2016年9月:りんご歯科医院ブログ

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

虫歯菌と歯周病菌。

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 「私は虫歯になったことがないから、歯医者に行ったことがないんだよ。」時折、こういった羨ましい方の話を耳にします。虫歯がないという事はすごく幸運ですよね。
 しかし、口の中にあるたくさんの菌の中には虫歯を進ませる菌、歯周病を進ませる菌など多種多様のものがあります。虫歯菌は少ないのに歯周病菌はすごく多いと思われる方もいらっしゃるのですね。(実際、人の口の中には虫歯菌か歯周病菌のどちらかが優位だったりするそうです。)実際、虫歯はないのに歯周病は重度だったりすることが臨床の現場ではよく見られます。 
 歯周病は静かに進んで、自覚症状がないことが多いので進行具合を見る検査をお勧めいたします。
                     (りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

白い歯に喜んでいただいて何よりです。

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 前歯が気になると話された患者さん、今回は前歯ではないですが自由診療の白い歯が一本入りました。「こんな感じです。」と調整後、見てもらいました。
その方は、素敵な笑顔を見せてくれました。これから前歯の部分も治療し、白くしていく予定です。
1日でも長く、今の状態を維持できるようホームケアのやり方等をお話ししていきたいと思います。
                      (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)

虫歯かな?着色かな?

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 奥歯の咬み合わせの面には、多くの溝が入っています。その溝が着色して黒くなっていることもあるので、「虫歯ではないか?」と心配される方も多いです。黒く着色しているだけなら問題ないですが、探針と呼ばれる先の細くなった器具で触ってみて刺さってしまうようなら(柔らかくなっているようなら)虫歯という事で治療が必要になります。「どっちだろう?」と思われるようなら、一度診てもらうと良いですよ。
                      (りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

定期健診に行きましょう。

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 先日、3ヵ月の定期健診に来られた患者さん、虫歯もなくお口の中もきれいだったため1回で終わりとなりました。
 その際、「もう、終わり?もっと通わないといけないと思った。」と驚いていらっしゃいました。歯医者に行くと長く通わないといけないというイメージだったそうです。3ヵ月で定期健診に来ていただくとお口の汚れも落としやすく、虫歯があっても小さなものがほとんどなので、1回か数回で終わられる方がほとんどです。
 是非、虫歯が大きくなる前に定期健診にいらっしゃってくださいね。
                       (りんご歯科医院 歯科助手 Y.H)

被せ物が入っている歯は特に注意しましょう。

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 被せ物が金属の歯は何もしていない歯に比べて、実は磨き残しが着きやすいです。被せ物も土台となるのは自分の歯なので、被せ物の境目のほんのわずかな段差にプラークが乗っかりやすいのです。被せてあるから虫歯にならないというわけではないので、見落としがちですが、被せ物や詰め物がしてある歯は特に注意して磨いてほしいポイントです。
                      (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.T)

予約の意味とは。

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 当院は予約制を敷いています。これは、ほとんどの歯科医院が行っているシステムだと思います。これはできるだけ待ち時間を少なくし、その人の処置に必要と思われる時間を、確保するためなのですね。よって、このことは患者さんにもお伝えしているのですが、正直なかなかうまくいきません。当院は駅前で会社員の患者さんが多いため、急な仕事や会議が入ってしまったなどで、予約をキャンセルされる患者さんが毎日必ず一人はいます。仕事の重要性は、よくわかりますがそのようなことが続くと治るものも治らなくなりますよね。。。また、その時間に入りたいという他の患者さんもいたという事実を考えていただきたく思います。こちらもボランティアではなく、歯科医業を仕事として行っています。いわば生活の糧です。僕ら歯科医師は、薬を出して「はい、終わり。」という仕事ではないです。歯石を取ったり、虫歯を直したり、入れ歯を作ったりと何かしらの手がかかります。本当に簡単に考えていただきたくはないと思います。もし、どうしても急に都合がつかなくなったとしても、早めに連絡を入れるのが最低限の礼儀だと思います。

何とか残したいけど。。。

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 他院から紹介されましたと話された患者さんが来院した際に、歯を残せるなら残してほしいと言われました。その方のお口の中を見ると、残っている歯は、正直抜かなければならないような状態でした。
 先生をはじめ、スタッフもどうにかしてあげたいと思い、初回は説明だけでしたが今後何とか残せる歯を残し、患者さんの納得いく治療をしていきたいと思いました。
                     (りんご歯科医院 歯科衛生士 M.M)

自由診療を受ける前に。。。

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 数年前に県外の歯科医院で、上下の入れ歯を自由診療で作ったという女性が来院しました。
よく見させていただくと、下の入れ歯は保険内のよう。ただ下に残っている前歯には自由診療で入れたと思われる白い歯が。患者さん自身は、どの歯にお金をかけたかということがはっきりとわかっていなかったようです。でも、もしかするとこういった方は多いのかもしれません。
 当院では自由診療の処置を始める前に処置をする場所、金額などを説明し、患者さんからサインをいただく同意書を作成しています。これは、患者さんに安心して診療を受けてほしいからです。
                     (りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)

人気のハンディジェット。

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 特に歯の黒ずみや表面のザラザラした感じが気になる方にお勧めなのが、ハンディジェットという機械を使ったクリーニングです。
柔らかい粉を使ったパウダークリーニングで、歯だけではなく歯茎のマッサージ効果もあるので歯肉炎のある方にも是非、お試しいただきたいです。
歯茎の血行も良くなりますし、使用前後で歯の透明感が変わります。
気になる方は、スタッフまでお声掛けください。
                      (りんご歯科医院 歯科衛生士 C.K)

入れ歯が不適な状態の長期使用は悲劇です。

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 総入れ歯治療で究極に難しいと思うのは、入れ歯を支える歯茎が痩せていてフラビーガムというコンニャク様のぶよぶよの粘膜が広範囲に及ぶものです。このような症例が、年に数回はありますが、先日もそのような症例の患者さんが来られました。このようになった経緯を聞いてみると8年ほど前に総入れ歯となり、他院で入れ歯を製作したようです。その時点でもどこで咬んでいいかよくわからずに、咬んでも歯茎が痛いのに入れ歯の安定剤の上に安定剤を敷き、不安定のままこの8年間を過ごしてきたようです。そのため、噛み合わせの高さは大きく狂い、異常なまでの出っ歯状態に見えます。この入れ歯を修理して良いものに変えることは、ほぼ無理と思われます。従って、入れ歯を新製することになりますが、噛み合わせの狂いも補正していかなければならず、非常に困難が予想されます。でも、安定剤を使わなくても何とか、食べれるよう外観もしっかりと良いものに変えていくよう、やれることをやっていきたいです。
 しかしながら、皆様に伝えたいのは不適の入れ歯を長期に使用することによってこのようなコンニャク様の歯茎が作られてしまいます。ですから、総入れ歯といえども定期健診での調整や指導は絶対的に必要なのですね。この方も、仕事の忙しさにかまけてしまい、こうなった事を後悔しているようでしたよ。。。