2016年4月：りんご歯科医院ブログ

歯の痛みで来院される患者さんで、原因に挙げられるものの中で意外と多いのが親知らずです。
一番後方の歯が痛い、歯茎が腫れたなどの症状があります。レントゲンで確認をして洗浄して薬を入れたり、必要であれば抜くこともあります。気になる方は一度相談してみてくださいね。
（りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T）

皆さんは歯を磨くときにどのようなことを考えながら磨いていますか？
歯をきれいにしよう！と頑張って磨かれている方が多いと思います。それはとても素晴らしいことですね。
でも、きれいにしようとするあまり、強い力でゴシゴシ磨いていませんか？歯磨きの力加減はとても大事です。毎日強く磨きすぎると虫歯でなくても歯がしみたり、歯ブラシでこすると痛くなることがよく見受けられます。歯を労りながら優しく磨きましょう。
（りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K）

　

基本的に歯の根っこを残したまま入れ歯をその上に覆って作ることは当院はしておりません。根っこは今後を考えると、その上に入れ歯が乗った場合、圧力がかかり痛みが出ることが予想されるからです。しかしながら、昨日入れ歯専門外来に来られた患者さんは、歯科治療にもの凄く恐怖心をもっていて注射を見ると恐ろしくなるため抜歯は嫌だとおっしゃっていました。でも欠損歯が3本ほどあり、その他に残根数は6本ほどありました。残根は上顎前歯、小臼歯部に集中しておりました。また、5月最後の日曜日に娘さんの結婚式があるとのことで、何とか入れ歯を作ってほしいとお願いされました。
僕は「それならば上顎の入れ歯を製作していきますが、あくまでこれは見栄えを良くするための仮義歯と考えていただき、痛みが出たら歯の根っこはその時に抜歯していきましょう」という旨を説明させていただきました。
自分の中で少しもやもやした気持ちは当然ありますが、患者さんの希望を叶えるのも入れ歯外来の役目と考えます。まずは、患者さんの希望が最優先ですが、医療としての枠組みを外れぬよう説明と同意は必須ですね。できるだけ残根に噛み合わせた時の負担をかけぬよう配慮しながら作っていこうと思います。
（写真はこの患者さんとは一切関係のないものです）

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入れ歯専門外来を開設して3ヶ月程経ちますが、外来に来る患者さんは難症例の方が本当に多いです。
例えば顎堤といわれる入れ歯の乗っかる歯茎が非常に痩せていて入れ歯の維持安定を図ることが困難な人や、重度歯周炎でほぼ全部の歯を抜歯して即時入れ歯から製作しなければならない人、旧義歯の咬み合わせの状態が悪かったため、どこで噛んでいいか本人も解らなくなっている人。。。
本当にみんな様々ですが、もの凄く悩んでいることを感じます。私たちはそれぞれの悩みを理解・共有し、必要なレントゲン処置で歯茎の状態を把握し、噛み合わせを直すための治療入れ歯や、貧弱な顎堤に吸着が良い入れ歯を製作できるよう、個人トレーで型取り、咬合床で噛み合わせの採得、ゴシックアーチトレーサーで水平的な顎の位置の決定は概ねルーチンで行うように準備しています。
これら全ての処置を、保険診療内で行うことはほぼ難しいのが現状です。自由診療のことも踏まえながら適切と思われる処置を説明して確実に進めていきたいと思います。
（写真は貧弱な歯茎にチタンを使用した金属床義歯をセットした時のものです。自由診療ですが金属アレルギーや破折の心配はほぼなく、軽いため顎が疲れることもないです。総入れ歯の場合、チタンを使うのは口蓋部分のみですので他人に見えることはありません）

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笑っていますか？
4月に入り、「新人の○○です」「新○年生」という言葉を聞くようになりましたね。中には転勤で勤務地が変わった方いらっしゃるのではないでしょうか。緊張していませんか？
緊張するとつい喰いしばったり、ストレスで表情が硬くなりますよね。
皆さんは1日1度は笑っていますか？当院は笑ってもらえるように「一診一笑」を心がけ、診療しています。笑いが足りないと思ったら、是非ご連絡いただけたら幸いです。
（りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M）

白い歯に憧れてホームホワイトニングを始めてみましたので、これから随時ホワイトニングの経過をブログに載せていきたいと思います。
まず、最初は院内でクリーニングをしてもらいました。やっぱりプロに口の中を掃除してもらうのは気持ちいいですね。仕上がりを舌で確認してみるとツルツルになったのが解ります。
その後はホワイトニング前の歯の色を知るために口の中の写真を撮りました。そして、マウスピース作成のための型取りをして初日は終了となりました。
1週間後くらいにはマウスピースが完成してきます。ホワイトニングは初挑戦なので結果がとても楽しみです。
（りんご歯科医院 歯科助手 Y.H）

　

先日、私を含めたスタッフ2名でセミナーに出席してきました。3回コースの2回目で東京会場です。
あまり聞き慣れないと思いますが、「トリートメントコーディーネータ（TC）」を育成するセミナーです。TCとは、簡単にいえば患者さんの相談役、医院と患者さんの仲介役といったところでしょうか。
150名程の参加者は全国各地からで医院のレベルアップのため若いスタッフが真剣にセミナーを受けています。私も負けじと頑張ります。まずは、次回までの宿題に取り組もうと思います。
（りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O）

4月になり暖かくなってきましたね。ポカポカして気持ち良い日ですが、花粉症の症状が辛い方もいらっしゃいますよね。
今月のアロマは花粉症の方や鼻炎の方にお勧めのブレンドです。ベルガモットとペパーミントの爽やかな香りが不快感を和らげ、スッキリした気分になります。
受付のアロマコーナーに加湿器タイプのアロマディフューザーがあります。是非、フレッシュな香りをお楽しみください。
（りんご歯科医院　歯科衛生士　C.K）

皆さんは歯を磨くとき、歯ブラシの他に何か使っているものはありますか？歯間ブラシや糸ようじなど様々な補助用具がありますが、たくさんあると面倒になってしまいますね。そこで提案です。
この日は歯間ブラシ、この日は糸ようじなど、日にちか曜日を決めて気分によって使い分けをしてみましょう。そうすればあれもこれも使わなきゃという面倒臭さは軽減するかもしれませんよ。
（りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T）

昨日の午後、入れ歯専門外来に遠く離れた所から通われている患者さんが来院されました。まだ若い方ですが、上顎の残存歯は5本しかなく、その歯も重度の歯周炎のため全て抜歯になりました。その後、今お使いになっている入れ歯に増歯という処置で、入れ歯に人工歯を足して総義歯にしました。今後は、抜歯した傷が治るのを待って、義歯を新製していきます。

この方は5日後に人前で講演をしなければならないようで、その時に口の中に歯が入っていないと困るとのことでしたので、何とかそうならないようにこの処置をしたのですが、どうしても即席で作るので継ぎ接ぎの入れ歯になってしまい綺麗なものにはなりません。でも、入れ歯がないよりは断然良いですし、プラプラの歯にバネをかけていた今までの部分入れ歯よりもかえってくっついているかと思います。

いかんせんここまでの処置に非常に時間がかかりました。外来を設置する前だったら恐らく抜歯から増歯までの処置を当日に終わらせることは無理であっただろうと思います。通常日ですと他の患者さんの予約が入っていますし、一人の歯科医師が掛け持ちでやることには限界があります。
当院では、入れ歯専門外来を土曜日午後に設置したことで、計画的に治療を進めることができるので本当に良かったと思います。今後もこのような方たちのために、時間を取りながらしっかり治療に当たっていきたいと思います。
（写真上部は抜歯直前に撮った口腔内写真です。写真下部は抜歯した歯牙です）

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