2019年10月15日

誤嚥性肺炎に繋がりやすい片咀嚼について

よく患者さんから、「右の奥歯がないから左でばかり噛んでいた。」という話を聞きます。

通常、私たちが食事をするときは右か左かのどちらか一方で数回噛み、食べ物が舌の上を移動して、その反対側で噛み、左右交互に噛む側を交換しながらものを食べます。

もし、片側のはが何らかの原因で無くなってしまった場合は、左右両側でバランスよく食べることができなくなります。

噛める側だけで噛む「片咀嚼」という状態になります。

そうなると、口の中で様々な障害が出てきます。

片側の歯ばかりで噛んでいると、噛み砕いた食物は舌の上にうまく運ばれずに頬側の空間に食べ物が溜まりやすくなります。

いわば、食べたものがなかなか飲み込めずにいつまでも残り、口の中は不潔になります。

その結果、噛める側でも虫歯や歯周病が進行しやすくなり、特に高齢者でこのような状態が長く続けば誤嚥性肺炎を引き起こす可能性があります。

また噛み合わせのズレによる頭痛や肩こりなどもよく知られています。

片咀嚼を予防するには両側の歯で噛めるよう口の中の治療を受けることが大切です。

片側の奥歯が抜けている場合はそこに入れ歯入れて左右両側で噛めるような状態にします。

かかりつけの歯科医師と相談して片咀嚼がないように治療を受け、お口を健康な状態に保つことが大切ですね。

2019年10月 8日

浅い睡眠、ストレスは就寝中の歯ぎしり、喰いしばりを悪化させます。

強い力で歯を傷つけたり、歯が折れる原因にもなる歯ぎしりや喰いしばりは、無意識に行うものなので自覚しづらいです。

睡眠中の歯ぎしりを家族や同僚に指摘されて初めて気づくということが多いですが、ほかにもサインはあります。

「歯が短くなった、欠けた、咬み合わせ面に光沢があるというのは、歯ぎしりで歯がすり減った証拠です。」と、ある教授は言います。

きちんと歯のケアをしているのに、被せ物が壊れやすい、朝起きた時に顎が疲れている。頬の内側の粘膜に歯形がついているという場合も、歯ぎしりが疑われます。

また、親が歯ぎしりをしている人は、そうでない人より歯ぎしりをする確率が高くなるそうです。

では、その対策はというと、歯ぎしりの7~8割は眠りが浅いときに起こるので、睡眠の質をよくすることで改善されることもあります。

寝酒や喫煙、カフェイン摂取は、覚醒作用があるので控えたほうが良いでしょう。

ストレスの多い人は、リラックスを心がけてください。

また、睡眠中にスプリント(ナイトガード)を使う手もあります。

当院でもこのナイトガードを製作される方は多いです。

もし、夜間の歯ぎしりで気になる方は、かかりつけの歯科医院に相談しましょうね。

まずは、お悩みをご相談ください

カウンセリングをおこなっております