2019年7月16日

2週間以上続く口内炎や治らない傷は要注意

口腔がんは、舌の他、歯茎や頬などの口腔内にできるがんを言います。

国立がん研究センターのがん統計予測によると、喉に出来る咽頭がんと合わせて、口腔がんと新たに診断されるのは年間で2万3千人。

舌がんだけでは年間約4千人とされる。

年間10万人を超える大腸や胃、肺などのがんより、患者数は少なく「希少がん」に分類されます。

ただし、患者数は増加傾向で特に60代の男性に多いです。

禁煙や酒量を減らすことが予防につながります。
具合の悪い入れ歯が歯茎を刺激して、がん化することもあるため注意が必要です。

治療は、がんを切除する手術が中心となります。

舌を大きく切除する場合は、腹や太ももの筋肉を移植して再建することもあり、そうなるとリハビリしても元のように舌を動かすことが難しいです。

口の中の異常なので、鏡に映すなどすれば自分でも見つけやすいものです。

舌の表面の細胞は約2週間で入れ替わるものなので、口内炎であれば2週間程度で治ることが多い。

それ以上、症状が続く場合は要注意です。

歯科健診でも、このような口の中の異常を見つけることが多いです。
私たち歯科医師も、虫歯や歯周病のみならず、その辺りも注意して健診しています。

是非、かかりつけの歯科医院で定期健診を受けましょうね。

2019年7月 9日

歯を失ったら、オーラル・フレイル予防のためにも入れ歯が必要ですね

虫歯や歯周病で歯を失うと硬いものが食べにくくなり、軟らかいものを選んで食べるようになって、次第に噛む機能が低下します。

こうした状態を放っておくと、健康を維持するために必要な栄養が不足し、病気や要介護状態に陥る「オーラル・フレイル」のリスクが高まります。

入れ歯の役割は、主に失った歯や歯を支える歯茎を回復し、食べものを噛んで飲み込むという咀嚼機能や嚥下機能を改善することにあります。

入れ歯を使う大事な目的の1つはこのオーラル・フレイルを予防することにあるといえます。

歯を失うと言葉をはっきり発音しにくくなり、意思疎通が難しくなることがあります。
また、歯が抜けて顔の審美性が悪くなったのを気にしてふさぎこんだり、人と会うのを避けたりするようになることがないとはいえません。

こうしたことから戸外での活動を控えるようになって社会性が低下することも、健康長寿わ妨げる要因と考えられています。

入れ歯には、このように
①咀嚼機能の回復
②発音機能の回復
③審美性(見た目の美しさ)

の回復という3つの役割があります。


また、歯がない状態を放っておくと、歯がないところに隣の歯や咬み合うべき歯が動いてしまい、咬み合わせが悪くなる場合もあります。

つまり、入れ歯はいつまでも健康で自分らしく輝いて生きるうえで、とても大切な役割を担っているといってよいでしょう。

このようなことを念頭に置きながら、個々の患者さんに合った入れ歯の製作に当たっています。

その工程は、次の4つに分けられます。

1.型取り:柔らかい材料で歯や粘膜の形を型取りします。
2.咬み合わせを決める:ロウの材料を使って咬み合わせの高さを決めます。
3.入れ歯の仮合わせ:咬み合わせや見た目の確認を行います。
4.入れ歯の調整:できあがった入れ歯の咬み合わせや粘膜との適合の調整をします。

皆さんには、入れ歯を使う本当の理由をご理解いただいたうえで施術を受け、正しく使用して健康長寿を目指していただきたいと願っています。

2019年7月 2日

歯ブラシの交換目安は1カ月だと思います

毎日の歯磨きは適切にできているでしょうか?

使用する道具である歯ブラシは、毛先の広がった時が交換の目安と考えがちですが、そこまで使うと毛先で歯茎を傷つける恐れがあります。

ブラシの弾力も低下し、歯垢の除去率が約4割落ちるとされています。

この歯ブラシの交換目安は1カ月と言われています。

「毎月1日」と「毎月末」など、日を決めて、忘れないようにしてもらえたらいいと思います。

あるデータによると、歯ブラシのみで取れる歯と歯の間の歯垢は6割程度。

糸状のデンタルフロスや歯間ブラシを併用すると、より落とせます。

ただし、どちらも正しく使わないと、効果は出ません。

できれば歯科医院で、歯の状態に合った道具と使い方を教えてもらいましょう。

まずは、お悩みをご相談ください

カウンセリングをおこなっております