2019年10月:りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯は一筋縄でいかないことがあります。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯はなかなか一筋縄ではできませんね。

特に多数歯に渡る欠損があって、それを放置したままにしていて、いよいよそのままでいられなくなって入れ歯にする方が製作する場合は、いきなり大きな入れ歯が入るので違和感が強いようですよ。

なかなかその入れ歯を使いこなすのが大変なようです。

実際にそのような方の入れ歯製作は困難を極めますね。

先日、臼歯と言われる歯がほぼ欠損していてもそのままにしていて、前歯が抜けたために入れ歯を製作してほしいという依頼で来られた方がいました。

その人は入れ歯を今までに入れたことがないので、どのように大変なのかイメージすることができなかったようです。

そのため、入れ歯をセット後、なかなか使いこなすのに苦労したそうですよ。。。

こちらに来られる度に、「入れ歯が痛いわけではないのだけれど、違和感が強くて食べにくい。」と。。。

でも、入れ歯がなければ食べることもままならないのであれば、何とか使いこなせられるようにしなければなりません。

そのための調整や指導は精一杯しますので、一緒に頑張りましょうね。

スタッフ皆のテンションが高くなる朝礼の時の魔法の言葉。。。

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 一昨日、昨日の台風の猛威は凄かったですね。

被災された方におかれましては、心よりお見舞い申し上げます。

新潟市でも一昨日の昼に電車が止まるということから、自動車通勤以外のスタッフを昼で切り上げさせました。

午後に予約の入っている患者さんに電話をし、来れるかどうかの確認をして、手のかかる処置の人はスタッフがいないため日程の変更をさせていただきました。

本当にバタバタした日でありましたが、医院の方は特段な被害もなく今は少しほっとしております。

さて、話は変わりますが今日は体育の日で当院はお休みとなります。

通常はブログも投稿を休むことが多いのですが、今日は、この台風の影響で東京での矯正講習会が無くなってしまったため、医院に来て技工物の製作を行っています。

いつもは、診療の話が多いのですが、今日は、趣向を変えて当院の朝の始まりについて少しだけ紹介したいと思います。

当院では、朝9時半から患者さんが入ります。

その前にはスタッフはユニット周りの掃除を行います。

この掃除には30分以上かけて行っていますね。

トイレや待合室、医院までの階段もしっかりと掃除をしています。

そして9時20分ごろ朝礼を行います(朝礼ができないときは 昼礼を行うようにしています。)。

この朝礼で必ず僕が言う言葉があります。

それは、「〇〇さん、今日も素敵な笑顔をありがとうございます。」です。

これを言いながら、その人とハイタッチをしてから朝の仕事が始まるのです。

ある歯科医院さんに見学に行ったときに、全員でこのハイタッチをしてから、仕事が始まるというのを見て、僕はそこにアレンジしてこの言葉を全員に言おうと思って始めました。

このことを仲間の歯科医師に言うと、「えー、そんなの恥かしくて言えないよ。」とか、「俺、そんな風にフレンドリーにできないよ。」とよく言われます。

時には、「お前よく言えるな~、あいつらに、俺は口が裂けても言えないよ。」とまで言う人もいましたね。。。

でも、そういう人に限って、「歯科衛生士が募集をかけても、全然来てくれないんだけど、どうしたら集められるの?」とよく聞いてきます。

僕もその答えはよく解りませんが、何となくこの魔法の言葉が功を奏しているような気がするのですよね。。。

だから、相談されたらこれをやると良いよと言うようにしています。

確かに、言う前はちょっと恥ずかしい気もしましたが、僕はスタッフ全員を家族だと思っているので、戸惑うことはほぼなかったですね。

こう言うと、ノリのいいスタッフ(うちはノリのいいスタッフしかいませんが。。。)は「いやいや、先生の方が素敵ですよ。」とか、「今日もかっこいいですよ。」と冗談でしょうが、返してくれます。

やっぱり、そう言われて嫌な気持ちになることはなく、いい気分でその日の仕事が始められるのですね。

皆もテンションが上がっているのが解ります。

この言葉を言うようになったのは、昨年の夏ごろからでしたが、今でもずっと続けています。

院長が仏頂面で機嫌悪くしていたら、絶対にスタッフは警戒しますし楽しい気分で一日の仕事を始められませんよね。

誰だって、褒められて嫌な気持ちになる人はいませんよ。

これを言うことで、僕も褒めてもらえるので嬉しいですしね。

このような楽しい朝礼の挨拶をすることによって、当院の仕事は始まることを知ってもらえたらと思います。

即時入れ歯で対応しなければならないこともあります。

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 歯を抜かなければならないほど、虫歯や歯周病がひどくなり、歯科医院で抜歯をされたことがある人は多いと思います。

そこまで悪くしてしまったという意識はある意味、多くの患者さんはお持ちのケースが多いです。

患者さん自身でも、恐らくこれは抜かなければならないのだろうなという意識はあるのだけれども、その後、歯がないままでは仕事や生活に支障が出るのが怖くて、歯科医院に行けないという人を過去にもたくさん見てきましたよ。

確かに通常は、悪い歯を抜いて、その傷が治ってから新しい入れ歯を作るのがセオリーです。

しかしながら、歯を失ったままでは仕事や生活に支障があるのは困りますよね。。。

そのような方には、即時入れ歯というものをを製作することがあります。

これは、歯を抜く前に型と咬み合わせを取らせていただき、あらかじめ抜く予定のところに入るように入れ歯を先に作ってしまいます。

そして、次回入れ歯ができた状態で、抜くべき歯を抜いてセットするという手法です。

これであれば、歯がなくなったことを他人に知られることはないですね。

しかしながら、あくまで即席で作るものなのでそれほど良いものではないですし、歯茎は抜歯をすることによって変化・吸収してきます。

そうなると、入れ歯の適合そのものが合わなくなるため、傷が治ったらしっかりとした入れ歯を作ることをお勧めいたします。

当院では、この即時入れ歯は仮り入れ歯としてとらえています。

保険の入れ歯であれば、保険のルールにより半年経たないと作れません。

ここにも多少問題があって、歯を抜いてから歯茎が落ち着くのは、長くても2月ほどだと思うので、もし、早めに良い入れ歯を入れたいと思われるのならば自由診療の入れ歯を考えてもいいのではないでしょうか。

僕は、そう思いますが。。。

当院での精密入れ歯治療の案内は
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歯科の医療費控除とは

スポーツマウスガードで外傷予防を。。。

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 格闘技やコンタクトスポーツ(ラグビー、サッカー、バスケットボール等)や重量挙げや綱引きなどの歯を喰いしばることの多いスポーツをされている方にお勧めしたいのは、スポーツマウスガードです。

これは市販のものとしてもスポーツ店で販売されておりますが、自分でその材料を口に入れて形を作り調整します。

簡便で安価ではあるかもしれませんが、かなり適合の良いものを作るのは困難で、歯科医療従事者側から見ると良いものとは思えません。

その点、歯科医院で作るものは型をしっかり取らせてもらい、マウスガード用のシートで圧接し、適合させることができます。

プレイ中に簡単に外れることもなく、かつ、外傷予防に対して実際に機能するものになりますよ。

また、その保護されている安心感からか思い切りプレイに集中できるため、スポーツパフォーマンスは上がります。

福利効果としての筋力の向上も期待されています。

是非、安全にスポーツを楽しむためのアイテムとして、考えてもらえたらと思います。

僕自身は日本スポーツ協会公認のスポーツデンティストでもあります。

スポーツマウスガードの、ご興味のある方は是非、ご相談ください。

(当院でのマウスガード製作料金は6000円(税抜き)となっています。色付きのものは7000円(税抜き)です。)

入れ歯はできるだけ作り替えたくはないのですが。。。

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 できるだけ、入れ歯を作り替えることはあまりしたくないです。

自分で作った入れ歯ならば、なおさらにそう思います。

ほとんどの患者さんも、そう思うと思いますよね。。。

でも、歯を失った歯槽骨は時間とともに吸収してしまい、いわゆる歯茎は痩せていきます。

これは生理的なものなので、現在の歯科医学ではそれを止めることはできないとされています。

時間が経つと、作った当時の入れ歯は適合も良く、口を大きく開けても外れなかったのに何年かしたら緩くなったり、入れ歯の内面に食べ物のカスが入るようになったりと適合面の問題として出てくることがあります。

咬合的に問題が無く、単なる入れ歯の緩みならば裏裝(リライニング)という裏打ちだけで何とかなるかもしれません。

でも、あまりにもブカブカだったり、咬合的な問題も含まれる場合は、作り直しも考えなければなりませんね。。。

その方が、遥かに効率的で審美的だったりすることも多いですからね。

でも、それはそれで新しい入れ歯なので、慣れるのに時間はかかるでしょうね。

やはり入れ歯は人工物ですし、自分の健康な歯と同じものにはなりません、

やはり、入れ歯の患者さんにもお伝えしたいのは、そうなる前に早めに点検を受けていただき、歯茎の吸収が見られたら、早めの調整や裏裝をしていくことが良いと思います。

この歯茎の吸収程度は個人差がありますので、なんとも言えませんが、僕の経験では2ヶ月ぐらいで大幅に歯茎が吸収してしまい入れ歯が緩んだので、裏裝を必要とした人もいます。

特に女性は骨の痩せ方が男性よりも大きく、歯茎が吸収するスピードが速いような気がします(あくまで経験的な意見ですが。。。)。

ですから、入れ歯治療が終わられてからも、せめて3ヶ月に1回は定期健診(メンテナンス)に来られて、入れ歯を診せていただけたら、良いと思います。

できるだけわずかな調整で済むようにし、いつまでも良い入れ歯の状態で維持できるのが一番良いと思いますからね。

できるだけ長く、患者さんが使い慣れた入れ歯でいられることが,
入れ歯を作る側でも嬉しいことですからね。

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歯の欠損をそのままにしておくと、後々、大変ですね。

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 入れ歯は、なかなか思うように使えないという人は少なくはないですね。

中には、以前の健康なときの状態に比べて、咬めないとか、発音しにくいとか、違和感があるという声を聞くことがあります。

また、入れ歯を入れて食べると味がしないと言われる方もいますね。

大変言いにくいことではありますが、元の健康な歯があってなんでも食べれるような状態の歯にすることは困難です。

もし、それが可能ならば、小さい虫歯でも歯を抜いて入れ歯にした方がいいということになりますものね。

そんな、夢のようなことは現在の歯科医療では不可能と言われてます。

僕達が、新しい入れ歯を作る意味も、比較対照は健康の歯ではないですからね。

それと比較されたら、絶対に良いものにはなり得ませんから。。。

ただ、親知らず以外の歯で欠損の状態をそのままにしていて良いことはありませんもの。。。

1本でも歯の欠損があると、噛み合わせのバランスを崩し、欠損したその部位に向かって周囲の歯は傾いたり、あるいは相方の歯は延びてきます(これを挺出といいます。)。

また、そのせいで咬合に不調和をきたし、顎関節に支障が起こり顎関節症になる人もいますから。

以前も、歯の欠損を何本か抱えた上で、顎関節症を発症した人を診ました。

その人は、口を開けることがほぼできなくて、右側の顎関節部に以前からカクカクという音があったそうです。

あるときから、その音はなくなっていたのですが、口は人差し指が入るかどうかの開口量となり、首から肩にかけての筋痛もあるようでした。

その状態で、できるだけの開口をさせると右の顎関節は完全にロックしているため、顎の中心は右に変位するようでした。

顎関節部に指を当てて診査すると、クリック音は触知しないので関節円板は完全に外れてしまい、右の顎関節円盤は非復位型のものとなっているようです。

その方には、まず、生活指導の注意点と開口練習、そして、鎮痛剤を服用してもらいます。

1週間後の様子を見て、バイトプレーン(マウスピース)の製作に踏み切るかどうか判断することになりました。

そして、顎関節症の症状が落ち着いたら、その欠損部の補綴処置もした方がいい旨を説明しました。

本人もその欠損部のことを知っていながら、放置していたことを悔やんでいました。

顎関節症は、咬合の因子だけではないとよく言われますが、咬合の不調和が全くないということも少ないです。

このように、欠損部を放っておいて顎関節症になるケースはたくさん見てきましたからね。

できるだけ、そのようなことがないように、もし、歯の欠損があって、顎に変な音がするというような、心当たりがある人は早めにかかりつけの歯科医院で診てもらった方がいいと思いますよ。

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入れ歯装着を諦めないことが大切です。

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 入れ歯はなかなか自分の器官として、機能するには時間のかかるものであります。

通常は1もしくは2本ほどが、抜歯になって初めて入れ歯を作るということならば、それほど大きい入れ歯になることはないかと思います。

でも、最初から多数歯の欠損を持っていて、いよいよどうにもならなくなって入れ歯を入れるとなると、相当辛いかもしれませんね。

初めて大きな欠損部位に、新しい入れ歯を入れてモノを食べるのはなかなか難儀だとよく聞きます。

それでも、中には過剰な期待を持って来られる患者さんがいますが、残念ながら元の歯があったように食べたり、話をしたりすることが難しいのは知っておいてほしいものです。

もし、それが可能ならば、全部の歯を抜いて総入れ歯にする人が続出してしまうでしょうからね。

僕達は、神様が授けてくれた、自分の歯に優るものはないということは歯科医療関係者であれば、皆、知っています。

だから、極力は歯を残すように努力していますよ。

でも、あまりにも進行してしまった歯周病や虫歯は保存ができません。

保存しておくことによって、痛みや違和感から解放されないケースというのもありますからね。

その場合は、やはり悪い歯を抜いて、入れ歯で対応するということになるのでしょうね。

初めて入れ歯を入れて、その違和感に対して中には、ショックで落胆する人もいます。

でも、そのような状況になっても、頑張って使用することで、ある程度は克服できます。

人によっては期間もかかったり、調整も長引くことがあります。

でも、決して諦めないでほしいのです。

以前、ある新聞で整形外科医師の記事を読んだことがあります。

そこには、歯科医師が入れ歯を機能させるのに驚いた、ということが書いてありました。

義手や義足は、なかなかそうはいかないそうです。

自分のものとして機能するには、気の遠くなる時間とリハビリが必要なのだそうです。

それこそ、数年も。。。

それに比べると、入れ歯はそんなこと無いと思うと書いてありました。

入れ歯はその人自身に、もの凄い嘔吐反射がなく、適切に作られたものであれば、必ず慣れてきます。

でも、義手や義足とまでは行かなくても、そこそこの努力と調整は必要です。

そして、残存歯が残っているのならば、その残存歯が悪くならないようにケアして行けば、すぐに作り替えなくても大丈夫です。

是非、諦めずに一緒に頑張りましょう。

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当院では来春から一緒に働く、歯科衛生士を募集しています。

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 先日、当院は新潟市にある衛生短大2校に新卒の方に向けて募集をかけました。

先週の土曜日に、それを見た歯科衛生短大の学生が見学に来ました。

非常に明るく、はきはきとしていて、人当たりのいい学生さんでした。

午前の診療を見て、彼女の質問に答え、その後に当院スタッフと僕と一緒にいろいろな話をしました。

ここの印象や、学校のこと、今現在興味のあること等。。。

あっという間に、時間が過ぎていきました。

まだ、彼女がここに来ることは解りません。

他にもう一つ興味のある歯科医院があるそうですよ。

結果はどうなるか解りませんが、彼女ならどこに行っても良い歯科衛生士になるのだろうなと思えました。

どうか、当院に来てもらえることを願っていますよ。

 ここで、当院がさらに歯科衛生士を必要とする理由を述べますね。

僕は入れ歯診療が大好きで、それを得意としています。

でも、一番嫌いな診療は自分の作った入れ歯を、再製作することです。

入れ歯を再製作しなければいけなくなる最大の理由は、何だと思いますか?

それは歯を抜くことです。

多くの入れ歯を入れている人は、部分床入れ歯です。

つまり、1本以上の自分の歯が残存している方がほとんどですね。

ということは、部分入れ歯を入れた後、歯周病や虫歯からきちんと残存歯と入れ歯を守ってあげなければならないわけですね。。。

当院では、そのために部分入れ歯を装着して問題がなくなったとしても、患者さんに継続したメンテナンス(定期健診)をお勧めしています。

このメンテナンスで活躍する歯科衛生士に来ていただけたらと思っています。

現状では、入れ歯を装着している人にこの認識が伝わっている方は本当に少ないです。

何とかこの現状を打破するのが、僕たちの目標ですからね。。。

そのためには、僕一人では難しく、歯科衛生士の力が絶対的に必要ですからね。

 この当院の概念を理解していただき、ここで歯科衛生士として患者さんの口腔衛生に頑張りたいという方を当院は望んでいます。

当院はスタッフが成長できるように、その環境づくりに努めてきました。

例えば外部講師に来ていただき定期的な勉強会、研修、他院に見学に行き予防の取り組みについて勉強しています。

それなりに福利厚生も充実しているかとは思っていますし。。。

ここに勤めているスタッフは本当に明るく、人柄のいい人ばかりで、スタッフ間の仲も良いと思いますからね。

まだまだ、当院は歯科衛生士を募集しています。

ご興味のある方は、是非、問い合わせくださいね。

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歯科の医療費控除とは

医院のスタッフは本当に大切です。

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歯科医院の仕事ってなかなか解りにくいですよね。

この仕事は、患者さんを迎えて口の中で行われる作業な訳ですが、なかなかその仕事内容を患者さんは見ることができませんから、仕方ないですね。。。

一般内科や外科などのお医者さんや看護師さんとも違いますからね。。。

でも、実際に治療に当たるときは医療行為として行うわけですから、かなりの緊張感を感じてやるわけです。

また、歯科医院を取り巻く社会環境も一昔前と比べて、かなり厳しく言われています。

本当に必要なことなのかエビデンスがハッキリしていないものまでの消毒や滅菌の徹底や、保険点数は条件をつけて変更する等など。。。

本当に歯科医療そのものの発展よりも、社会環境の変わり様は目まぐるしいです。

保険などは解釈の仕方でも変わりますので、それについて行くのも大変です。

また、サービス業としての一面も持ち合わせているので、それに対しての工夫を行ったりします。

診療の内容としても、抜歯や根管治療、歯周病治療、入れ歯、ブリッジ、冠、虫歯治療、予防処置、その他諸々たくさんあります。

本当にいろいろなことがある毎日で、全てを高いレベルでこなそうとするには大変で難しい面があります。

また、患者さんに快く思ってもらうために様々なアイデアを出して、環境を整えたり、サービスを提供するのです。

それもかなりの手間と経費がかかります。

医療に関わる機材や商品は、高額なのが一般的な相場です(一般の人が買うことがないため、需要が少ないですからね。。。)。

だから、歯科臨床の勉強はもちろんですが、サービス、接遇、患者心理、患者教育、モチベーション維持、目標設定などの様々なことを考え、行動しています。

でも、実際にこれらのことはスタッフの協力がないとできないのですね。。。

自分一人では何もできないのが、歯科医院の長である歯科医師の仕事です。

全てをたった一人で、満足にやりきっている歯科医院というのは僕は知らないですし、恐らくないのではないでしょうか。。。

患者さんが、痛みを抱えて歯科医院に電話したときもおそらく最初に電話に出るのは、スタッフの女性でしょうし、帰り際に「お大事にしてください。」と言うのもスタッフですものね。

器具の消毒・滅菌もスタッフでしょうし、ユニフォームの洗濯も、患者さんを迎えるための準備もスタッフがしてくれます。

歯科医院に来る患者さんは痛みを抱えている人が多いため、なんとかその日に診てほしいという思いから、電話をかけてきて「今日、診てほしい。」と言われたり、医院の方へ飛び込みで来たりもします。

当院は、基本的に予約制のため、急な対応はできないこともあります。

でも、患者さんは希望通りにならないと、不満の声を挙げてくる人もいなくはないです。

そのような患者さんは、それを院長である僕に言うのではなく、受付や衛生士のスタッフに言う人が多いような気がします。

もともと、いろいろな仕事があって患者さんを迎え入れるための努力をしてくれている歯科医院のスタッフのストレスは、かなり大きいはずです。

それを考えると、本当に頭が下がります。

働き方やそのスタッフの勤務体制・勤務時間は、医院によっても個人によってもいろいろあるかと思いますが、僕はスタッフを本当に大切に考える医院環境が作れないと、発展はないと思っています。

これは、単なる個人の当院の問題でなく、歯科業界全体に言えることだと思うのです。

歯科医院の長である院長さんが、歯科医療に生き甲斐を感じ、スタッフを大切にして女性スタッフにやり甲斐を持たせることができなければ歯科衛生士の離職率は高いままでしょうし。。。

そうなると、歯科業界全体の疲弊、衰退に繋がるでしょうね。

僕も、偉そうなことが言えるような立場ではないですし、実際に当院を離れてしまったスタッフもいます。。。

僕はこの医院を企業にするつもりはなく、家業のままでいいと思っています。

企業って言うと、なんか冷たく感じます。

家業っていうのは、あくまで一家でやっている感じなのですが、僕はスタッフ達を本当の家族のように思っています。

皆にも「りんごファミリー」という、意識を持たせているつもりでありますからね。

でも、今の自分はまだまだ未熟で、スタッフ皆のモチベーションを高いまま維持することは多分、できていません。

それどころか彼女たちを幻滅させるようなことも言ってしまっていますね。。。

医療人として、彼女たちに尊敬されるように生きていけたらと真摯に思います。

いくら考えても難しいことなのかもしれませんが、スタッフ皆に向き合って生きていきたいと思います。

これからも、全力で頑張りますよ~。

ノンクラスプ入れ歯で審美性の向上へ。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 多くの患者さんは、入れ歯はできればあまりしたくはないですよね。

僕ら歯科医師も、極力は入れ歯を避けるような処置を進めることが多いです。

一本だけの欠損ならば、ファーストチョイスはブリッジだと思います。

ブリッジは、固定性の補綴物なので咬んだ感触は天然歯に近いです。

保険診療で製作が可能ですし。。。

実際、よく咬めます。

でも、問題点がないわけでもないです。

欠損した両隣在歯を削らなければならないデメリットがあります。

欠損した両隣の歯にもし虫歯があれば、それを削ってかぶせると言うことに強い抵抗はそれほどないのですが、もし、健康な歯ならば気分はいやなものです。

ですから、そのような人には歯科インプラントも勧めることがあります(当院では歯科インプラントはしていないので、必要な方には大学病院か近くの一生懸命に歯科インプラントを勉強している先生に紹介させていただいています。

もちろん保険診療ではないのでかなり高額ですが。。。

それに変わるものというと、やはり入れ歯でしかないというのも現状であります。

ただ、保険診療となると金属のバネ(クラスプ)を使用したものになります。

それ以外のものとなると、考えられるのはノンクラスプ入れ歯なのではないかと思います。

これも保険診療ではできないものではありますが、歯科インプラントと比べると安価だと思います(ただ咬み心地は歯科インプラントの方が遙かに良いとは思います。)。

また、このような少数歯欠損のケースは若い世代の人が多く、金属のバネを見えてしまうのを極端に嫌う方が多いため、ノンクラスプ入れ歯(金属のバネを使用しない入れ歯)を選択する人が多いです。

この入れ歯は、審美的には非常に良いものになります。

金属のバネは使用しないわけですので、入れ歯維持を他に求める必要があります。

そのため、残存歯の歯間部の歯肉に床と言われるピンク色の材料を這わせて作ります。

ピンク色の床材料は、保険で使用するものに色的には似ていますが、保険で使用するものよりも柔らかく弾力もあります。

そのため、維持力も優れています。

ただ残存歯を挟むようにして維持を図るため、残存歯の歯周病の程度はかなり注意して診ていかないといけないですし、動揺のある歯には使いたくないものであります。

場合によっては歯を揺らしてしまう力が加わってしまいやすいですからね。。。

でも、このノンクラスプ入れ歯の適応はかなり多く、患者さんからも非常に喜ばれています。

当院では、このノンクラスプ入れ歯の症例も多く行っています。

ブリッジや歯科インプラントに抵抗を感じる方は、是非、考えていただけたら良いと思います。

その際にはまず、残存歯の状態を確認してからノンクラスプ入れ歯の製作を行いたいと思います。

もし、気になる方はご相談いただけたら幸いです。

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