2018年10月31日

歯ブラシ選びのポイントについて。

皆さんは、どんな歯ブラシを使ってますか?

ドラッグストアやスーパーのオーラルケアコーナーにはたくさんの歯ブラシが並んでおり、目移りしてしまいますよね。

でも、虫歯予防や歯周病予防等の目的に応じた歯ブラシ選びが重要です。

選ぶ際のポイントは「毛先の形状」「毛先の硬さ」「ヘッドの大きさ」です。

まずは毛先の形状ですが、目的に応じて選択しましょう。

虫歯予防であれば、主な目的は歯の表面に付着した歯垢(プラーク)を落とすことなので、適した毛先はラウンドカット毛です。

また、歯周病予防に適した毛先は極細毛で、歯と歯茎の間の汚れを落とすことが目的となります。
毛先の硬さはメーカーによって違いがありますが、「ふつう」から「やわらかめ」が良いでしょう。

「かため」の歯ブラシでゴシゴシ磨くことで、爽快感は得られるかもしれませんが、歯や歯茎を痛める原因となりますので、注意が必要です。

ヘッドの大きさは個々の口の大きさや好みにもよりますが、奥歯までしっかり磨けるように大きすぎないものを選択しましょう。

歯ブラシを購入される場合は、以上のポイントを考慮して選びましょう。

もし、歯ブラシ選びに迷ったら歯科医院に足を運び、歯科医師、歯科衛生士に相談しましょうね。

2018年10月30日

入れ歯のQ&A

一覧

Q.入れ歯の歯は天然の歯と違いますか?
Q.入れ歯は寝るときは外した方が良いのですか?
Q.入れ歯の洗浄方法は、どうしたら良いでしょうか?
Q.歯を失うと、歯茎が痩せるのは本当ですか?
Q.歯茎が痩せたら、入れ歯は作り替えた方が良いのでしょうか?
Q.総入れ歯を1日で作ることはできますか?
Q.入れ歯で咬めますか?
Q.入れ歯は壊れますか?
Q.新しい入れ歯を入れてご飯を食べると、頬粘膜をよく咬みますがどうしてですか?
Q.入れ歯で発音できますか?
Q.入れ歯を磨くのに、通常の歯磨き粉を使っても良いですか?
Q.入れ歯に歯石は付きますか?
Q.入れ歯安定剤は使っても良いですか?

Q&A

Q.入れ歯の歯は天然の歯と違いますか?
A.はい、入れ歯の歯は保険診療で使用するものには、レジン歯、硬質レジン歯、陶歯と言って人工物です。いずれも天然歯より弱い材質のものです。

Q.入れ歯は寝るときは外した方が良いのですか?
A.通常は夜間の就寝時は入れ歯を外して、お休みになってもらうように勧めています。しかしながら、就寝時に食いしばりや噛みしめなどがあるようでしたり、顎関節に異常が見られるようならば、入れ歯を入れたまま寝てもらうことを指示することもあります。

Q.入れ歯の洗浄方法は、どうしたら良いでしょうか?
A.就寝時には流水下で、入れ歯用ブラシを使って大まかに汚れを取っていただき、その後は入れ歯洗浄剤を使用して除菌を図っていただきたいです。起床後、水洗して口腔内に入れてください。その際に、自分の歯が残存しているのならば、歯磨きもしてくださいね。

Q.歯を失うと、歯茎が痩せるのは本当ですか?
A.はい、一般的に上顎は頬側から吸収し、下顎は舌側から吸収されていきます。また、歯を失った時期や元々の歯周病の状況などによっても、吸収程度は違います。

Q.歯茎が痩せたら、入れ歯は作り替えた方が良いのでしょうか?
A.歯茎が痩せてしまって、入れ歯が緩くなった場合は裏装(リライニング)といって裏打ちをすることがあります。でも、あまりにも入れ歯が合っていないようならば作り替えた方が良いケースもあります。

Q.総入れ歯を1日で作ることはできますか?
A.総入れ歯は患者さんをチェアに座らせて行う作業と技工室内で行う技工作業があります。型取りから完成までの間で、少なくても4~5回のステップは必要です。そのため、1日の製作はまず難しいです。

Q.入れ歯で咬めますか?
A.新しい入れ歯を入れてすぐに何でも咬めるという人は少ないです。最初はゆっくりと軟らかいものから食べましょう。慣れるまでには時間も必要ですし、恐らく1~2回の歯科医院での調整は必要だと思います。

Q.入れ歯は壊れますか?
A.通常の生活では、まず壊れないと思いますが、人工物なので絶対に壊れないということはないです。

Q.新しい入れ歯を入れてご飯を食べると、頬粘膜をよく咬みますがどうしてですか?
A.お口を取り巻く神経筋機構が調和していないためだと思います。適正な咬合関係を付与されている入れ歯なら、1~2週間で神経筋機構が調和してくると思います。それ以上経っても、しょっちゅう咬む場合は、歯科医師にご相談下さい。

Q.入れ歯で発音できますか?
A.入れ歯を入れることによって、空気の漏れがなくなり発音しやすいケースもありますが、入れ歯を入れた事によってサ音やタ音が発音しにくいこともあります。でも、工夫次第である程度は改善できると思います。

Q.入れ歯を磨くのに、通常の歯磨き粉を使っても良いですか?
A.入れ歯を磨くときにやってしまいがちなのが、普通の歯磨き粉を使ってしまうことです。歯磨き粉は天然の歯を美しく磨くためのものなので、研磨剤や入れ歯にはよくない成分が入っていることもあります。特に研磨剤は、入れ歯に細かな傷を入れてしまい、そこへ汚れが入り込み細菌が繁殖し口腔内を不衛生にしてしまう恐れもあります。入れ歯専用の歯磨き粉もありますので、それを使うことをお薦めいたします。

Q.入れ歯に歯石は付きますか?
A.はい、入れ歯にも歯垢や歯石は付きます。入れ歯はレジンというプラスチックでできています。プラスチックには吸水性があるため、水分を吸い込むときに細菌も一緒に吸い込むことで、細菌の塊である歯垢が付着しやすくなります。入れ歯に付着する歯垢は「デンチャープラーク」と呼ばれ、放っておくと歯石になります。
歯石が入れ歯に付いてしまうと、自分で取り除くことは困難です。無理に取ろうとして入れ歯に傷を付けてしまうと、さらにデンチャープラークが付着しやすくなって、歯石の原因となります。


Q.入れ歯安定剤は使っても良いですか?
A.良いですが、注意点もあります。一般に、入れ歯安定剤は「入れ歯がカタつくようになった。」という場合に使われるようですが、自分で勝手に判断して安定剤を使うのでなく、まず歯科医の診察を受け、安定剤が必要となれば、歯科医師の正しい指示に従って適切に使用することが大切です。

入れ歯が合っていないという理由で入れ歯安定剤を使用することは良くないです。使っている入れ歯をぴったり合うように修正してもらったにもかかわらず、あるいは入れ歯を新しく作り替えたのに、まだ動いて具合が悪いという場合に,初めて入れ歯安定剤の使用を考えることになります。
入れ歯安定剤には、粉末やクリーム状で,入れ歯と歯茎に粘着することで入れ歯を安定させるものと、クッションのあるゴム状で,入れ歯と歯茎の間にできた隙間を埋めて入れ歯を安定させるものとがあります。
メーカーやタイプによっても、使い方が違いますので、メーカーの指示に従うようにしてください。

2018年10月17日

歯の突起が折れると痛いですよ。。。

「中心結節」という一般の人には馴染みの少ないものがあります。

全ての人に存在するわけではないのですが。。。

「中心結節」とは、小臼歯(犬歯の後ろ2本の歯)に多く見られる歯の形態異常の一つで、生えたての永久歯の真ん中に尖った突起のことです。

この突起は大人になって咬み合わせの関係上、すり減ってくることが多いのですが、まれに何かの拍子で折れてしまうことがあります。

実はこの突起の中にも神経が入っているため、突然折れてしまうと神経が出てしまう場合があります。

少しずつすり減るのであれば、神経もだんだん退縮するため、痛みを感じずに済むのですが、折れてしまうと最初はしみる程度でも、だんだん症状が強くなって痛みが生じたり、場合によっては歯の根の成長も止まることがあります。

また、感染すると根の先に膿の袋を持ってしまうこともあるのですね。

この場合、一見なんともないように見える歯が痛んだり腫れたりするので、判断が難しいのですが、レントゲン写真を撮ると根の先に黒い影が写ったりします。

一度、膿んでしまうと治療に時間もかかりますが、定期的に歯科医院に受診していれば、突然折れないように、少しずつ調整していくこともできます。

この中心結節は左右対称に存在することが多いので、一度でもそのようなことがあった方や、そのような心当たりのある方は、かかりつけの歯医者さんで見ていただくことをお薦めいたします。

2018年10月 1日

全身の健康管理と歯周病予防には、歯磨きと唾液が必要です。

口の中の健康と長寿は、密接に繋がっているようです。

ある大学教授は、「健康を保つために、唾液が重要な役割を果たしている。」と言います。

口の中の健康の大敵は「歯周病」です。
歯周病は45歳以上の成人の歯を失う原因の第一位です。

歯周組織の総面積は、手のひらと同じ大きさと言われてますから、歯周病があるとかなり広い範囲の炎症を起こしていることになります。
この炎症のある歯周組織には細菌がたくさん住み着いて、それらが、体に悪影響を及ぼします。

例えば、高齢者の死因ともなっている誤嚥性肺炎。。。
食べ物が誤って、器官から肺に入ってしまい、口の中の細菌により引き起こされる肺炎です。
それ以外にも、動脈硬化を進めたり血糖値のコントロールを困難にしたりします。

そうならないためには、どうしたらいいでしょうか?

まずは、当然のことですが「歯磨き」です。

1日3回食後に磨くことが理想ですが、難しければ3回のうち1回、寝る前だけでも入念に磨くことが大切です。
この時、くまなく磨くのならば最低5分はかかります。
そして、歯間ブラシや、デンタルフロスも併用しましょう。
歯ブラシでのブラッシングのイメージとしては1歯ずつ磨いていく感覚です。
そして歯茎のマッサージ効果も得られるように、歯と歯茎の境目は優しく入念に行いましょう。

さらに3ヶ月に1回の定期健診をして、歯石を取ってもらえばある程度、歯周病は予防できます。
そして、もう一つ大切なことは、「唾液がしっかり出る」ようにすることです。

通常は、人は1日1~1.5ℓの唾液が出て、歯周病菌を受け付けないようにしてくれます。
しかも、食べ物を飲み込みやすくする潤滑油にもなるため、誤嚥性肺炎が起こりにくくなります。
付け加えれば、唾液に含まれるNGFという物質が脳神経の機能を維持し、脳の老化を防ぐ可能性もあるのです。

このように、全身の健康を守るためにも唾液の存在は本当に重要です。
もし、唾液の量が最近、減ってきたなと感じられる方は要注意ですね。

ドライマウス(口腔乾燥症)かもしれませんね。。。

ドライマウスの原因としては、目や口の中が乾くシェーグレン症候群だったりすることもあります。
その他の原因としては、心因的なストレスや糖尿病、腎不全などによることもあります。
また、飲まれている薬の副作用の可能性や、嚙むための筋力の低下なども考えられます。

もし、口の中の乾きが気になる方は、かかりつけの歯科医院でご相談を。

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