ブログを書き続ける想いについて。。。-りんご歯科医院|新潟市中央区の歯科・歯医者

院長ブログ

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ブログを書き続ける想いについて。。。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

今日は日曜日で、当院はお休みです。

今日はいつもの臨床とは違う話になりますが、ご容赦ください。

 

「継続は力なり。」という言葉が僕は好きです。

僕は、6年間近くずっと続けていることがあります。

それは、この医院ブログ(院長ブログとスタッフブログ)ですね。

医院に来た日は書かない日は無いと言ってもいいです(日曜、祝日の休みでは書かない日も過去には少しありましたが。。。)。

でも、この継続が少し揺らぎそうになった時がありました。

それは昨今の新型コロナウイルスが日本に蔓延し、非常事態宣言が政府から出されたときです。。。

思えば、非常事態宣言が出ていた時は新しい生活様式が必要だとか、ステイホームだとか、いろいろマスコミを中心に言ってましたよね。

そのため、医院も短縮診療としたり、スタッフを休ませたりもしました。

自分も感染するかもしれないという不安から、休みを入れたりすることもありました。

そうであっても、どんな時も自分は医院に来てブログを書き続けていました。

この新型コロナウイルスが騒がれていた非常事態宣言中にも院長ブログとスタッフブログの投稿を途絶えさせなかったということです。

僕は、この医院ブログには凄く思い入れがあります。

この医院を開院してから暫くは、ほとんど患者さんがいませんでした。。。

開院してから3年ほどした頃でしょうか、ある方から、当院のホームページを製作してみたらどうかという提案を受けてHPを作ることにしました。

そしてその際に、ある歯科医師の方からせっかくHPを作るのならば、自分の想いをブログに載せて毎日書いてみたら、宣伝になるからいいよと言われました。

そのころの僕は、元々入れ歯を専門にやっていたわけですから、入れ歯についてのブログを書いてみようと思いました。

でも、文章を書くのは本当に好きではなく、一つのブログを書くのに3時間もかけたことがありますよ。

それを、毎日続けるのは本当に辛かったです。

そして、最初は「だいたいこんなの書いて、誰か見るのだろうか?見たところで、誰か来るのだろうか?」という疑問を常に持っていましたね。

でも、その疑問を持ち続けながらも、休むことなく続けていると患者さんの問診票に「なぜ、当院に来られたのですか?」という欄に、「ブログを見て、入れ歯に一生懸命やっていると思いまして。」という声を聴いたときは嬉しかったです。。。

こんな文才もない奴の文章を見て、当院に来てくれた。。。

感激したことを覚えています。

 

 それからも、毎日毎日一生懸命に300~400字くらいのブログを書いていましたが、ある時に、歯科業界のカリスマコンサルタントの人から、直接声をかけられたことがあります。

それは、「澤口先生、こんにちは。あなたのブログ毎日、拝見していますよ。凄く努力されていますね。でも、ちょっとだけ惜しい。できれば1000字を越えて書いたほうがグーグルの受けも良く、もっとSEO対策にもなるので宣伝効果が上がりますよ。」と言われたことがあります。

それを聞いて、1ブログで1000字を越えようと努力したのですが、これは全然越えられない状況でした。

なんせ、300~400字を書くのにも3時間くらいかけて書いていたわけですからね。

そしてその頃には、患者さんもそれなりに多くいましたからね。。。

それをスタッフに話をしたら、彼女たちの方から「それならば、私たちも手分けして週に1回、書きますよ。そうすれば先生のと併せて1000字を越えられますよね。」と言ってくれたのを思い出します。

この時は、本当に嬉しかった。

皆の志も僕と同じなのだと思いましたからね。

それからというもの、院長ブログ以外にスタッフブログのバナーもHP上に立ち上げて現在も続けています。

 

これを続けていって、最近になってある事実を知りました。

それは1970年代にオイルショックがあった際に、多くの企業が倒産や廃業に追い込まれたそうです。

そのオイルショックを生き抜いて、その後に躍進を遂げていった企業というものには、たった一つの共通点があったとのことです。

それは、広告や宣伝を止めなかったことだそうです。

当時はそれこそインターネットやSNSがあるわけではなく、宣伝というと主に看板や新聞の折り込みチラシや、テレビのCMだったそうですが。。。

当然、宣伝広告費には多くの経費が掛かったことでしょうね。

それこそ何十万円から何百万円と。。。

それでも、宣伝広告を止めずに身銭を払って、続けていた経営者には凄いという言葉以外、僕には見つからないです。

きっとその企業の経営者は、自分たちはそれを乗り越えれば発展するという信念があったのでしょうね。

無ければ宣伝し続けようもないですし。。。

それを思うと今はインターネットが発達し、ホームページやFBやTwitterなどのSNSも発達していますよね。

それを使った宣伝広告は、お金がほとんどかかりません。

必要なのは根気と努力、そして仕事についての想いです。

僕は決意を新たにコロナショックで非常事態宣言が出されていた時からは、たった一日でも、それを休むことはしないということを決めました。

マーケティングにおける、このコロナショックに立ち向かえる当院の最大の武器はこの院長ブログとスタッフブログだと思えますからね。

 

今だから思うことですが、この積み重ねは、本当に良かったと思っています。

僕の好きなアスリートのイチローが「小さいことを積み重ねていくことが、とんでもない所に行ける唯一の方法」と言ったのを思い出します。

この実践による積み重ねは、僕の誇りと自信につながっていますよ。

そしてスタッフ達との絆にもなっています。

今、当院はこれから移転オープンを控えていますが、そこは今よりも医院が大きくアクセスも良くなる予定です。

そこでも、この努力を続けることによって、どんな素敵なことが起こるのか楽しみで仕方ないです。

継続と充実を図ることによって、きっと今よりも良い景色が見えることを信じていますよ。

☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。

 

何回も総入れ歯が真っ二つに割れて困るという方には。。。

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当院の場合、自由診療で製作する総入れ歯は主に金属床入れ歯というものになります。

保険診療ではピンク色のレジンというプラスチックを床部分全面に置きます。

どうしてもプラスチックですので、強度は強くないですし、強度を保つために上顎であれば口蓋部分は厚くなりますし、下顎の舌側部分も厚くなります。

一応、補強線というものがレジン床の中に入りますが、それ程の強度は見込めないため、床部分が厚くなってしまいます。

金属床の場合、そこが金属になるため、強度は保証されますし、薄くできます。

そうすることによって、舌の自由度が増して発音にもいい影響が出ます。

よく見るケースで、上顎が総入れ歯やそれに近い状態で下顎の歯がほぼ残存している人がいます。

そのような方は大抵、咬合力も強い方が多いです。

歯があった時からも、この咬合力が強すぎてしまったため咬合性外傷というものを引き起こし、歯周病も手伝って歯が抜けてしまったか、歯を抜かなければならない状況になっていったのだと思います。

それは、上顎の場合、欠損歯茎の唇頬側から骨が吸収されるため、もともと歯が並んでいたものより幅が狭くなり小さくなってしまうのですね。。。

そうなると総入れ歯を製作する際に、下顎の歯に対して正常咬合配列を施そうとすると、歯茎の一番高い部分より外れて、歯を並べなければならなくなります。

これを防止するためには、人工臼歯の咬み合わせを変えて交叉咬合配列にするなどの工夫が必要になります。

でも、この金属床で、特にチタンを使用したものであれば、入れ歯そのものも軽いですし、貧弱な顎堤にも対応できます。

そして強度もかなり強く、入れ歯が正中で割れるようなことはないと思います。

もし、そのように入れ歯がしょっちゅう壊れてしまうため、困っているという方は一度検討していただけたらいいと思います。

この金属床の入れ歯は、保険外のもので自由診療となります。

入れ歯は毎日の生活の中で、天然歯の代わりとして日常の咬合に関わっているわけです。

何回も入れ歯が割れて、その度に修理をして、また割れるというようなサイクルでいるのならばこの金属床で解決することをお勧めいたします。

生活の質を高めるためにも、お勧めですよ。

当院での精密入れ歯治療の案内は
自由診療 料金表の案内は
歯科の医療費控除とは

☆当院は8月3日より、現在の場所から新潟駅方向に30メートルほど行った場所のタチバナビル1階に移転開院いたします。何卒よろしくお願いいたします。

例え総入れ歯であったとしても、定期健診は大切です。

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当院では仮に総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております。

定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。

 しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。

恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。

でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。

実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。

特に女性の高齢者は骨が弱いせいか、大きく吸収変化しているような気がしますよ。

そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。

それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。

できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。

僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。

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歯科の医療費控除とは

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訪問診療でも頑張っています。

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歯が痛い、歯茎が腫れるので診てほしいとか、入れ歯を入れてほしいけど歯科医院の外来に通うことができない要介護の患者さんは少なくないです。

当院ではそのような方達にも、歯科治療を提供できるようにと思い、開院当初から訪問診療にも力を入れてきました。

この訪問診療は、主に火曜日の午後に介護施設や居宅に行くことが多いです(日程が合えば他の曜日にも行きますが。。。)。

これまで当院は、訪問診療で行えることは診療室で行うこととほぼ変わりなくできるように設備をそろえてきました。

歯を削るためのエンジンもありますし、その際に出る水を吸うためのバキュームもあります。

ポータブルのレントゲン装置もありますので、レントゲン撮影もできますし、もちろんポータブルの超音波スケーラーもあるので歯石除去も診療室レベルで可能ですよ。

このように、診療室で行うことに比べて、それ程遜色ないようにできるようにしてきました。

訪問診療というと一般的には、どうしても高齢者の方が対象になることが多いため、抜歯して入れ歯製作という処置が一番多いのは確かですが、最近は、要介護者の方でも介護の方の献身的な介護により歯を一生懸命、磨いていただきその補助や衛生指導を行うことも多くなってきた気がいたします。

できるだけ健康な歯を残し、入れ歯が必要ならば製作させていただき、オーラルフレイルの観点からも介護度がそれ以上悪くならないようにお手伝いさせていただけたら幸いです。

訪問診療の詳しい案内
当院での精密入れ歯治療の案内は

☆8月予定の移転開院時のタイミングで、一緒に働いてくれる新しいスタッフも正社員として若干名募集いたしております(もし、ご興味のある方は、当院HPの求人・採用情報https://www.ringo-dental.jp/recruit-dh/を見ていただき、お電話を頂けたらと思います)。

POICウオーターはしっかり効きます。

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新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。 

 一昨年前からこのPOICウオーター(タンパク分解型除菌水)を導入して、もう2年半以上が経ちました。

このPOICウオーターで、当院では治療に入る前のお口の中の消毒を図るようにしています。

また、濃度を上げたPOICウオーターを、抜歯後の洗浄や根管内の洗浄等にも使用しています(これはホームケアには使用できませんが、消毒力はさらに強いです。)

これを使用することで、術後の成績もすこぶる良くなりましたよ。

このPOICウオーターは次亜塩素酸イオン水が抜歯窩や歯周ポケット・根管内のタンパク質やバイオフィルムを溶解・破壊した後に次亜塩素酸水となって除菌をするため、効率よく除菌することが可能です。

また、このような効率の良い消毒・除菌作用により、食品添加物の規定である次亜塩素酸濃度(80ppm以下)に抑えることができ、安心して口腔内にご使用いただけます。

そのため、患者さんの虫歯予防や歯周病予防、入れ歯の洗浄、口臭予防に絶大な力を及ぼしてくれます。

また、ほぼ全てのウイルスの不活化も行うことが可能とされています。

 

特筆すべきは今まで、一生懸命に日常の歯磨きをしていても思うような効果が得られなかった人には、非常に有益な効果がありました。

中には、歯周病の急性発作をちょくちょく繰り返すような人が、そのようなことがなくなったと喜ばれたり、歯と歯の間の虫歯予防や磨きにくい親知らず部分の初期虫歯や歯茎の健康維持のためにも使われている患者さんが多いですが、これを使用してもらう事でそのようなことが格段に少なくなった感がありますよ。

そのようなエビデンスはPOIC研究会でも確立されており、都内の歯科医院では導入されている所も少なくないです。

僕も昨年から、歯磨きの際にこのPOICウオーターを使用してうがい洗浄をしながら歯ブラシで歯磨きをしています。

最初、このPOICウオーターを口に含んだ時は、プールや温泉の水を口に含んだような味で違和感が強かったのですが、それを我慢して15秒ほどよくうがいをして歯ブラシをかけるといつもの歯磨きで感じるツルツル感よりもさらにツルツルしていて、それが持続するような気がしております。

洗口することにより歯間部や歯周ポケット内にも入り込み、バイオフィルムを除去するのにもかなり効果があるものと思われます。

当院では、全てのスタッフが使用し、その効果を実感しています。

この除菌力に感動し、僕とチーフ歯科衛生士はPOICウオーターのホームケアアドバイザーになりました。

もし、歯周病や虫歯ができやすい人、口臭でお悩みの人は、是非、ご相談下さい。

POICウオーターを併用したブラッシングで、良い結果が出ると思いますよ(歯磨きは、絶対必要ですからね。)。

※POICウオーターにご興味のある方は、ご相談下さい。有料となりますが、使用方法の説明を聞いていただき同意を得た上で、ホームケア用にお渡しすることは可能です。

(写真はPOICウオーター生成器です。この機械が精製水と高純粋塩で電気分解をします。pHは弱アルカリ性となりますが口腔内に含むことで酸性に傾き、中性化します。弱アルカリ性の際は次亜塩素酸イオン水として、今までうがいでは破壊できなかったバイオフィルムを破壊し、それが他のアミノ基と結合し中性化することで次亜塩素酸水となり、バイオフィルムの中に潜んでいた細菌をやっつけるという、理にかなった除菌水なのですね。そして、精製水と高純粋塩のみを使用しているのでアレルギーの心配も無いのです。)

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入れ歯でお悩みはないですか?

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 入れ歯を作って、歯の代替えを図り、実際にどれだけ噛めるようになるのかと言われると、健康な歯だった時に比べてどんなに良い義歯が装着されたとしても、その40%ぐらい(40パーセントさえもほぼ無理だと言われてますが。。。)しか回復されないそうです。。。

そのように思うと、自分の歯は本当に大切なのですね。。。

でも、残念ながら重度の歯周病や重度の虫歯で歯根の先に大きな膿の袋を抱えているような場合は、正直、歯を抜くしかないでしょうね。。。

実際その方が、患者さんとしてはよく噛めるということもあるかもしれません。

抜歯後は、やはり入れ歯かインプラントか(少数歯の欠損であれば、ブリッジで対応できることもあります。)

当院では、インプラントは行っていませんので、インプラントを希望される場合は、大学病院に紹介いたします。

入れ歯で対応したいと思われる方には、こちらでしっかりやらせていただきたくは思います(顎骨ごとの一部欠損などの症例によっては、大学病院に紹介することもありますが。。。)。

この入れ歯製作も、各個人で欠損部分の歯茎の状態や顎の動き方や口腔周囲の筋圧、舌圧、唾液の量や質などが違うため難しい症例というものは確かにあります。

型取り一つとっても、なかなか一筋縄でいかないような方も多いですからね。

でも、良いものができるように自分の持てる力を最大限に発揮していくように心がけています。

できるだけ、患者さんの生活の質が上がるように貢献したく思います。

もし、入れ歯でお悩みの方は、是非、ご相談くださいね。。。

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入れ歯の良し悪しを決めるのは最初の型取りですかね。。。

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総入れ歯の型取りは基本的に2回以上必要です(部分入れ歯も当院では2回以上の型取りをしています。)。

この作業は保険診療でも自由診療でも変わりがありません。

1回目は概形印象として、これで模型を起こし、その模型を研究用模型として、患者さんの口腔内の情報を得ます。

ここは、粘膜がブヨブヨだから、緩衝腔(リリーフ)を設けた方がいいなとか骨隆起があるから、痛みが出ないようにブロックアウトした方がいいなとか、仮想の咬合平面は恐らくこのぐらいになるだろうなとか、人工歯の排列位置はこのくらいになるなとかのおおよその見当がつきます。

この研究用模型が、良いものでなければ、その後の精密印象を採得するための個人トレー(患者さんの口腔内に合ったトレー)の製作も良いものにはならないため、良い作業模型は作れませんね。

そのため、当院ではこの概形印象の採得はかなり慎重にやっていると思います。

この概形印象は既成のトレーを使って型を取るので、それなりのテクニックが必要です。

口の中の様相は患者さん一人一人、違いますからね。

必要なところまで取れていないと良い印象にはなりませんから。

従って、場合によってはその既成トレーを削ったり、曲げたり、辺縁にワックスを盛り足すこともありますからね。。。

患者さんの中には、頬の筋の圧力や舌圧が強かったり、入れ歯が乗る歯茎が極端に痩せてしまったために、なかなか良い印象が取れない人がいます。

でも、ここは非常に大切なところなので、上手くいかないときは患者さんに謝って、もう一度取らせてもらう事があるかもしれません。

この概形印象が総入れ歯の成否を決める第一歩になるので、当院では一番大切にしている作業ですよ。

この概形印象が上手く取れれば、その後の個人トレー製作や、いわゆる2回目の型取りの精密印象採得が、かなりスムーズに行きますからね。

当院の入れ歯作りでは、「勝負は概形印象にあり。」を心がけています。

 

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自分の想いが、神様に試されています。

 

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僕は昨年の初めごろから、移転をしたいと考えていました。

その理由としては、患者数の増加とスタッフ数の増加が主な理由でしたが、もう一つあります。

「自分にとっての最高の歯科医院を作る。」というものでした。

この最高というのは、自分は入れ歯診療と予防をメインに考えています。

入れ歯診療と言っても、多くの方は部分欠損のための部分入れ歯が多いです。

それならば、この部分入れ歯の人達の残存歯を残し、末永くいい入れ歯を使ってもらいたいというのが僕の願いです。

つまり、予防も非常に大切な業務であります。

しかしながら、そのためのスタッフ達を確保できたにしても、現在の医院は手狭で診療台も4台しかないです。

実際に受け入れられる患者数は、あまり多くなく2週間以上も待たせてしまうことがあります。

当院は予約制なので、次の予約がなかなか取りにくいということを多くの患者さんから言われることがあります。

何とか改善を図りたいと思っていましたが、現在のテナントでの拡張は難しく、スタッフの人数の関係もあって、なかなか難しいという決断に至りました。

そこで、移転したならば自分の理想とする歯科医院を構築できるのではないかと思ったのです。

しかしながら、いろいろな不動産屋に当たり、物件を聞いたところ新築ビルのテナントは賃貸料が高く、とてもではないですが十分な広さを持って借りることができない事実を知りました。

半ばあきらめかけていたところに、今年になってとても良い物件が見つかったのです。

本当に灯台下暗しで、当院から歩いて40メートルもないのではないでしょうか?

そこは、新しいビルではありませんが、そのテナントは大通りに面した1階にあり、71坪の広さを持ち、診療台も多く置ける所です。

キレイにしようと思えばいくらでもキレイになりそうです。

また、新潟駅にも今の所よりも近くなりますし、駐車場もあります。

バス停も、そのテナント前にありますからアクセスのしやすさは抜群です。

そして、多くの有名会社さんが入っているビルでセキュリティもしっかりしています。

このあたりの、ビルでの坪単価は決して低くはないですが、新築のビルに比べたらはるかにリーズナブルと言っていいと思います。

もうすぐにでも、契約したいと考えたわけですが、昨今の新型コロナウイルスの出現と日本での感染者拡大につき、その影響を受けてか3、4月の当院の患者さんの入り方と売り上げは全然よくありませんでした。

と言うか、かなりショッキングな数字でありましたよ。

「新型コロナウイルスが怖いから、行けない。。。」との理由で多くのキャンセルが発生し、また、それを言う方は健康意識が高く今まで真面目に定期健診にかかっていてくれた人ばかりでしたからね。

この状況に、正直、迷いました。。。

こんな時期になぜ、こんなことがと。。。

これからの見通しも、コロナウイルスがどうなるのかによって、分からないですよね。

日本経済は完全にマイナス成長でしょうから。

そうなると、莫大な借金を抱えてやるわけですから、かなりのリスクが伴いますものね。。。

でも、今、当院にいてくれているスタッフ達の仕事のしやすさや自分の夢の追及を思った時に、やっぱりやるのが筋だろうと考えます。

本当に自分の人生の中で、最初で最後のチャンスだと思えますし、これを逃したらこんないい条件のものは、もう二度と出会えないだろうなと心底思えますからね。

この大不況の中で、これを行うことが果たして良いことなのかは解りませんが、大不況だからこそ動かなければならないでしょうし、それを前にして尻込みするのは自分らしくないですからね。。。

やると決めた以上、とことんやり抜いていつか好景気になった時の伸びしろに期待していますよ。

このコロナウイルス騒ぎは、必ず近い将来無くなると思います。

でも、経済が再生するのはもっとずっと後でしょうね。

人の動きが完全に止まりましたからね、世界的にも。

めちゃくちゃ怖い気持ちがありますし、何の保証もないわけですが夢を追って生きていたいです。

それこそ、今、まさに自分の決意が神様に試されているような気がいたします。

神様から「この難局にお前はどうする?それは、本当にやりたいことなのか?」と聞かれている気がいたします。

こんな状況でも、神様に「はい、やります。」と言ってしまいましたよ僕は。。。

でも、きっと必ずや、皆さんに良い歯科医院になったねと思われるように最大限の努力をしていく所存です。

そして、いつか同じような悩みを持つ方達に僕の生き方が少しでも参考になれたら嬉しいなと思います。

どんな時でも夢を追うのは大切なことですから。。。

いつしか、必ず成功させてみせます。

皆様、今後とも何卒、りんご歯科医院をよろしくお願いいたします。

 

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ノンクラスプ入れ歯が向かない人もいます。

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入れ歯を新しく製作したい主訴で、当院にかかられた人が先日来ました。

今も欠損歯が多く、下顎の前歯のみ残存している状態です。

その方は、入れ歯をお持ちでしたが使用したくないとのことでした。

理由としては、前歯にクラスプという金属のバネが掛かるため目立ってしまうのが嫌だということでした。

しかしながら、保険診療で作られる部分入れ歯に関しては、どうしてもこのクラスプが必要です。

これがないと、保険診療で製作することはできませんし、入れ歯の維持安定のためにも必要です。

でも、残存している歯が前歯のみしかないのであれば、保険診療ではやむを得ないということになってしまいます。

代案としては、自由診療になりますが金属のバネを使わないノンクラスプデンチャーが良いとは思いますが、これも問題がないわけではないです。

というのも残存している歯の状態が中等度以上の歯周病であるならば動揺も大きいでしょうし、その歯にノンクラスプ入れ歯のアーム部分の樹脂に覆われるようならば、残存歯に相当な負担がかかりますのでノンクラスプデンチャーが、向いていないということもあり得るのですね。

もし、歯周病で歯が揺れているようならば、お勧めすることはできません。

その際は、ご希望に添えることはできないかもしれませんが、保険内でクラスプを使用した入れ歯が妥当かと思いますよ。

 

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残根を残して入れ歯を作ることもあります。

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先日、入れ歯を製作希望で来られた新患の方がいました。

欠損している部位が多いとのことでしたが、入れ歯を装着したことはないとのことでした。

口腔内を見させていただくと、重度虫歯による残根(歯根だけが残っている)状態の歯が数本あり、上下顎ともに健康な歯は前歯しかない状態でした。

臼歯の残根は4本ほど。。。

そして、できれば早めに、入れ歯を入れたいとの希望を言われました。

しかしながら、全身状態も良くはなく糖尿病も良い状態ではなかったです。

抜歯もなかなか困難が予想されました。。。

そのため、抜歯と同時に入れ歯をセットするような即時義歯も向いていないと思いますし、この残根を残して製作していく残根上義歯が良いかと思いました。

患者さんには、「この残根は痛みはないようですね。レントゲン上では数本、根っこの先に膿の袋を抱えている歯もあるようですが。。。ゆくゆくはこの残根は抜歯しなければならないとはおもいますが、この残根に入れ歯が乗るようにして作らせてもらい、それからお医者さんに連絡を取りながら抜歯していきましょうか。ただ、いずれはこの入れ歯は抜歯を行うことにより歯茎の変化に対応していくことはなかなか難しいでしょうから、ゆくゆくはもう一度、入れ歯を新製していくようにしましょうね。」と言いました。

患者さんは、取りあえず抜歯をせずに、入れ歯を作ってもらえるということにほっとした表情でした。

あまり、この残根を残して入れ歯を製作することはしませんが、全身状態により抜歯が難しくリスクがあるような方には、このように対応することもあります。

もし、自分の口腔内にそのような歯があるようでしたら、早めにご相談ください。

場合によっては歯を抜かずに対応が可能かもしれませんよ。

(写真と上記の内容は関連がございません。)

 

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