入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

当院の定期健診時期

 

当院は3ヶ月に1回の割合で、定期健診とクリーニングをお勧めしています。3ヶ月に1回というのは、北欧の研究でRamfjordらが20年に渡る追跡調査で推奨しています。研究の要旨は、「患者さんが3ヶ月間隔で専門家によるクリーニングを受けることで、術後の歯周ポケットの深さや付着位置の維持は、プラークインデックスに表れる患者さん自身の口腔衛生はそれ程問題でないことがわかった」と言っています。これは3ヶ月に1回のクリーニングで歯周病は悪くなることがなく、結果的に歯を抜くリスクが格段に少なくなることを示しています。

当院もこれに従い、3ヶ月に1回のプロフェッショナルケアで予防を徹底していきたいと考えております。今まではお葉書と封書でお知らせをしていましたが、今後は重要さに気づいていただきたく思い、直接電話でご連絡したいと考えております。
我々歯科医師に歯を抜くのが好きだという人は1人もおりませんよ。是非、皆様もかかりつけの歯科医院で定期健診とクリーニングを必ず受けていただきいと思います。


雪の日の診療に思う事



新潟市は昨日から雪が降り積もり交通事情が悪くなるためか、患者さんの予約キャンセルが多かったです。ほとんどの方が電話を入れてくれて、こちらとしても仕方がない事だとは思います。毎年、この季節になるとよくあることではあります。
でも、その中で佐渡から船に乗って来てくださる方はちゃんと時間通りに来てくれました。この季節になると船が欠航するリスクがあり、海が荒れると船の揺れが大きいので、僕は来られないだろうと予測していました。でも、その人は頭に雪を被りながらも来てくれました。こちらとしては、どんな日でもその患者さんのために一生懸命やるだけですが、その方にはそれを超えた感謝の気持ちが自然と湧き起こりましたよ。
僕ら歯科医師も、やはり人間です。ボランティアで仕事をしているわけではないです。本気で治そう、悪くならないようにしようと思う人に、持てる知識と技術を発揮したいです。もちろん、インフルエンザや風邪のために無理して来る必要はないでしょうが、簡単にキャンセルをされる方が多くいることも事実なのです。今一度、治療を進めるためにも考えていただけたら幸いです。結局、最後に困るのはその患者さん自身なのですから。


患者さんがもつ入れ歯への抵抗感



患者さんが治療終了後に歯を失ったら入れ歯になってしまうので、そうならないように頑張って歯磨きをする決意表明を聞くことがよくあります。僕は、凄くいいことだと思っています。僕は入れ歯治療が大好きで得意としていますが、できるだけ入れ歯にはしたくありません。なぜなら、どんなに上手な歯科医師が入れ歯を作っても、神様が作った天然の健康な歯には勝てませんからね。だから、本当にみんなに今ある歯を残すためにも、定期健診に行っていただきたいですし、クリーニングをしていただきたいと思いますよ。
また、もし1本でも歯の欠損があって、何も処置をしていないようなら、早めに何らかの対処をしないとドミノ式に咬合が崩れていく可能性が高いです。身に覚えがある方は、かかりつけの歯医者さんに相談することをお勧めいたしますよ。


総入れ歯製作のための研究用模型



総入れ歯を製作するには、研究用模型の製作から始めます。概形印象という型取りをし、模型を作ります。その模型を研究用模型とします。模型から得る情報は非常に大事です。顎堤の吸収状態、どこに人工歯が並べたらいいのか、アンダーカット(段差)の大きさがおおよそわかるのですね。僕ら歯科医師は模型から得た情報を基に新しい総入れ歯の製作のための第一歩が始まります。
(写真は下顎の研究用模型です。必要な部分は全て採得されていると思います)


電話での問い合わせについて



当院では、入れ歯の歯が破折や脱落などは極力チェアサイドで修理を行っております。しかしながら、バネの破損やかなり大きく入れ歯が割れてしまった場合は、修理のための型取りをし、お預かりになるケースがあります。
この修理について昨日も問い合わせがありましたが、電話でお答えするのはちょっと難しく見てみないと何とも言えません。特にこちらで製作したものでない限りは見当もつかないため、是非見て返答させていただきたく思いますよ。


当院の往診について



毎週水曜日は基本的に午前診療で終わります。その後は大学に行くことが多いです。今日は水曜日ですので、そのようなスケジュールになります。
しかしながら、本日は午後1時半頃から介護保険施設での往診もあります。そのため、終わるのは少し遅くなるかもしれません。
当院では来院が困難な方のために往診をしております。基本的にはお昼休みや水曜日の午後から行うことが多いです。ご希望の方は、お電話でご相談していただけたら幸いです。


当院の朝



当院では、朝は掃除から始まります。その後は朝礼をして、スタッフが持ち回りで家訓を読み上げます。それから、研修を行っております。研修は主に新人のためのものですが、皆、上手になりました。これも日頃の努力の賜物ですね。
今日は、吹雪のため患者さんのキャンセルが多そうです。こんな時こそ時間をかけて研修を行おうと思いますよ。


入れ歯の痛みに対する対応



入れ歯の痛みは相当つらいですね。入れ歯の下の粘膜が傷ついて潰瘍を作っている場合もあります。この場合、すぐに市販の入れ歯安定剤を使って対応する人がいますが、根本的な解決には至りません。おそらく、その部位は粘膜に強く当たっているので、場所を特定し削合しなければなりません。また、咬合も深く関与するので、咬合調整が必要なことが多くあります。決して自分で判断することなく、かかりつけの歯医者さんに相談することをお勧めいたしますよ。


歯についての情報

 

ほとんどの方が、歯の情報を知りたがっていると思います。一言で歯の情報といっても、ブラッシングの方法や咬み合わせ、歯並び、歯の色、顎の関節、入れ歯、被せ物、歯周病のこと等様々ですね。僕ら歯科医師も完璧に全て答えるのはなかなか難しいと思います。知っていても、それに答える時間を取るのが厳しいです。
従って、お口の健康に関わる内容を週替わりで待合室に掲示物を張り、見てもらえるよう工夫をしていこうと思います。少しでも皆様に見ていただいて、正しい情報を提供できるように頑張っていきたいと思います。


土曜日午後は入れ歯専門外来にしました



当院は、今日から土曜日午後のみ入れ歯専門外来を設立しました。入れ歯の患者さんを余裕をもってしっかり診ていきたいと思っています。(急患対応はもちろんいたしますが)
当院の立地状況は、ビジネス街で土曜日はお休みの会社が多く、会社員の患者さんは少なくなります。そのため、自分が得意とする入れ歯治療に時間的にも専念できるのは土曜日午後が適切と思い、設立に踏み切りました。もし、入れ歯でお困りの方が当院での予約をお望みならば、土曜日午後に診させていただけたら幸いです。