2017/03/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
神経を取った歯は、その歯に血液などが循環しなくなるため枯れ木のようにもろくなってしまいます。特に奥歯では上下の歯で物を噛んだりしてかなり強い力が加わります。
そんな中で、夜間、無意識にしている歯ぎしり、喰いしばりは何十キロという力でグリグリされるので、神経を取ってもろくなってしまった歯は時に割れてしまう事もあります。割れた歯は予後が悪く抜歯になるケースも。。。
予防策としては、夜間就寝時にマウスピースを使用し歯への負担を減らすことがお勧めです。最近、当院でもマウスピースを入れる方がとても多くなっています。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2017/03/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
もし、入れ歯を作り替えるなら何でも食べれて、発音もしやすいものが良いには決まってますね。でも、本当に良い入れ歯って保険診療のものよりも自由診療で行う方が良いものはできます。必要な部位に金属を使ったり、見えるところには金属を使わずに維持を図ることができるのではないでしょうか。。。現状の保険診療だと、その辺があべこべのような気がします。
確かに、自由診療は金額が高くなかなか手が出しにくいものではありますね。でも、毎日、使わなければならないものですよね。かなりの頻度で。。。咀嚼、発音、審美などの患者さんの「生活の質」に直結します。あまり使わないものにお金をかけるより、よっぽど意味のあることのような気が僕はしますが。。。
2017/03/10
2017/03/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯のバネが見える位置に付けられていて、それが目立つので取り外してほしいという事を言われることがたまにあります。でも、欠損様式によっては、前歯に維持を求めるため仕方ないケースは多いです。
でも、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあり、これにすることにより前歯に金属のバネをかけることがないため非常に審美的であります(もちろんバネに変わるもので補わなければなりませんが。。。)。前歯にかかるバネが見えることを、嫌う方は是非、ご相談ください。
《写真の掲載は患者さんの同意を得ています。下顎左側の前歯部(向かって右側下顎前歯部)に金属のバネがかかる入れ歯が入っていましたが、ノンクラスプ入れ歯に代えました。これは、金属のバネを使わないため審美的です。》
2017/03/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、特に感じるのですが夜間、就寝中に歯ぎしりや喰いしばりをしているであろうなと思われる患者さんの来院が多いです。ここはオフィス街の中にある歯科医院なので、ある意味、ストレスを皆さん抱えているからなのでしょうかね。。。
そう言っている僕も、歯ぎしりがひどく妻に「また夜、ギリギリと歯ぎしりしてたわよ。」と言われます。実際、歯ぎしりが原因で右下奥歯に亀裂が入ってしまい、抜歯を検討せざるおえない状態の歯が一本ありますが。。。これ以上のこの歯の悪化を防ぐために、日常の歯磨きや定期健診とクリーニングは毎月、欠かせませんが、マウスピースも装着して寝ています。これを使うことによって、歯ぎしりを根本的に止めることはできなくても、マウスピースそのものが圧を負担してくれるので、歯にかかる力を分散してくれます。最初はちょっと違和感があって寝にくかったのですが、今はこれがないと安眠できない状態です。
歯の動揺や、咬耗(咬み合わせによる摩擦でできる歯のすり減り)、虫歯でないのに被せ物や詰め物が良く取れる、首から肩のコリがあるなどの症状が消えるかもしれませんよ。この歯ぎしり用のマウスピースは保険診療が認められてますので是非、気になる方はご相談ください。
2017/03/09
2017/03/08
2017/03/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯になって良かったと、思う人は恐らくいないと思います。どんなにいい入れ歯でも、健康な状態の歯には絶対に勝てませんからね。やはり、神様が与えてくれた歯や咬合が一番です。でも、重度歯周炎のために歯がプラプラした状態で残存していた場合、咬合や咀嚼が困難になり食物が上手く食べれないようになった場合は、いっそ保存不可能な歯を抜歯して、入れ歯にした方が良く咬めるようになることもあります。(そのような状態にならないように、健康な状態をホームケアと定期健診で維持するのが望ましいのですが。。。)
先々月の事ですが、多数歯に渡る重度歯周炎のため、多くの歯を抜歯しなければならないような患者さんが来られました。その方は、「歯を抜かなければならないのは、覚悟している。でも、ないままの状態がしばらく続くのは嫌なんだ。」と言われました。僕は「本来は入れ歯は抜歯して、その後、しばらく傷の治りを待ってから新製することが一般的な作り方です。でも、即時入れ歯と言って抜歯後、すぐにセットする方法もあります。でも、これは、あくまで傷の治りを予測して作るので、あまり良い入れ歯にはなりえません。当院ではこれはあくまで仮入れ歯としてとらえていますが、それでもいいですか?恐らく、傷が治ってきたころは、作り替えか入れ歯の内側を裏打ちするという処置が必要になるかと思います。」と言ったところ、それでもいいという返事をいただきました。
そのため、プラプラの歯に気をつけて型と咬み合わせを取り、模型製作を行いました。人工歯は今ある歯の大きさと色を確認して、入れ歯製作に入り、入れ歯を完成した状態にして、2回目の来院時に抜歯をして入れ歯のセット、調整を行いました。抜歯数は上下顎の歯を14本、その後に入れ歯の調整に一時間ほどかけて調整をしました。多数歯に渡る抜歯後の即時入れ歯の調整は、かなり難しく咬合関係にも不安がありますが、良い状態でセットできたかと思います。
そして2月ほど経ちましたが、現在はほとんど問題なくご飯も食べられ、口元の審美性や咀嚼能力も回復していると思います。まだまだ、これから歯茎の状態は変化してきますが、適切に処置をしていきたいと思います。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。上が術前の状態、真ん中が抜歯後の状態、下が即時入れ歯セット後の状態です。)
2017/03/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
もう、3月ですね。暖かい日も増えてきたような気がします。でも、まだ雪が降るんだとか。。。ところで皆さんは、歯医者さんに通っていく中で今どんな治療をしているの?と思ったことはありませんか?先生も、私達、歯科衛生士も進行状況の説明は行っていますが、よく解らないと疑問に思う事もあるかと思います。そんな時はいつでも私たちに声をかけてください。納得できるまで質問していただいて大丈夫です。きちんと理解してもらった上で、治療を進めることが一番ですので、解らないことがあれば是非、気軽に声をかけてください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)
2017/03/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を入れて食事をすると、飲み込みが辛いという人がいます。総入れ歯にするとかなり口蓋部分の奥まで床といわれるピンク色のもので覆うので、そうなることが多いように感じます。でも総入れ歯の場合、入れ歯の内側と粘膜で陰圧を起こして吸着させるので、適正な位置まで床を伸ばさないと維持のいい総入れ歯にはなりません。従って、この口蓋部分の厚みを薄くするようにしていますが、あまり薄くするとピンク色の床はプラスチックのため、強度が保てません。
もし、可能ならば自由診療になりますが、この部位をチタンのような金属にすることができれば薄くできますし強度もかなり強いです。薄くできることによって、食物の飲み込みはしやすいですし発音もしやすく快適です。この辺りでお悩みの方は、是非、ご一考してもらいたいものです。
(写真の掲載は、患者さんの同意を得ています。口蓋部分がチタンで覆われていて薄いため、飲み込みしやすく、発音もしやすいそうです。)