2017/05/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯のバネが見えることによって、入れ歯に抵抗感を持つ人は多いです。残存歯が前歯しかなければ、保険内で製作するのであるのなら、どうしてもそこにクラスプという金属のバネを付けなければならないのですね。(ノンクラスプデンチャーであれば、見えませんが自由診療となります。)
基本的に部分入れ歯の場合は、歯牙と歯茎で入れ歯の安定を図ります。相互に負担を負ってもらうので、致し方ないのです。ただ、極力目立たなくさせることは、可能かもしれません(患者さんがどこまで求めるかにもよりますが、バネの位置、厚み、形態そのものを修正してみることによって。。。)。入れ歯のバネの位置が気になる方は、ご相談ください。
2017/05/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお悩みの方を数多く診てきましたが、最近多いのが、多くの残根と言われる重度虫歯を抱えて、その状態で入れ歯を作ってほしいという依頼を受けます。その人の病歴を聞くと抜歯が怖い、過去にかかっていた所の医院の先生と相性が合わない等の意見を聞きます。皆さん、いろいろ不満や不具合を抱えていることはあるのでしょうが、一度、虫歯になった歯は治りません(よっぽど軽度であれば、治る可能性がありますが。。。)。ですから、医療者側の目から見ると、放置していたようにしか見えないのですね。。。最後の砦として、入れ歯を考えるのでしょうが、残根の上に入れ歯が乗るようなものは正直、良い入れ歯になり得にくいです。今は痛くなくても、いつ痛くなってもおかしくない状況で入れ歯を製作するのは、どうかと思いますよ。でも、患者さんの同意を得られなければ、抜歯ができませんから、医療者側もジレンマを抱えています。今一度、入れ歯を作る前に歯医者さんの説明によく耳を傾けていただき、残根を保存して作るリスクを考えてみていただきたいです。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。右上犬歯部に1本の残根が見られます。この残根が多数の歯に渡って見られる人が、たまにいます。この残根の上に入れ歯が乗っかると咬合圧が加わるので痛みが出やすいです。この残根の上に入れ歯を乗せるタイプの入れ歯を望むなら、リスクを承諾していただく必要があります。)
2017/05/25
2017/05/24
2017/05/24
2017/05/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、セカンドオピニオンを求めに当院に来意する患者さんが多いです。主に入れ歯の相談が多いですね。総入れ歯やそれに近い入れ歯は範囲が大きくなるのですが、その大きさを小さくして、飲み込みのしやすいものにしてほしいという事や、部分入れ歯のピンク色の床を全部取ってほしいという事も言われます。
違和感などを抱えているお気持ちはわかるのですが、あまり大きくそれを削って取ってしまうと入れ歯の維持力が劣ってしまい、すぐ外れてしまうというようなリスクを抱えることになるのですね。患者さんのご希望を叶えるために、できるだけのことは致しますがそのあたりは、慎重にさせてくださいね。
2017/05/23
2017/05/21
2017/05/21
2017/05/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
どうしても長年、大学で入れ歯診療に携わっていると、学問通りに診療を勧めることに傾注してしまいます。もちろん大学で教えていただいたやり方が最高にいいと思っておりますし、入れ歯診療に王道はなくそれを忠実に段階を追ってやることが一番大切だと思っております。でも、時折、学問通りに行かない事というのが何例か出てきます。
例えば、患者さんの審美的な感覚での人工歯の排列位置だったり、重度虫歯による多数歯の残根と言われる歯を保存しての入れ歯だったりします。できるだけ要望は汲み取っていきますが、あまりにも許容量を逸脱する場合は、患者さんにハッキリそれは無理ですと言うようにしております。でも、患者さんが納得いく説明でないといけませんよね。だから、当院では入れ歯製作の説明にはかなりの時間をかけて説明させていただいています。