2018年11月:りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

スポーツマウスガードで外傷予防しましょう。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 最近では、スポーツ愛好家の間でマウスガードが普及しつつあります。

まだ、聞いたことのない方もいるかもしれませんが、ボクシングや空手の選手が試合の際に、口の中に入れているマウスピースの事を言います。

スポーツマウスガードの効用は、口腔内の歯牙や歯肉などの歯周組織を外力から守るのが主目的であります。

ある報告では、中高生のスポーツ時の外傷で75%以上が首から上の頭部にあり、その中で口腔内の障害が多く見られます。

スポーツ時の外傷予防として使用されるマウスピースをスポーツマウスガードと言い、歯ぎしり用のナイトガードや顎関節症治療用のマウスピースとは明確に区分されています。

以前は、格闘技の選手が装着するものという感じがありましたが、最近はアメリカンフットボール、アイスホッケー、ラグビーバスケットボール、サッカー、野球、ゴルフ等の選手にも幅広く普及されています。

このスポーツマウスガードは、スポーツ店などでも購入することはできますが、これは材料を温湯で軟化し、それを口腔内に入れて口を動かし、自らの口腔周囲の筋肉を動かして併せていくものです。

でも、これは簡便ではありますが、素材の厚みが厚くなったり薄くなったりして一定ではなく、適合が良くないです。

その点、歯科医院で製作されたものは口腔内の型を取り、模型を起こしてEVAシートという弾力のある材料を軟化・成形して製作するものです。

一層、もしくは複数のシートを使用して一定の厚みで製作することができます。

さらに、競技の特殊性を考慮して、危険な部位を保護するために意図的に厚くすることもできます。

また、福利効果としてケガに対する安心感からか、思い切り競技に集中してできるため、パフォーマンス力が上がり、筋力の向上も期待されています。

その効果を十分に発揮するためにも、スポーツマウスガード購入の際にはスポーツ歯学に精通した歯科医院で、適合の良いものを製作されてみてはいかがでしょうか。

今、ある健康な歯を大切にしましょうね。

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 入れ歯を作製してほしいという依頼で、当院に来られる人はかなり多いです。

僕は、入れ歯診療が大好きで、それを得意としているので本当に嬉しいですが、そうなる前に定期健診をして、できるだけ入れ歯にならないようにしたいですし、仮に入れ歯になったとしても、残存歯はそれ以上悪くならないようにしたいと思っています。

若い方でも、多数歯に渡る欠損を悩んで来られる方もいます。

先日も、前歯にブリッジが入っていて、それが虫歯により根元から欠けてしまい、再度のブリッジは不可能という方が来られました。

残った歯根は保存が不可能で、抜歯を要します。

この歯に限らず、他の歯も多くの重度虫歯になっていますし、歯周病も重篤なものでした。

レントゲンと鏡を見てもらいながら、「この歯とこの歯とこの歯と、この歯は抜かないとダメですね。その後はここにブリッジをして、この部位は入れ歯にした方が良いと思います。そして、残る残存歯も歯周病により状態が悪いので、これ以上悪くならないように、日々のブラッシングを頑張りましょうね。そのブラシのやり方としては歯科衛生士の方でしっかり指導もしますからね。」と伝えました。

言われた患者さんは、相当なショックのようで、「そんなに悪いとは思っていなかったです、何とかブリッジはできませんか?」と仰っていました。

僕らの感覚では、相当悪いのですが。。。

患者さんの感覚とはやはり、違うのですね。

口腔内の善し悪しは、痛みがあるかないかではないです。

虫歯が相当重度であれば、歯の神経は死に痛みを感じることはないです(恐らくそうなる前には、痛みがあったはずなのですが時間が経って忘れてしまっているのでしょうね。)。

でも、虫歯の進行は止まらずに歯冠はどんどん虫歯に犯されてしまい、根っこの先に膿の袋を作っている場合が往々にしてあります。

この膿の袋は、痛みがないうちは慢性の病変なので大きな症状はないですが、急性化すると激痛です。

根の治療で何とかなる状況であればまだ良いですが、もはや手遅れという人も実際、よく見ます。

また、歯周病により歯がグラついていてブリッジや被せ物はできない状態だったりする人も中にはいます。

この歯周病も、慢性の病変なので基本的には痛くないです。

でも、これも急性化すると、歯茎が腫れ揺れはさらに酷くなり、激痛が襲ってきます。

こうなってから、治療をしても、その選択肢は恐らく抜歯して入れ歯になると思うのです。

入れ歯は、絶対に元の健康な歯には勝てません。

よく食べれないですし、違和感も強いです。

それは、大学教授の作る良い入れ歯でも、自分の元の健康な歯には勝てないことなのだと思いますよ。

できるだけ、健康な状態で自分の歯でいられれば、それに超したことはありませんからね。

是非、今ある歯を大切にしていくことを考えていただきたいです。

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入れ歯を作るための、前処置は大切です。

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 入れ歯治療を行う前に、場合によっては前処置を行う必要のある方がいます。

この前処置というのは何かというと、入れ歯のバネが係るべき歯に虫歯があったら、先に虫歯の処置が必要ですし、重度歯周炎で歯がプラプラ動揺しているようでしたら、抜歯しなければなりませんからね。

また、総入れ歯の場合でも、フラビーガムや義歯性口内炎などで歯茎が荒れていたらやはり、それを治してから型取りを行うべきなのです(フラビーガムの場合、そう簡単に直りませんが、状態を良くしていくのは必要です。)。

これを患者さんに説明すると、「え、早く咬み合わせだけ何とかしてほしい。」とか、抜かないで入れ歯のバネを掛けないモノを作ってほしいと言われることが度々、ありますね。。。

気持ちは解らなくはないですが、これにはどうしてもできない理由があるのですね。

入れ歯をその状態で作ったとしても、良いものは絶対にできませんから。。。

もし、虫歯になっている歯や歯周病になっている歯に金属のバネを掛けたら痛みが出ますし、バネが係る故に歯を揺らしてしまったために、歯が抜け落ちてしまい、入れ歯を再製作しなければならなくなることも多いですからね。。。

確かに、その前処置のために時間はかかるでしょうし、期間もかなり必要ですね。

でも、そこをしっかりやっていただき、良い入れ歯を作るようにしましょうよ。

そして、治療が終わっても残すべき歯をしっかり残すために、入れ歯の点検も兼ねて3ヶ月に1回の定期健診には是非、来ていただきたく思います。

それが、自分の歯と入れ歯を守るために必要な事だと思います。

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入れ歯では人工歯の見え方が大事です。

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総入れ歯を製作する際に、仮合わせの段階で特に気をつけていることは笑ったときの人工歯の見え方です。

歯の見え方により、その人の印象はかなり変わってしまうので、笑ったときの前歯の色や形、出っ張り具合は本当に大切ですね。

これは、保険診療、自由診療にかかわらずに当院では入れ歯製作の際に、一番大切にしている作業です。

もし、いわゆる出っ歯のような状態になったままや、歯肉色が目立つようになったまま完成したら治すのがかなり困難ですからね(ほぼ作り替えなければならないと思います。)

そうならないように、咬み合わせ取りが終わって歯を並べ、歯肉形成を行ったならば必ず仮合わせをするように当院はしていますよ。

見るポイントは、まず正中がズレていないか、リップサポートという唇の張り具合(張りがなく唇の赤い部分が内側に入ってしまうこともあります。)はどうか、顔全体から見た歯の大きさ、顔や性差による歯の形態などは重要ですからね。

そして笑ったときの歯の見え方(スマイルラインを参考にしたものです。)は、すごく大切だと思いますから。。。

人工歯の素材としては、レジン歯(プラスチックの歯)、硬質レジン歯(硬いプラスチックの歯)、陶歯(セトモノでできた歯)がありますが、僕は保険診療では主に硬質レジン歯を僕は使用します。

硬質レジン歯は、調整もしやすく摩耗も少ないため長期的に見て良いものと思えますから。

色も種類が豊富で明るい色のものもあれば、濃い色のものもありますからね。

入れ歯製作で重要な部分を占める、この人工歯配列の善し悪しは机上であれこれやることよりも実際に患者さんを前にして、やった方が実際の見え方がよくわかるので、もし、満足いかないなあと思えば自分でもう一回やることもありますよ。

もし、この仮合わせの段階で人工歯の排列不備があり、もう一回やり直すことはそれほど大変ではないですから、もし、気になることがあればこの段階で教えていただけたら幸いです。

入れ歯を作るのに、患者さんの意見が入らないものは良いものになりにくいですからね。

こちらの方からも、そのあたりをしっかり取り込めるように積極的に聞いていますが、患者さん側としても、この仮合わせの時に気がかりなことがあれば教えていただけたら幸いです。

患者さん、歯科医師、歯科技工士そして歯科衛生士達と一緒に協力していきながら、良い入れ歯を作っていきましょうね。

そうすることによって、完成した入れ歯は患者さん自身もしっかり使っていただけると思うので、慣れるのも早いですからね。

一緒に頑張りましょう。

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上顎の入れ歯が真ん中で割れやすいのは。。。

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 ちょっと前に、入れ歯が壊れたために、ご飯が食べられないといって来院された方がいました。

その方は、入れ歯が正中で真っ二つになっていて、度々このようなことを繰り返すようです。

その患者さんの口腔内を見てみると、上顎は総入れ歯で下顎はほぼ全部の歯が残っているような状態でした。

入れ歯症例を多く見ていると、このようなケースをよく見ます。

これはシングルデンチャーと呼ばれるもので、相方の対合する歯はほぼ残っていて、上顎か下顎の歯はほぼ無いようなケースですね。

特に上顎の歯がほぼ無くて、上顎には入れ歯が入っていて下顎の歯はほぼ残っているようなケースが圧倒的に多いような気がいたします(僕は交通事故や顎のがん患者以外で、上顎の歯が全部残存していて、下顎の歯が全くないケースでのシングルデンチャーはあまりお目にかかったことがありません。。。)。

実は、このようなケースの場合は注意が必要なのですね。

入れ歯が正中で割れてしまいやすい理由があるのですね。

それは、多くの方の場合、歯を失うのは歯周病が多いです。

通常、歯周病は全顎的に進行することが多いですから、上顎の歯を全て失って、下顎の歯は全て残存している様なケースはちょっと不自然ですよね。

おそらくこの人は、咬合力が元々強かった人だと思います。

咬合力が強いということは、咬合するときに上顎の歯に対して下顎の歯が強く当たるともいえますよね。

歯周病のために上顎の歯が下顎の運動で得られる咬合によって、上顎の歯が突き上げられたり、揺さぶられたりしていたために歯周病が進行し、上顎の歯がどんどん抜けてきたといえるのではないかと思われます。

この強い咬合力は上顎が全て総入れ歯になっても続きます。

そのために入れ歯が割れやすい状況に陥りやすいと言えます。

そして、人は歯を失うと歯があったときに比べ、歯根を支えていた歯槽骨が吸収していきます。

いわゆる歯茎が痩せるということですね。

この歯茎の痩せ方には特徴があって、上顎は唇頬側から痩せていきますし、下顎の場合は舌側から痩せていきます。

この歯茎の痩せ方は個人差がありますが、経時的に継続して痩せていきます。

そうなると、上顎の歯を失って総入れ歯を入れたとしても、歯茎の吸収は唇頬側から進むために元々歯があった位置の歯列弓は狭くなっていきます。

下顎の歯がほぼ全て残っているなら、時間の経過とともに上顎の骨吸収によって、入れ歯の真ん中部分に応力がかかるようになってしまい、正中で割れるのですね。。。

従って、このようなケースの場合は、入れ歯を新製するにしても歯の配列位置を、しっかり見て場合によって、通常の臼歯の配列位置よりも内側に入ったような交叉咬合配列にした方が良いケースもあります。

また、正中部には補強線を2本以上入れたり、場合によっては自由診療となりますがチタンなどの強度の強い金属床と言われる入れ歯などにした方が良いかもしれません。

その方が、入れ歯が正中で壊れるようなリスクは、大分無くなるかと思いますよ。

もし、上顎の入れ歯が正中でしょっちゅう壊れて困るという方は、下顎の歯はほぼ残っていませんか?また、咬合力が強いと言われたことはありませんか(咬合力の強さが疑われる人は顔のえらが張っている人が多いです。)?

気になる方は、ご相談いただけたら幸いです。

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ブリッジが入っている人は、特に気をつけましょう。

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 入れ歯はどんな欠損形態においても、対応が可能であります。

それこそ歯が一本欠損しているだけの部分入れ歯から、全ての歯を失った総入れ歯まで入れ歯の処置として対応できます.。

しかしながら、欠損歯数が少なければ少ないほど、入れ歯が無くても食べれる事が多いため入れ歯を入れたがらないという現実があります。

そのような欠損歯数が少ない場合は、できればインプラントかブリッジの方が煩わしさはなく嚙んだ感じも天然歯に近いので良いと思います。

確かに、ブリッジにすると言うことで欠損部位の両隣の歯削らなければならないというデメリットがありますし、インプラントも埋入手術が必要となります。

そのため、良いことばかりではないですね。。。

でも、処置後に食べにくいと言うことは入れ歯よりはないですし、ケアさえしっかりやっていただけるならば悪いモノでは無いと思いますよ。

先日も上顎の第二小臼歯を欠損していて、その部位に入れ歯かブリッジかで悩んでいるという患者さんが来られました。

僕は一本欠損のための、部分入れ歯は勧めない旨を説明しました。

その理由としては、着脱が煩わしいこと、経験的に一本欠損だけで進んで入れ歯を入れたがる人は少ないこと、物理的に嚙みにくいことを挙げました。

その患者さんは、メリットとデメリットを鑑みて、家で考えたいと言うことで、一度この案件を持ち帰りましたが、再度予約が入り「やはりブリッジでお願いしたいです。」とのことでした。

保険内のブリッジを希望のため、欠損部の両隣の歯は銀歯になることを説明し、同意を得ました。

そして、極力目立たないように頬側の歯質は極力残し、咬合面と口蓋側面の形成を行い型を取りました。

そして次回、ブリッジをセット予定であります。

このブリッジも大きな意味では、入れ歯の一種ですが適応範囲は限られます。

あくまで少数歯欠損のみ対応が可能なのですね(部位にもよりますが、1~2歯ぐらいまでの欠損ですね。)。

あまり大きな欠損には認められないモノです。

もし、このブリッジが認められないならば次の選択肢は、主に入れ歯と言うことになりますね。。。

ある意味、このブリッジが入れ歯になる前の前処置みたいな所もあるわけです。

この土台になっている歯が駄目になったら、入れ歯になるという人は少なくないですよ。

入れ歯になったら、ブリッジと同じように嚙むと言うことは、まず、できないですからね。

固定性のものと、取り外し可能なものとを比べたら、咬み心地は雲泥の差がありますから。。。

ですから、ブリッジがある人は特に日常のブラッシングには気をつけていただき、定期健診にはしっかりと係られて下さいね。

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歯並びの相談に矯正専門の先生が応じますよ。

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 僕は毎日、自分の医院に来て虫歯治療や歯周病治療、抜歯、ブリッジ、入れ歯治療を一生懸命に頑張ってやっています。

この中では、入れ歯治療がダントツで好きな分野ですが、最近は虫歯や歯周病にさせないための予防に関心が湧きます。

定期健診に来てくれている方達には、特に虫歯や歯周病にはさせたくないと思いますし、仮に歯周病があったとしても、進行のないようにしていけたらと思います。

そのためには、定期健診でのブラッシング指導と歯石取り、プロフェッショナルクリーニングは絶対的に必要ですが、中にはそれだけではどうしても、完全にキレイな状態にならないほど、歯並びが悪い人もいます。

叢生といって歯が入り組んで生えてしまっていたり、歯の萌出位置が従来の状態と違っていたりした場合、磨けない部位というのが存在するため、非常に虫歯や歯周病に罹患する可能性は高いです。

多くの人は、自分の歯並びの悪さに気づいていても、歯科矯正は自由診療なので金額が高いということだけに、目がいってしまうためになかなか治療に踏み切れないですよね。。。

また、成人してから歯科矯正はできないと思われている人も多いですね。。。

でも、実はそれは取り越し苦労だったりすることが多いです。

料金も、思ったより安いと言われることも多いですからね。

ただ矯正治療は専門性が高く、なかなか僕一人で治療を行うことは難しいです。

そのため、矯正専門の先生に来ていただき、治療を進めていきますよ。

当院に来ていただいている矯正専門の先生は、長谷川先生と言い、優しい女性の先生です。

診査の上、治療方針や期間、料金もおおよそ提示してくれます。

その上で、矯正治療をやるかやらないかを決めていただいても遅くは無いと思いますよ。

もし、歯並びに不安や、もっと口元をキレイにしたいとお考えの人は、ご相談いただけたら幸いです。

(当院の歯並び相談は、3000円【税抜き】となっております。ご希望の場合は、お電話をいただけたら幸いです。次回、矯正専門の長谷川先生が来られる日は12月6日(木)の午後です。)

訪問診療に前向きに取り組んでいます。

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 当院に来られる患者さんの多くは、入れ歯に何らかの問題を抱えていて、入れ歯の新製をされたいという方が多いです。

僕は、元々大学病院の入れ歯の講座に籍を置き、入れ歯を専門にやってきた経緯もあるので、そう言って、来てもらえるのは本当に嬉しい限りです。

でも、その中には介護を要する方で、入れ歯を作りたくても歯科医院に通えないため、躊躇している方が少なくないようですね。

当院では、そのような方たちのために、訪問診療も行っています。

予約制で火曜日と木曜日の日中となりますが、こちらから介護施設やご自宅へ出向きますよ(日程が合えば、他の曜日も可能です。)。

もし、ご家族やお知り合いに要介護者がいて、入れ歯や虫歯で困っていたり、歯のクリーニングをしてほしいという希望があるのならば、当院に相談されてくれたら幸いです。

訪問診療の難しいところは、要介護者である人自身では口腔内の衛生状態を維持することが難しいことです。

そのため、ご家族やヘルパーさんの手助けを要して、お口の衛生状態の維持・向上のための協力を得ることです。

そのため、訪問診療の際はその旨もお話しさせていただき、ブラッシングの方法なども実際に介護に携わっている方へのお話しをさせていただいています。

 また、当院では以前から、この訪問診療にも力を入れているため、設備の充実も図ってきました。

ポータブルのレントゲン装置、口腔内吸引器、ポータブル超音波スケーラーなども完備しています。

できるだけ外来診療の設備に近づけることによって、訪問診療でもそれほど遜色なく診療ができるようになってきたと思います(全てがそうなったとは、言えませんが。。。)。

もし、入れ歯製作のみならず、虫歯の治療や歯茎の治療、または歯のお掃除だけということでも大丈夫ですので何かご相談したいことがあったら、一度お口の中を拝見させていただけたら幸いです。

最近では、80歳を超えて要介護者でも介護者がしっかり口腔内を良い衛生状態に保ってくれて、歯が20本以上残っている人が珍しくもなくなってきました。

そのためか、3ヶ月に1回ほど、歯石取りとクリーニングのみをするためにお邪魔することも多くなりました。

そしてその都度、ブラッシングの仕方について指導とコメントをするという感じです。

このようなやりとりが一番、患者さんにとっては良いですし、僕らも安心して安全に処置に入れます。

これからは、訪問診療も歯を抜いて入れ歯を装着するだけの診療では時代遅れかもしれませんね。

オーラルフレイル(人は口腔内の機能低下から、年老いてくるとの考え)からも、歯を保存して本来の口腔機能を維持させることが大切ですものね。

そのお手伝いを、当院にさせていただけたら本当に嬉しい限りです。

もし、要介護者で虫歯、歯周病、入れ歯、歯のクリーニング、歯石取りのご希望があり、ご家族にもご心配があるようなら、ご連絡いただけたら幸いです。

予約制となりますが、お家、介護施設に出向いていきますね。

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歯科の医療費控除とは

部分入れ歯の人は、残存している自分の歯を大切にしましょう。

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 入れ歯になると、多くの人が時間の経過とともに、緩くなってくることを感じませんか?

これは入れ歯が乗っかっている歯茎が痩せてしまったために起こるのですね。

また、咬合も人工歯がすり減ってしまったことにより、変わってきている可能性もあります。

クラスプという金属のバネも緩むことがありますからね。。。

そのようなことがあったなら、早めに歯科医院で調整をしてもらった方がいいかと思います。

入れ歯は生体の口腔内で機能させるモノで人工物であります。

日常の咀嚼や会話などに効力を発揮しているため、常に使用しているモノといって良いと思います。

そのような大切な器官に対して、メンテナンス(定期健診)をしないというのは通常は考えられませんよね。

だけども実際の所、入れ歯が口腔内に入って、痛みがなくなってよく食べられるとなると、その後のメンテナンスに応じる人は、天然歯が全て残っている人に比べて少ないのが現状です。

本来は入れ歯になる前からきちんと、歯科医院に通ってブラッシング指導をしてもらい、歯石除去やクリーニングをしてもらっていたならば、入れ歯にならないで済んだ方が大勢いたはずなのに。。。

最近は、新しい入れ歯を入れてそれが何でも食べれると言われることよりも、それ以上自分の歯をなくさないために、しっかりメンテナンスに通いますと言ってもらえる方が、何十倍も嬉しく思います。

自分の歯を大切に思わない人に、入れ歯治療をやってもあまり上手くいきません。。。

実際の所は、そういうモノなのですよ。

全ての人が総入れ歯というわけではなく、大方の人は部分入れ歯でありますからね。。。

残存歯が一本以上はある人が多いはずです。

もちろん歯周病が重症化してしまい、プラプラしているような歯は抜かなければならないでしょうが、そうでなければ僕は極力、残したいと思います。

どうか、部分入れ歯の人こそ、これ以上歯を悪くしないためにも歯科医院の定期健診には係られて下さいね。

そして、入れ歯だからもういいやと思わずに、残存歯と今使用している入れ歯を長く使えるように努力しましょう。

きっと良い結果が出ますよ。

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治療前にPOICウオーターで除菌して、治療中はエコシステムの殺菌水を使います。

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 当院では、治療前にデンタルチェアに座ったら、まずはPOICウオーター(POIC研究会発行)でうがいをしてもらっています。

以前は初診時のみ、うがいをしていただきましたが、今は治療やメンテナンスに入る前に全ての患者さんにしてもらっています。

POICウオーターは、タンパク分解型除菌水と言われています。

原料は超純水と超純粋塩を専用の機械で電解質分解して作られる次亜塩素酸イオン水です。

pHは9.0付近でアルカリ性ですが、口腔内に15~20秒ほど含むと、口腔内のアミノ基と結びつくため、酸性化します。

酸性化することにより次亜塩素酸イオン水から次亜塩素酸水に変化します(ちょっと言い方が似ていて、ややこしいですね。。。)。

この次亜塩素酸イオン水でpHアルカリ性の時に、プラーク(歯垢)という細菌の塊が自分を守るために張るバリア(バイオフィルム)を崩し、酸性化(次亜塩素酸水)することで除菌水になっていきます。

除菌水になった時のpHは6.0ほどなので弱酸性です。

つまり、細菌のバイオフィルムを壊し、中に存在する個々の細菌を叩くという理にかなった除菌水なのですね。。。

この作用を利用して、ブラッシングをすることによってものすごく歯磨き効果も上がりますし、歯周病で歯周ポケットが深い人や、歯並びの問題でブラシが届きにくくて虫歯ができやすい人には液体なので隅々まで行き渡り、すごく効果があります。

また、口臭でお悩みの方にも、すごく効果があります。

僕はこの効果に魅せられて、POIC研究会認定のホームケアアドバイザーの資格を取得しました。

また、最近になって、当院スタッフの一人もこのホームケアアドバイザーを取得しましたよ。

 実はこのPOICウオーター以外にも世間には、次亜塩素酸水と言われるモノはあります。

でも、それは薬品を混ぜて作られたモノでアレルギーや副作用の懸念がありますし、考えられてのpHや濃度は調整されていないのが現実です。

このPOICウオーターは基本的に純粋な水と塩だけが原料なので、アレルギーに心配はないです。

確かに、口に含んだときの味はものすごく悪く、「プールの臭いがする。」と患者さんから、よく言われます。

でも、それはPOICウオーターが汚れを分解して出る臭いで、「クロラミン臭」というモノなんです。

継続使用することにより、口腔内がきれいになると全くそのようなことは無くなりますよ。

僕は毎日、昼と夜にこのPOICウオーターを使用しています。

朝、起きたときの口の中のネバネバ感がかなり薄れますし、これをしないと気持ち悪い感じがします。

このPOICウオーターで歯を磨いた後は、舌で歯の表面を触ると歯がつるつるしていて気持ちいいです。

是非、皆さんにもこのPOICウオーターを知っていただけたらなと思います。

また、当院ではこのPOICウオーターでうがいをしてもらい、(ブラッシングを併用するとさらに効果的ですが、当院では治療前のうがいのみになります。)口腔内の細菌をある程度リセットしてもらった後、エピオス社のエコシステムにより、殺菌水を使用しての治療となります。

このエピオス社のエコシステムは細菌のいない滅菌水ではなく、細菌が存在しないのは当然で、口腔内の細菌を叩く殺菌水が出ます。

週刊誌などで、このデンタルユニットから出る水が最近は問題視されています。

そのユニット内部の水から1ccあたりに7万個の細菌がいたという報告がありますからね(ちなみに水道法では1ccあたり100個以下)。

当院では、この問題は100パーセント解決したと自信を持って言えます。

当院のデンタルユニット全台はエコシステムを介しての水になっています(そのセントラルは、待合室に置いてあります。)。

是非、皆さんこのPOICウオーターとエピオス社のエコシステムを知っていただき、当院での治療を安心して受けていただけたらと思います。

※POICウオーターは、有料となりますがお渡しすることは可能です。日々のブラッシングに使用していただけたらと思います。ご興味のある方は詳しい説明を、歯科医師、歯科衛生士がいたしますので、ご相談ください。

(写真は上がPOICウオーター生成器です。下がエコシステムのセントラルです。エコシステムのセントラルから各ユニットへ殺菌水となって、配水されています。このエコシステムのセントラルは待合室でご覧になることができますよ。)