2016年5月:りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

入れ歯のお手入れ



入れ歯専用のブラシがあることをご存知でしょうか?入れ歯専用ブラシには大・小のブラシがついています。
大きい方はプラスチックの所や広い面を、小さい方は金属の所や細かい所を磨くと良いです。
その時、歯磨き剤は使わないでください。入れ歯に傷がつくことがあります。
その他に、ブラシでは落とせなかった汚れや細菌を除去するのに洗浄剤を使用し、洗浄剤使用後は水洗してから使ってください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)

当院の知っ得コーナー

 

当院では、待合室の掲示板に【知っ得コーナー】というコーナーを設けています。歯に関するちょっとした豆知識的なものを紹介しています。定期的に変更しており、様々な内容があるので待合室にいる際は是非、右側を見てみてください。
また、以前掲示していたものはバックナンバーとして【知っ得ファイル】にまとめて置いてありますので、そちらも是非ご覧ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)

あなたの歯は何本ありますか?



歯は全部で何本ありますか?
皆さんは今現在、何本歯が残っているか知っていますか?成人ですと親知らずを入れないで28本あります。
しかしながらある統計を見てみると、30代で平均27本、40代では平均26本だそうです。
定期健診を受けてきた方と、受けてなかった方の違いは60代を過ぎると出ます。
痛い時だけ治療をしていた方は60代になると18本、70代では11本と半分以上の歯を失っているそうです。
定期的に受診しメンテナンスをした方は、60代で22本、70代では19本です。
個人差はありますが、自分の歯で食事ができることが一番です。ご自分の歯が何本あるか、数えてみてくださいね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)

バイオフィルムを破壊しましょう

 

よく「マウスウォッシュでうがいをすれば、歯を磨かなくても良いですか?」と聞かれます。
歯磨きができない環境であれば、何もしないよりうがいだけでもした方が良いでしょう。
ただうがいだけでは歯についた汚れはほぼ取れてはいません。(これはバイオフィルムと呼ばれるばい菌のバリアです)

よく例えに出す話ですが、台所の三角コーナーは生ごみを溜めているとぬるっとした汚れがつき始めます。口の中と似た状態です。この三角コーナーに洗剤をかけて水で洗い流したとしても、ぬるっとした汚れは全く取れないです。タワシのようなブラシでこすらないと取れないですよね。歯もやはりブラシでこするのが一番なのです。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

口臭のケア、していますか?



口臭がしていないかどうか、気になるけどどうしたら良いかわからない…という方はいらっしゃるのではないでしょうか?
まず原因は何でしょう?
歯周病や虫歯もそうですが、お口の中の細菌が悪い働きをしています。
不安な方は、汚れが溜まりやすい舌の表面をまずは意識してキレイにしてみましょう。
舌を磨く専門の舌ブラシや細菌の働きを抑制する成分が配合された口臭グッズが受付に置いてありますので、興味がある方はぜひ見てください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

金属床入れ歯のメリット



金属床という入れ歯には、レジン床(プラスチックのもの)というものよりも様々なメリットがあります。
例を挙げると、
・口蓋部分が薄くできて飲み込みの時の違和感が少ない
・頑丈である
・温度伝達に優れ、温かい食材は温かく冷たい食材は冷たく食べることができる
・薄くできるため、舌の動きをそれほど妨げない
・発音しやすい
という事がレジン床の入れ歯と比べていえると思います。
さらに、当院では金属床の材料をゴールド、チタン、コバルトクロムから選べますが、それぞれ金属の重さが違うため、より軽量化や体に優しい材料をお求めならばチタンがお勧めです。
この金属床入れ歯は自由診療ですが、患者さんにとってメリットが多い入れ歯といえます。


歯石除去の意味



メンテナンスの項目に歯石除去が含まれています。歯石のつきやすさは個人差があり、唾液の性質などによって異なるといわれています。
特に、下の前歯の裏側などは唾液の出る管がすぐ近くにあり、歯石がつきやすい場所です。
歯石がくっついていると、その上に汚れ(歯垢)が溜まりやすくなってしまうので、定期的に歯石を除去してあげるのが良いですね。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)

信頼関係とは。。。



当院は予約制を敷いて日々の診療を行っています。昨日、歯茎に潜っている親知らずを抜歯する予定を組んでいた方が、予定の時間になっても来られないため、何度も携帯電話に連絡したのですが出られませんでした。こちらとしては困難が予想されたので、笑気鎮静法を併用し抜歯を行おうと考えていました。準備万端で用意していたのですが、肩透かしをされた感じになってしまいました。かなり難しい抜歯になると思われたので、その人のために2時間の予定を組んでいたのですが、結局何の連絡もなかったのです。

僕らは医療従事者とはいえ、診療報酬で生計を立てているわけです。あくまでこのような処置は保険診療なので他国のものと比較すると単価は非常に安いです。当院で2時間かけて処置するのなら、30分予定の患者さんを4人は診ることができます。でも、このような無断キャンセルでこの時間の報酬は0円になってしまいました。しかも、口腔外科的な処置の場合、患者さんの口腔内にメスやドリルを使って歯茎や歯を削るわけです。責任の重圧を凄く背負っていますし、抜歯等の外科的処置はリスクも高く、本当はやりたくないです。でも、患者さんの強い希望と、そうしなければこの患者さんは、痛みから救われないという人も確実にいるのですね。上記の患者さんも、痛みが出ていた時はかなり腫れあがり、本人も抜かなければならないという気持ちはあったと思うのですが、その時に処方した抗生剤と鎮痛剤が効いたのでしょうか、やっぱり抜歯するのが嫌になったのでしょうかね。もしそうであるならば、それはそれで早めに連絡をしてキャンセルしていただければ、僕は無理強いはしないつもりです。ただ、その時間に来たいという初診の患者さんを断ってまで、予約の患者さんを優先しているこちらの気持ちもご理解していただきたく思いますよ。

歯科医療をやっていて、治らない人というのは歯を磨かない人と治そうという気がない人です。そのような人にどのようにアプローチしても、なかなか難しいです。ことわざに「馬を水飲み場に連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」って本当ですね。
逆説的にいえば、本来医療は患者さんと医療提供者側の信頼関係があって初めて成り立つものですよね。この患者さんとは信頼関係が成立しなかったので、もし抜歯をしていたらその後にトラブルが発生したかもしれないということを考えると、これでよかったのかもと思うようにしています。悲しいですが。。。

歯周病チェック



先日の新聞に、こんな記事がありました。
歯周病は歯を支えている歯茎や骨を口の中の菌が徐々に破壊していく病気で菌が血液に入り込み循環疾患など全身に様々な悪影響を及ぼしている事がわかってきたそうです。

☆歯周病が疑われる症状
・歯茎の色が赤い
・歯茎が下がり、歯が長くなったような気がする
・歯と歯の間に隙間ができている
・歯茎が腫れることがある
・歯茎から血が出る、膿が出ることがある
・起床時に口の中が粘ついた感じがする
・口臭がある
・冷たいもの・熱いものが歯にしみる
1つでも当てはまれば、歯周病の可能性があります。心当たりのある方は歯科受診をお勧めいたします。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)