2019/05/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯診療は自分の中でも大好きな治療です。
入れ歯製作をお願いされると、心の中で「やったー」と思えます。
本当に入れ歯診療が、どんだけ好きなんだろうと、自分でも呆れてしまいますよ。
それは、自由診療だからとか保険診療だからとかというのは関係ないです(といっても、自由診療の方がやっぱりうれしいですね。。。)。
好きな入れ歯の、診療後はおいしいビールがこれで飲めるなーと帰りの車ではいつも考えています。
反対に、嫌な気分になるのは入れ歯が装着後に痛かったと言われることと、僕が作った入れ歯を短期間のうちに、作り替えなければならない時ですかね。。。
特に、それがクラスプというバネが係る歯が歯周病などで抜歯をしなければならなくなり、それが増歯だけでは済まなくて、作り替えなければならないというときは、凄く嫌なモノです。
それは、そうなったのには恐らく、定期健診には来なくなり、歯周病が進行した歯だと思われることが多いからですね。
つまり、管理が悪いと言えるのです。
その管理は、患者さんだけの問題とは言えないかもしれませんね。
でも前から、口腔内の衛生面については患者さんに口頭のみでなく、書面にしたり、データ値を見せたりしていますが、なかなか理解してもらえないこともありますね。。。
それを伝えて患者さんに解ってもらうのも、歯科医院の仕事と考えると、まだまだ患者さんに歯磨きや定期健診の大切さは浸透していないなと思いますね。。。
本当に、ある意味、責任を感じますね。
当院では、できるだけ残存歯は残し、その上で欠損があれば良い入れ歯を提供していくことを目標にしています。
あまりにも重度の虫歯や、歯周病ならば抜歯はしなければならないでしょうが、中程度以下ならば、極力保存することを目指しています。
定期健診を受け、歯科衛生士によるブラッシングのチェック、プロフェッショナル・クリーニングは必須です。
これをしっかり、やっていただけたらかなりの確率で、残存歯を残せると思います。
実際、部分入れ歯の方で、しっかりメンテナンスに来てくれている方の抜歯はほとんどなくなりましたよ。
是非、この定期健診にしっかり通っていただき、口腔内の衛生管理の徹底を図りましょう。
そして、部分入れ歯だとしても、入れ歯のバネが係る歯はもちろん、残存歯があるのならば、それ以上歯をなくさないことが、入れ歯を長持ちさせるために必要なことと言えます。
これ以上、入れ歯を作り替えなくても良いように、一緒に頑張っていきましょう。
2019/05/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、平成最後の4月30日(火)に、りんご歯科医院の平成を彩ったスタッフ達に来ていただいて、昼食会を開きました。
この中には、昨年12月に当院を卒業した方もいますが、この5月中旬に新しく開院される歯科医院のオープニングスタッフとして就職することが決まっています。
彼女は昨年の12月に当院を体調不良のため、卒業する運びとなってしまいましたが、平成終盤の3年9ヵ月は一緒に仕事をして、りんご歯科医院を盛り上げてくれた大切な仲間です。
その方は、体調を戻すために当院を卒業してからの、この4か月は歯科衛生士の仕事をほとんどしていなかったようです。。。
現在は体調はすごく良いようですが、診療スキルが下がってしまっていないかが心配だということを彼女の口から聞きました。
新しい職場に行って、すぐに仕事ができるか不安だということを。。。
僕はそれならばと思い、この平成最後の昼食会の後に、僕と、妻の口腔内を使って練習すればいいよと提案し、2時間ほど使って歯周検査、スケーリング、印象取り、抜歯のアシスト、支台歯形成のアシストをしてもらいました。
当院の今、在籍しているスタッフも、みんな彼女を応援しています。
あちらこちらで、その時は患者である僕の耳にも、彼女に対しての指示の声や応援の声が聞こえてきました。
最初は若干の戸惑いがあったようですが、元々能力の高い人です。
すぐに、完璧に歯科衛生士業務をこなしていましたよ。
なんの心配もいらない状態です。
きっと新しい職場でも、難なく業務をこなして活躍されることだと思います。
僕も彼女の満面の笑顔を見ることができて、一安心です。。。
当院も、今までにたくさんのスタッフが関わって平成を駆け抜けていきました。
それこそ、最初は妻と僕の2人だけで1台のユニットで、診療をしていたことがあります。
患者さんの数は1日に2~3人という日が、3ヶ月ほど続いて倒産を覚悟したこともありましたよ。。。
でも、ここに写っているスタッフ達のお蔭で、めげることなく頑張ることが出来ました。
素晴らしいスタッフに恵まれている僕は、幸せであります。
本当に感謝することしかできませんよ。。。
でも、歯科医院としては何一つ完成されてはおらず、発展途上だと思っています。
もっともっと医院としての規模も大きくしたいですし、社会的にも歯科医業という素敵な職の雇用を与えていきたいです。
そして、このりんご歯科医院に関わるスタッフや、患者さんの笑顔をもっともっと多くしていけるようにするのが僕の夢であります。
この、「令和」も患者さんやスタッフと向き合い、全力で駆け抜けていきたいと思います。
☆5月7日(火)より、診療を再開いたします。