美子さんにも年に2回ほど来ていただき、院内セミナーを行っております。
その他にも積極的に院内、院外に関わらず予防やホワイトニングセミナーに参加してもらっています。
当院の診療でのモットーは、入れ歯と予防処置に強く力を入れています。
この予防と入れ歯っていうと、考えがまるで逆ではないかと疑問に思う人もいるかもしれませんね。
でも、僕はそうは思いません。
なぜなら、入れ歯を必要としている方の多くは部分入れ歯で、1本以上の残存歯があります。
入れ歯を再製作しなければならない理由は何だか解りますか?
それは、歯が抜けてしまったり、抜いてしまう事なのですね。。。
僕は入れ歯を一生懸命にやっている以上、入れ歯の再製作は極力したくありません。
もちろん入れ歯はある意味、消耗品という考え方もなくはないです。
いずれは、再製作が必要になることはあると思います。
しかしながら、しっかりと虫歯予防、歯周病予防ができれば、良い状態のまま再製作することなく維持できるものなのですよ。
そう、長い人であれば当院で製作された入れ歯が良い状態で5年以上使用している人も実際にたくさんおります。
そのような人に共通して言えることは、皆、日常的に歯磨きをしっかりしていますし、定期健診にしっかり罹られています。
当院に初めて来られた時は、ブラッシングも上手くなく心にも甘えがあったと思いますが、しっかり心を入れ替えてモチベーションが高いままでいるのですね。
そのような患者さんを一人でも増やすために、歯磨き指導や定期健診にも通っていただけるよう患者さんに促すようにしています。
しかしながら、元々、歯茎が弱く重度の歯周病で歯を抜いた既往のある方達に向けてブラッシング治療やスケーリングを施したとしても、なかなか思うような効果が得られているとは言い難い状態であります。
その点を踏まえ、当院では先月から唾液検査を行うためのSMTという機器を導入し、虫歯や歯周病、口臭のリスク判定を行いそれを踏まえて患者さん各個人に適した歯ブラシや歯磨剤、歯間ブラシやデンタルフロス、デンタルリンスをお勧めするスタイルを構築中です。
ただこれを行うためにも、歯科衛生士の力は不可欠で当院ではまだ、そのための人数が足りているとは思えません。
この当院の目的を達成するためにも、若い歯科衛生士の力を必要としています。
是非、当院で一緒にその目的を遂行できるように頑張っていただける新人歯科衛生士に来ていただきたく思います。
そして、本当の意味で患者さんのために役立てる歯科医院を一緒に作っていきましょう。
りんご歯科医院の求人・採用要項はこちらです:https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/
2020/10/17
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では入れ歯の相談に来られる方が多くいます。
先日も今までブリッジの土台になっていた右下の奥歯が腫れを何度も繰り返しているため、他院で抜歯を勧められたようです。
その方は60代の女性です。
今までに入れ歯を入れた経験はないようです。
確かに診てみると、土台になっている歯が歯根破折をしており、そのために歯茎が腫れているようでした。
僕は「確かに歯が割れていますので、抜歯が適応でしょうね。その後、そこに同じように固定性のブリッジを入れることは後ろに残存歯もないため、無理ですね。そうなるとインプラントか入れ歯という選択肢になるかと思います。」と伝えました。
その患者さんは「私は、前の医院でインプラントを勧められたのですが、保険内の入れ歯だと金属のバネを使うのに非常に抵抗があります。かといってインプラントをするのは年齢的にも怖いですし、骨を増やす手術も必要と言われたものですから。。。」とおっしゃっていました。
僕は「歯茎の状態から見ても、他の残存歯はしっかりしていますし、当院で提供できるとしたら(ノンクラスプ入れ歯)というものになります。」と言いました。
実際に見本を見せて、本来であればクラスプがかかる歯には金属のバネではなく透明な材質の特殊なプラスチックが乗るようなものになります。
患者さんはこれを見て、「私はこれがやってみたいです。是非、これでお願いします。」という運びになりました。
このノンクラスプ入れ歯は、特徴として金属のバネを使用しないので審美的には優れていると思います。
しかしながら、若干壊れやすいという欠点がありますかね。。。
もちろん、その欠点を補うために床の部分を見えないところで金属床と併用することも可能ではあります。
その利点欠点は全てお話させていただき、患者さんに決めてもらえるよう当院では配慮していますよ。
気になる方は、是非、当院にお尋ねください。
このノンクラスプ入れ歯は自由診療となりますが、歯周病のない残存氏が存在するならば良いもになると思います。