2017/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日からゴールデンウイーク後半ですね。当院も3日(水)~7日(日)までお休みとなります。皆さんも、楽しんでいらっしゃるかと思います。
今日はいつもの臨床の話と趣向を変えて、当院で行っている取り組みについて、少し紹介させていただきます。
当院は僕を含めた全員がネガティブ言葉を発しないようにしております。このネガティブ言葉を誰かが言うと皆に伝染してしまいます。たった一人が言っただけでも、全員に広がります。そうすると、患者さんにもそれが伝わってしまうのですね。そうなると、医院の雰囲気は悪くなりますよね。元気がない医院に、患者さんが来ようという気にはなりませんものね。。。だから、どんなに無理だと思っても、「難しい。」と言ったり、患者さんがたくさん来て、疲れていても「今日は暑いね。」と言い換えていますよ。これをやるようにしてから、雰囲気は凄く良い状態をキープしています。
また、先月の初めの週に新年度になったせいか、患者さんの皆さんも忙しかったようで当日キャンセルが続出した日がありました。この当日キャンセルは、僕達の士気を極端に下げてしまいます(スタッフ皆が、その患者さんのために下準備をしているので当然と言えば当然なのですが。。。)。そんな時でも、落ち込まないように「○○さんがキャンセルです。」と言うのと同時に、面白い振付をしながら言うようにしています。そうすることで笑いが出て、雰囲気が壊れることはないです。あらゆるネガティブ要素にそうすることを、指示しています。最初はみんな恥ずかしがっていましたが、最近ではスタッフみんなが少しアレンジするようになりより楽しい振付をしてくれますよ。
皆さんも、是非、職場や家庭でも試してみてください。僕はすごく良い試みだと思っていますよ。
歯科医業は仕事を真剣にやればやるほど、自己嫌悪に陥ったり、伝わらないもどかしさで悲しい気分になることがあります。もちろん、反省するところはしていきますが、落ち込むことはないと僕は思うのです。
「どうしてできなかったんだろう?」より、「どうすればできるんだろう?」という似たような言葉ですが、後者の方がはるかに前向きですよね。僕達は、「どうすればできるんだろう?」と、常にそう思うように努力していきます。
2017/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多数歯に渡る抜歯をすることはあまりないですが、たまに重度の歯周炎により、抜歯をして即日に入れ歯をセットという事もあります。本来は抜歯して、抜歯した部位が落ち着いてから新しい入れ歯の製作という事が一般的でありますが、今まで入れ歯を使用したことがないという方も、中にはいます。その方の場合、歯がない期間を極力なくすために、即時入れ歯と言って、歯を抜く前に、型と咬み合わせを取らせていただき、模型を起こし、模型上で入れ歯を完成させるのですね。そのため、チェアタイムは回数で言えば2回で入れ歯が入ります。ただ、口で言うほど簡単なものではなくセット時の調整は大変ですし、この即時入れ歯が、そのまま本入れ歯になることはちょっと考えにくいです。(当院では仮入れ歯と考えています。)
やむを得なく、抜歯となってこの即時入れ歯を入れた方は、保険内診療では半年ほど待たないと新しい入れ歯が作れないこととなっておりますので、その旨は必ずご説明して了解を得るようにしていますよ。(自由診療であれば、期間にとらわれませんが。)
2017/05/02
2017/05/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
訪問診療に行って、根管治療をしている患者さんがいました。腰の骨折を起こしてしまい、入院となりましたが、2月ぶりに治療を再開することとなりました。しかしながら、根管治療をしてた歯は残根状態となり、他の歯の虫歯も進行していました。なかなか手も利きにくく、自分でブラッシングすることが難しい状態ですね。このようなケースの場合、ファーストチョイスは抜歯して、入れ歯を作るのが一番良いのでしょうね。。。
訪問診療をしている患者さんはこの辺りの見極めは本当に難しく、本人のやる気と手の利き具合や、家族や介護士の協力度にもよるところがあります。本人や家族、介護士に一生懸命、予防に関しての説明をしていますが、なかなか伝わらないこともあります。通常の外来診療よりも、リスクはあるし、判断に迷うことが多いですし、考えさせられます。
でも、現状で考えられる一番良い選択をできるよう、頑張っていきたいと思います。
2017/05/01