入れ歯製作は咬み合わせを決めることが難しくて大変です。-新潟市中央区の歯医者|りんご歯科医院

院長ブログ

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入れ歯製作は咬み合わせを決めることが難しくて大変です。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

 入れ歯を製作する過程で、一番気をつけているのは咬み合わせです。

咬み合わせといっても、高さを診るだけでなく、奥歯で噛んでもらったときの前後左右的な位置関係を診ないと人工歯を並べたときに狂います。

特に総入れ歯のような、残存歯が少ないときは起こりやすいものです。

この狂いに気づくのが試適(仮合わせ)の時なら修正が利くのですが、完成時に狂ってしまうとにっちもさっちも行かなくなることがあります。

そうなると、最初から作り直しになることが多いです。

患者さん自身も、長い間不適の入れ歯が入っていたり、歯を多く失っているのに入れ歯をないままで生活している時間が長いとどこで嚙んでいいのか、解らなくなり易いのですね。。。

ですから、歯を失ったら早めに対処していくのと、不適な入れ歯を装着している自覚があるならば早めに歯医者さんで診てもらうことをお勧めいたします。

(写真は入れ歯の仮合わせの際に、転覆試験という奥歯でしっかり嚙んでいるかのチェックをしているところです。ここでもし、咬み合わせに狂いがあれば修正することは可能です。)

医院の宝が増えました。

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 昨日、医院の近くの中華料理屋さんで、新入歯科衛生士(早川さん)の歓迎会&忘年会をしました。

早川さんは、他院で半年ほど歯科衛生士業務をしていましたが、12月1日から当院で働いていただいています。

とても気持ちが優しく、真面目な女性です。

経験もわずかながらですがあるので、日常の業務もそれなりにこなしてくれています。

今、現在は朝早く来て先輩衛生士の指導の下、歯周ポケットの検査や歯石除去の練習をしていますよ。

来週からは、型取りや仮歯製作の練習をしていきます。

皆様、どうぞ彼女を何卒よろしくお願いいたします。

当院は、今年の9月で7年目を迎えていますが、まだまだ発展途上の医院です。

自分の勉強もしなくてはならないのは当然ですが、医院全体で向上心を持って勉強していこうと思います。

彼女たちの頑張りと、非常勤ドクターの協力を得て、さらに発展していくことを誓いますよ。

僕はこの医院を入れ歯と予防に長けている医院にしたいと常々、考えています。

入れ歯領域ではあまり、予防は重視されていないですが、入れ歯を長持ちさせるには残存歯を守ることが最重要と思うからですね。

ほとんどの入れ歯の人は部分入れ歯であるわけですから、少なくても1本以上は歯がある方が多いわけですよね。

その方たちを総入れ歯にしないで、予防の気持ちを持ってもらって定期的に健診とクリーニングをし、日常のブラッシングにも頑張っていただけたら健康寿命も長くなるのではないかと、考えているからなのです。

そのためにも、歯科衛生士の存在は必要ですし、多いに越したことはありません。

彼女たちにもしっかりと勉強していただき、スキルアップを図らせるのも院長である僕の役目ですからね。

頑張っていきますよ~。

(写真は、当院に関わる大切なりんご歯科医院の宝です。僕の左肩越しに座っているのが新しく仲間になってくれた早川さんです。
妻と娘と非常勤歯科医師、歯科衛生士、歯科助手、経理担当者達です。総勢12人ですかね。。。
皆で変顔をして写ろうと言ったのにやっている人は少ないですね。。。僕だけ本当に変顔です。)

歯を大切にするということは、予約を大切にすることに通ずるのではないでしょうか。

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 最近は、新潟市内でも雪が降り、予約のキャンセルをされる患者さんが少なくはないです。

雪のため交通事情でキャンセルされるのは、致し方ありませんね。。。

でも、その他の理由で当日にキャンセルされるのは、正直困ります。

よく「仕事で。。。」や、「会議で。。。」ということを大前提に言う方がいますが、それって理由になるのでしょうか。。。

厳しいことを言うようですが、僕らも仕事ですからね。。。ボランティアではないですから。

もし、急なものだったとしても前日までには連絡があってしかるべきだと、僕は思いますが。。。

当院はその方のために準備を徹底しておりますし、その方の時間を確保することに努めているのを理解していただきたいなと思います。

歯には自然治癒力がなく、一度、虫歯になった歯は元には戻りませんからね。

それを痛みがないからといって放っておいて、痛みが出たから急患で見てくれと入ろうとされても、こちらでは対応が難しくなります。

他の患者さんも予約を取って、来てくれています。

急患の方だけ、特別扱いはできませんし、当院は限られた人材と限られたデンタルチェアしかないことは知ってほしいです。

歯は簡単には治りません。

歯を大切にするということは、予約を大切にすることや定期検診を大切にすることに通ずると思います。

この当院の方針は、ご理解いただきたいです。


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歯科の医療費控除とは

良い入れ歯を入れることより、良い入れ歯を維持していくことが大切です。

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 昨日、左上の第一大臼歯と第二大臼歯が残存している方に金属床(チタン床)の上顎の部分入れ歯を装着することができました。

セット後に、患者さんは大変喜んでくれましたよ。

でも、入れ歯はこれで終わりではないのですね。

仮に痛くなくても、今後はこれ以上悪くならないようにケアが絶対的に必要なのですね。

部分入れ歯の場合は、歯が数本残っているわけですし、それと併せて入れ歯のメンテナンスをしていくのがいいと思います。

僕は良い入れ歯を入れることよりも、良い入れ歯を維持していくことに頑張っていきたいです。

そのためには、日常のブラッシングはもちろんですが、定期検診を受けてプロフェッショナルクリーニングを受けるべきだと思います。

是非、3ヶ月に1回は見せていただけたらと思います。

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残根は、後々やっかいです。

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 昨日、初診で来られた年配の患者さん。

パッと見は上顎は総入れ歯、下顎は右下第一小臼歯と第二小臼歯のみが残存している患者さんが来られました。

入れ歯を新製希望ということでしたので、今使用している入れ歯のどこが不満で、何を希望しているのかを聞いてみると、入れ歯が粘膜に当たって痛いようです。

入れ歯を外して口腔内を診てみると、残根(重度虫歯で根っこだけ残存しているもの)があります。。。

しかも左上臼歯部に4本、下顎右側犬歯に1本。

レントゲンを撮って見ると、どれも膿の袋を抱えているようです。

入れ歯が当たって痛いというよりも、この残根部の膿が原因なんですね。ピンセットでコンコンと軽くたたいてみると、打診が強くあります。

やはりこうなると、この残根を抜歯してから入れ歯製作をするべきですね。

残根上入れ歯は、場合によっては致し方ないのですが、僕自身はあまりしません。

その残根がしっかり管理されていて、マグネット等を使用した維持装置とすることができれば意味があると思いますが、重度の虫歯をただ痛くないからという理由で残していてもいいはずがないですからね。

結果的に近い将来、抜歯になることが多いです。

ただ、患者さんの希望もあるので歯科医師としては、その辺りが悩ましいところです。。。

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※明日からシステムのメンテナンスのため数日、ブログの方をお休みさせていただきます。また、後日、見ていただけたら幸いです。

入れ歯治療をやっていてわかる感覚の男女差。

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 総入れ歯治療をやっていて楽しく思うのは、咬み合わせを与えることができるということですかね。

一定の基準はもちろんありますがある意味、自由自在です。

人工歯も形や大きさ、材質を何種類か選ぶことができ、セット時にきれいになったなあと僕自身が感じれることは、凄く楽しいです。

ある意味、究極の審美治療かもしれませんね(でも、お勧めはできません。総入れ歯に近い大きな入れ歯ほど、その後の問題も起きやすいですから。。。)。

そして、それに患者さんも納得していただき、喜んでくれた時は最高に嬉しいです。

特に女性は機能面も大切ですが、綺麗になったと思ってくれることが大切ですね。

そう思ってもらえれば、多少、痛みのある使いにくい入れ歯であったとしても頑張って慣れようとしてくれます。

男性の場合は、やっぱり機能重視ですかね。

痛かったり、話しにくいとなるとすぐにあきらめる人が女性より多いような気がいたします。

それこそ、もうちょっと頑張ってもらえないかな~、と思える人もいます。

この辺りの感覚は、もちろん個人差によるものなのですが、男女差もあると思いますね。

そう言う目線で見ていくと、男女の感覚の差が見受けられて、僕にとっては面白いですよ。

訪問診療でも入れ歯治療は楽しいです。

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 訪問診療で入れ歯製作を、今現在している患者さんがいます。

入れ歯診療は自分としてもやりがいを感じていますし、多少遠くても楽しくてしょうがない気持ちがあります。

自分の作った入れ歯で、要介護の患者さんが自立して食事を食べれるようなケースもたくさん見てきました。

歯のない要介護状態の高齢者が何でも食べれるようになるというのはなかなか難しいですが、チャレンジしたくなります。

もちろん僕一人だけが頑張ってどうにかなるものではなく、患者さんや介護をする方にも協力を仰がなければなりませんが、うまくいったときは何事にも代えがたい喜びを得られます。

もし、入れ歯をあきらめている方が身内にいて、食事に苦慮しているようでしたら是非、ご相談ください。

絶対、大丈夫とは言いきれませんが、精一杯努力することをお約束いたします。
訪問診療の詳しい案内
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これ以上歯を抜かないためにも。。。

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 入れ歯を装着されている人は、少なくても一本以上は歯を抜いているわけですね。

それは何ででしょうか?

恐らく重度の歯周病か重度の虫歯だったという人が多いですよね。

ということは、その歯以外にも虫歯や歯周病になっている可能性は、全部歯がある人に比べて高いでしょうね。。。

そうなっていなくても、虫歯や歯周病の高リスクの人と言っていいでしょうね。

別に脅かすつもりはないのですが、そのリスクを完全にゼロにすることは今の歯科医学では無理なのですね。

ゼロにはできないけど、確実にそのリスクを減らすにはやはり定期健診に通い、歯科衛生士からブラッシング方法のチェックをされて指導を受け、プロフェッショナルクリーニングを受けることが大切だと思います。

部分入れ歯になった方にも、自分の歯の大切さは伝えているのですが、なかなか残存歯を守るということに対して、一生懸命になってる人は多くはないです。

そのため、1年後にはまた1~2本歯が抜け、入れ歯に人工歯を付け足すような処置を繰り返す人がかなりいると思います。

正直、入れ歯になっている人ほど、一生懸命に歯を残す努力をしていただきたいです。

でないと、悪いサイクルから抜け出せないようになります。

結局は近い将来に、総入れ歯やそれに近い状態になる人をどれだけ見てきたことか。。。

もちろん抜かなければならない歯であれば、抜いた方が良いのでしょうが、そうなる前にやれたことはあるはずなんですね。。。

どんなに良い入れ歯でも、自分の健康な歯に勝ることは絶対にないのですから。

できるだけ歯が残るように、歯を抜かなくてもいいように一緒に頑張っていきましょう。

総入れ歯の口蓋部分は必要ですが。。。

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 総入れ歯の方で、口蓋部分の覆っているピンク色の床部分に違和感を感じる人がいます。

でも、これはどうしても必要な部分と僕は考えます。

総入れ歯の場合、歯が一本も残存していないわけですから、維持を歯に求めることができません。

床面積を大きくして、粘膜と入れ歯の間を陰圧にさせて吸着させるのが必要なので、ある意味絶対に必要なのです。

この床の違和感は厚みによって、かなり違います。

自由診療にはなりますが、その部位を金属にして薄くするとかなり、違和感は軽減されます。

また熱の伝わりも良く、強度は保険診療で製作された入れ歯に比べてはるかに強く、発音もしやすいです。

患者さんからは良い評価をいただけます。

特に今まで、保険診療内で入れ歯を製作された方は、比較ができるので良さを実感してもらえると思いますよ。

ご興味のある方は、ご相談ください。
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入れ歯の厚みが気になる人に、言えることとやれること。。。

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 入れ歯の厚みが気になって、日中ずっと入れ歯を入れてられないという人が昨日来られました。

上顎は前歯が3本ほどありますが、あとは欠損です。

下顎はほぼ残存しています。

上下顎の残存歯の関係からして、入れ歯を入れないで咬合すると上顎前歯が突き上げられてしまい、動揺が大きくなったりしやすいです(今も若干揺れてはいますが。。。)。

もともと歯周病もあるので、この歯を守るためにも入れ歯を使用してもらうようにお願いしました。

就寝時も使用していただいた方が良い旨も説明しました(もちろん清潔な状態に歯と入れ歯をそれぞれにしっかり磨いてもらっての話ですが、この方は夜間の歯ぎしりや喰いしばりが疑われるためです。)。

でも、患者さんは「ずっと入れていると厚みが気になってしまい、入れてられないんだ。別に痛くはないんだけど。。。」と仰っていました。

厚みが気になるということなら、金属床というものもあることは説明しましたが、このようなケースで一気に自由診療をしていくことはちょっと勇気がいりますし、患者さんもそれを望んではいません。

できることは、現在の歯周病の状況と、今後に起こる可能性のある問題点とそれを抑制するためには入れ歯が必要な事を伝え、今、お使いの入れ歯を徹底的に改良していこうと思います。

でも、保険診療内で作った入れ歯は強度に難点があり、あまり薄くすることはできないことが多いです。

自分としては患者さんが納得するまで、とことん改良していき、これ以上は保険診療では限界があるということになったら、改めて自由診療の事をお伝えしていきたいと思います。

経験的にその方が患者さんも納得してくれますし、良い結果が出ることは多いですからね。

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