2023/03/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯が自分の器官としてしっかり機能するまでは、ちょっと大変なこともあるかもしれませんね。
ブリッジと比べて違和感というものもあるかもしれません。
ブリッジは固定式のものなので、自分の歯と似たような感覚で食べれるかと思いますが、入れ歯は可撤式と言って自分で取り外したり装着してもらうものですからね。
煩わしい、ブリッジに比べて大きい、違和感があるというのはよく聞きます。
しかしながら、ブリッジにもデメリットがないわけでもありません。
基本的には欠損している歯の両隣の歯を削らなければならないのと、連結されているがゆえに歯間部が磨きにくくなります。
不衛生になりやすいというデメリットがありますね。
少数歯欠損の場合は、入れ歯もブリッジも適応可能となることが多いので、その辺りのメリット・デメリットを鑑みて一緒に検討していきましょう。
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ご希望の方は、お電話にてお問い合わせください。
2023/03/15
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初めて入れ歯を入れる方というのはどういった経緯があるのかは解りませんが、歯の欠損を作ってしまったと言えます。
多くの方の歯の欠損の原因は虫歯か歯周病であると思われますね。
また、その両方が併発しているような状態ですかね。
どちらにしても、そのような状況は重篤な状態ですね。
その場合、悪い歯を抜いて入れ歯を入れましょうという話になったのだと思いますが、いきなり総入れ歯になるようなケースは少ないと思います(絶対にないわけではないですが。。。)。
歯科医師の方も残せる歯は、残したいと考えるはずですからね。
抜かなければいけない歯を抜くのはいたしかないですが、残る歯を今後も末永く残せるかどうかは患者さんのブラッシングと医療者側のプロフェッショナルケアにかかっていますね。
お互いが努力していかなければならないことですからね。
どうか、一緒に頑張っていきましょう。
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2023/03/13
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重度の虫歯があって、歯の根っこだけ残して入れ歯を製作することがあります。
特に、全身疾患も抱えているような高齢者などは抜歯をすることに大きなリスクを抱えますからね。
その根っこの上には入れ歯が乗っかる形になる入れ歯を残根上入れ歯といいます。
この残根は、本来抜歯しなければならないものなのですが、健康上の理由で致し方ないこともケースとしてはありますからね。
しかしながら、長い目で見るとこの残根は良いことがないですね。
(歯根がしっかりしていて磁性アタッチメント入れ歯やコーヌス入れ歯として使えるようならば意味はありますが。。。)
先日も、この残根がある方で、その部位の歯茎が大きく腫れあがった人が来られました。
その人はこの状態になっても抜歯することに抵抗感があるようでした。
この方には特に全身疾患は認められないのですが、気分的に抜歯したくないとのことでした。
であるならば、何とか抗生剤の投薬と歯茎の洗浄で落ち着かせることを考えたりもしましたが、やはり保存ができないように思いました。
再来院した際に、本人もその苦痛から逃れたいようで、「先生、やっぱりだめだ。抜いてほしいです。」と仰いました。
「僕は、そうですね。その方が良いと思います。でも、急性症状がある時には麻酔も良く効かないし、無理して抜いた後の痛みは尋常じゃないので、できるだけ急性症状を引かしてからやりましょう。」と言いました。
その痛みを緩和し炎症を軽減するために、抗生剤と痛み止めを出しました。
次回、残根を抜く予定を立て、義歯の修理・調整も同時に行う予定であります。
この残根はある文献では5年持てばいい方という報告があります。
つまりはそんなに長くは保存できないことといえます。
実際に臨床経験からも、可能ならば抜いたほうがいいことの方が多いような気がいたします。
あっても意味をなさないことの方が多いですからね。
まあ、その方の全身疾患を鑑みて、その辺りは検討いたします。
(写真と本文の内容は関係がありません。)
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2023/03/12
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入れ歯の患者さんで昨日も言われたのですが、4月から転勤があるのでそれまでに作ってほしいという希望を受けました。
お口の中を見てみると痛みを抱えている歯もあり、要抜歯と思われました。
その歯を残したまま入れ歯を作ることはできませんし、どんなに頑張って製作しても無理があるかと思いその旨を説明しました。
その患者さんは、「え、そんなにかかるのですか。。。」と言いました。
どんなに急いでも、即時入れ歯を作ることさえも困難です。
この方は、それこそ多くの歯を欠損しており、短期間で即時入れ歯を作ることも無理な旨をお話しました。
患者さんのお気持ちを考えると大変心苦しいことではありますが、良い入れ歯はそんなに簡単にできるものでもありません。
どうしても診療は段階を踏んでいかなければならないですし、技工操作をする時間も必要ですからね。。。。
また、当院は予約制を敷いていますのでもう他の患者さんでいっぱいになっているような状態ですから。。。
もし、お急ぎならば早めに製作に踏み切るようにしましょう。
くれぐれも型を取ったら、すぐに入れ歯が出来上がるとは思わない方がいいと思います。
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2023/03/11
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入れ歯を入れて何でも食べれるというのは、非常に恵まれていますね。
全ての入れ歯患者さんが、そうであるならば一番良いのですが、実は入れ歯の人でそのような人は少ないものです。
もし全員が全く問題なく良いものであるならば、それこそ全部歯を抜いて入れ歯にしてしまった方が良いと言うことになりますからね。
この考え方はあまりにも乱暴だし危険です。
それと、上手な人が入れ歯を作ればそんなことも無いと思う人も多いですが、それはどうでしょうかね?
僕はそれも少し、違うと思いますよ。
もちろん入れ歯製作が上手な人はいますよ。
でも、だからといって無調整はないでしょうし、自分の元の健康な歯と同じものにはなれませんね。。。
残念ながら、自分の元々持っていた健康な歯と同じようになるというのは無理だと思います。
仮に材質を自由診療にして、金属床などで製作した入れ歯であってもそれでも、自分の歯にはなりません。
そのくらい入れ歯を自分の歯と同じようにすると言うことは困難でありえないことなのですね。
僕が入れ歯を作る上で大きなポイントになるのは、ある意味患者さんの入れ歯に対する過剰な期待を取り除くことだと思っています。
もし、入れ歯と自分の歯は変わらなく噛めるということが可能ならば、歯科治療は抜歯と入れ歯診療だけで良いことになってしまいますからね。
そんなことはありえませんし、そのくらい自分の歯は大切なものなのですよ。
ですから、入れ歯が自分の歯と同じくらいに違和感なく噛めるという患者さんの妄想を除去しないと、上手くいきようが無いと思います。
つまりは患者さんの協力と努力なしでは、良いものにならないです。
もちろん僕達、歯科医師も最大限は努力します。
患者さんに良いものだと思ってくれるまで、しっかり調整していきますので一緒に頑張りましょうね。
2023/03/10
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入れ歯を入れることに抵抗を感じる人は少なくないかもしれませんね。
でも、かといって欠損した部位がそのままでいいと言えるようなことはほぼないですね。
永久歯である以上は、親知らず以外なくていい歯はほぼ存在しませんからね。
欠損した部位をそのままでいると、対合の歯や隣接の歯が移動してしまいますね。
そうなると咬み合わせの位置や顎運動をしたときに問題が起きやすくなりますね。
また、他の残存歯にも悪影響を及ぼし、良いことがありません。
よって、欠損した部位は入れ歯やブリッジ、インプラントなどの補綴物が適応されるわけですね。
欠損した範囲や部位によっても、何が一番いいかは一概に言えません。
その人の口腔内の状況や骨質、歯茎の吸収度などにもよりますからね。。。
その旨はかかりつけの歯科医師とよく話し合って、決められるのがいいかと思いますよ。
2023/03/09
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入れ歯でお困りの方は多いですね。
でも、中にはあまりにも期待値が高く、それは入れ歯では無理といえるのではないかということを言う人もいます。
大変心苦しいですが、そのようなケースの場合は最初に「それは無理だと思います。」ということもあります。
もし、入れ歯で健康だった歯と全て同じような機能性を与えることができるのならば、だれも歯の治療やメンテナンスなんてしなくなりますよね。
虫歯や歯周病になったら歯を抜いて入れ歯にしてしまいますものね。
それは、ありえないですし僕達、歯科医師もそんなことは望んでおりません。
比べる対象は健康な歯ではないですから。
ただ今のお使いになっている入れ歯に痛みがあったり不調和を感じるのならば、それよりいいものを提供しようと頑張っているだけです。
その旨は本当にご理解していただきたく思います。
その上で良い入れ歯を目指すのが筋だと思いますからね。
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2023/03/08
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初めて入れ歯を入れる人で、入れ歯になって良かったと思う人は恐らくいないと思います。
どんなにいい入れ歯でも、健康な状態の歯とは全然違いますからね。
やはり、神様が与えてくれた歯や咬合が本当は一番です。
だからこそ、健康状態を維持するためにも定期健診は欠かさずに行いましょうね。
でも、もし、不幸にも重度歯周炎のために歯がプラプラした状態で残存していた場合や、咬合や咀嚼が困難になり食物が上手く食べれないようになった場合は、いっそ保存不可能な歯を抜歯して、入れ歯にした方が良く咬めるようになることもあります。(そのような状態にならないように、健康な状態をホームケアと定期健診で維持するのが望ましいのですが。。。)
だいぶ前の事ですが、多数歯に渡る重度歯周炎のため、多くの歯を抜歯しなければならないような患者さんが来られました。
その方は、50代の女性で人前で話をする仕事をしているため、「歯を抜かなければならないのは、覚悟しています。でも、ないままの状態がしばらく続くのは嫌です。それと、歯がなくなると空気が漏れて発音しにくいでしょ。それと、ご飯が食べれないのではないかという不安があります。」と言われました。
僕は「本来は入れ歯は抜歯して、その後、しばらく傷の治りを待ってから新製することが一般的な作り方です。
でも、即時入れ歯と言って抜歯後、すぐにセットする方法もあります。
でも、これは、あくまで傷の治りを予測して作るので、あまり良い入れ歯にはなりえません。
当院では、これはあくまで仮入れ歯としてとらえていますが、それでもいいですか?
恐らく、傷が治ってきたころは、新しい入れ歯に作り替えか入れ歯の内側を裏打ちするという処置が必要になるかと思います。」と言ったところ、それでもいいという返事をいただきました。
そのため、プラプラしている歯に気をつけて型と咬み合わせを取り、模型製作を行いました。
人工歯は今ある歯の大きさと色を確認して、入れ歯製作に入り、入れ歯を完成した状態にして、2回目の来院時に抜歯をして入れ歯のセット、調整を行いました。
抜歯数は上下顎の歯を14本、その後に入れ歯の調整に一時間ほどかけて調整をしました。
多数歯に渡る抜歯後の即時入れ歯の調整は、かなり難しく咬合関係にも不安がありますが、良い状態でセットできたかと思います。
それから1月ほど経って、現在はほとんど問題なくご飯も食べられ、口元の審美性や咀嚼能力も回復しているようです。
でも、発音はかなりしにくく、自分では思ったように話せていないと仰っていました。
まだまだ、これから抜いた歯の部位の歯茎の状態は変化してきます。
その変化に対応するべく、粘膜調整剤を使用し入れ歯の裏打ち修理を行っていきます。
そして、抜歯窩の傷が癒えて大きな粘膜の修正は必要ないとなって最終的に、本入れ歯を新製しなければならないかと思いますが、それまではこの即時入れ歯という仮入れ歯を使いこなしていただき、リハビリをしていただきたく思っています。
この段階を乗り越えられれば、本入れ歯になった時は見違えるほど良いものになっていくと思いますよ。
2023/03/07
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確かに、入れ歯でなんでも食べれるという人は一定数はいますね。
しかしながら、全員がそうではないです。
どうしても、個人で咬合力や歯茎の状態などは違いますからね。
一般的に硬いものは入れ歯にとっては不向きな食材と言われています。
それと、粘り気の強いもの。例えばお餅などは向きませんね。
ただ、不向きだと言われているものでもどうしても食べたいという欲求はあるでしょう。
もし、そうならば少しその食材を小さく刻んだり、お湯やスープにつけて少し柔らかくしたりできないかを考えるのも大切です。
工夫次第で変えられるものも多いはずです。
試してみてください。
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2023/03/06
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丈夫で良い入れ歯を入れたいというのは、新しい入れ歯を作るときには誰もが思うことではありますよね。
僕たち歯科医師は保険であろうと自由診療であろうと、基本的には一生懸命に製作させていただき、良いものになれるように最大限の努力はしているつもりではあります。
しかしながら、保険診療ではどうしても使用できる材料に制限があるため、丈夫な入れ歯を作ることは難しいのは確かです。
自由診療のものに比べて、保険診療で製作されたものはその自由度の狭さから、こうやってやれば本当は良いのだけれども、材料的に保険が利かないのでやむなく保険診療のプラスチックの入れ歯を作りましたが、すぐに入れ歯が壊れるという問題がまた発生しやすくなったこともありました。
せっかく入れ歯を作るのならば、是非、金属床という自由診療の入れ歯も考えていただけたらなと思います。
極力、入れ歯の寿命を長くするためにも、金属床入れ歯はお勧めです。
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