2017/05/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
多数歯に渡る抜歯をすることはあまりないですが、たまに重度の歯周炎により、抜歯をして即日に入れ歯をセットという事もあります。本来は抜歯して、抜歯した部位が落ち着いてから新しい入れ歯の製作という事が一般的でありますが、今まで入れ歯を使用したことがないという方も、中にはいます。その方の場合、歯がない期間を極力なくすために、即時入れ歯と言って、歯を抜く前に、型と咬み合わせを取らせていただき、模型を起こし、模型上で入れ歯を完成させるのですね。そのため、チェアタイムは回数で言えば2回で入れ歯が入ります。ただ、口で言うほど簡単なものではなくセット時の調整は大変ですし、この即時入れ歯が、そのまま本入れ歯になることはちょっと考えにくいです。(当院では仮入れ歯と考えています。)
やむを得なく、抜歯となってこの即時入れ歯を入れた方は、保険内診療では半年ほど待たないと新しい入れ歯が作れないこととなっておりますので、その旨は必ずご説明して了解を得るようにしていますよ。(自由診療であれば、期間にとらわれませんが。)
2017/05/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
訪問診療に行って、根管治療をしている患者さんがいました。腰の骨折を起こしてしまい、入院となりましたが、2月ぶりに治療を再開することとなりました。しかしながら、根管治療をしてた歯は残根状態となり、他の歯の虫歯も進行していました。なかなか手も利きにくく、自分でブラッシングすることが難しい状態ですね。このようなケースの場合、ファーストチョイスは抜歯して、入れ歯を作るのが一番良いのでしょうね。。。
訪問診療をしている患者さんはこの辺りの見極めは本当に難しく、本人のやる気と手の利き具合や、家族や介護士の協力度にもよるところがあります。本人や家族、介護士に一生懸命、予防に関しての説明をしていますが、なかなか伝わらないこともあります。通常の外来診療よりも、リスクはあるし、判断に迷うことが多いですし、考えさせられます。
でも、現状で考えられる一番良い選択をできるよう、頑張っていきたいと思います。
2017/05/01
2017/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は祝日で医院もお休みです。今日はあまり診療と関係ない話をいたしますね。長くなりますが、最後まで読んでいただけたら幸いです。
僕は開業医になって6年目です。歯科医師になって24年目ですが、開業医としてはまだまだヒヨコなのですね。歯科医師になってから大学院、大学病院勤務に10年ちょっと、離島の病院歯科に3年、亀田の開業医に勤めて4年ちょっとと様々な形態の勤務医を長く過ごしてきました。
勤務医と開業医の違いと言えば挙げれば切りがないですが、一番大きいのは責任のすべては自分にあるので、この医院を良くするも悪くするも自分の判断や考え方によることが大きいです。もちろんスタッフの協力も必要ですが、それも含めて全て自分の問題なのですね。僕はこの医院を絶対に良くしたいと常々、思っていますので同業の人に限らず、異業種の方でも成功者と言われている人に、その極意を聞きに行くことが多いです。みんな親身になっていろいろ教えてくれます。その方達には、本当に感謝しています。
でも、教えてくれたことを一生懸命に真似してみるけど、何かうまくいかない。。。何か月、一年と続けても。。。やっぱり聞くだけじゃダメなのですね、その人の仕事ぶりや生き方を側面から見てみないと。。。
その成功者が上手くいったのはそのやり方をやったからじゃなく、日頃から積み重ねてきた姿勢にあるんだということに最近気づきました。実はその成功者が当たり前にやっていることで、特別だと思っていないことに鍵があるのだと。。。
成功者は、その時それをやったから上手くいったと思っていることが多く、懐の深い良い人達だから僕に教えてくれるのだけれども、その人の言っていることは恐らく違うと思います。多分、それはその人だからできたのだと思います。間違いではないのだけれど、その人が今までに日常で心がけていたことや、続けていたことがあっての事なんだと。
例えば、「ごみが落ちていたら拾う」、「知らない人にもおはようと声をかける」、「前向きに物事をとらえる」、「困っている人がいたら手を差し伸べる」等々。そういった人間性のところから始まります。そして、仕事に対する姿勢が関わってきますね。僕らの業界的に言えば、「絶対に虫歯にさせない。」、「歯周病を治してみせる。」、「レジン充填では誰よりもきれいに治す。」「インプラントで天然歯のように咬めるようにする。」等々。。。
そういう理想を掲げ、それに向かってそれまで歩んできた見えない力がいつしか大きくなり、たまたま何かをやったタイミングでうまくいったのだと思います。
ここで言いたいのは、一朝一夕ではうまくいかないから真似をするのを止めるのではなくドンドン真似をして失敗をして、その人の姿勢をもう一度考えるとその成功者と自分との違いが見えてきます。自分にももちろん生き方のポリシーや続けてきたことがあるので、その違いに気づいて方向性ややり方をちょっと変えていくと、きっとうまくいくのではないかな~?と、最近思うのです。悪いと感じていながらも、何も動かないのは最悪ですからね。
まだまだ、自分はこの医院を良くするための努力が足らず、自分の理想の医院とはかけ離れていますが、成功者と言われる人の話を聞き、仕事ぶりを見て、真似していこうと思います。この努力は現役であるうちは、ずっと続けていこうと思います。
2017/04/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
これから入れ歯を新製する人で、保険の入れ歯を入れてから自費の入れ歯を考えたいという人がいます。それは決して悪い事ではありませんが、保険の入れ歯と自由診療の入れ歯を単純に比較はできないと思います。使用している材料や入れ歯の設計、クラスプと言われる金属のバネの形にも保険内で作る入れ歯ではかなり規制があります。つまり保険ではこのような形でこのような素材を使うしかないのだけれど、自由診療だったらもっと患者さんにとって満足のいく提案できるのだけれどもな。。。と考えることは多々あります。もちろんそれを選択するのは、患者さんです。ただ最初から、保険の入れ歯しかないと思い込むのはどうかと思います。自由診療の話も聞いてみたい方は、是非、ご相談ください。
(写真の掲載は患者さんの同意を得ています。保険の入れ歯だと喋りにくいので、口蓋部分を薄くしてほしいという希望により、チタン床といわれる入れ歯にしました。口蓋部分はチタンを使用することにより薄くでき、耐久性も抜群に強く、しかも軽いです。装着後、3カ月に1回のメンテナンスに来ていただいております。かれこれ2年近く経ちますが、大きな問題は全く見当たりません。)
2017/04/27
2017/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
上の前歯がほとんど抜歯されていて、しばらくはそのままで過ごしていた患者さん、当院で入れ歯を作りましたが、どうしても嘔吐反射が強いため入れ歯を装着することができませんでした。そこで、リスクはありましたが長めのブリッジを製作させていただき、無事にセットされて、一月に一回のペースでメンテナンス(定期健診)に来ていただいております。
このブリッジを入れてからというもの、奥さんのお友達とも話をするのが楽しくなったとのこと。前歯がなかったときは、無意識で人前を避けていたようです。。。
このブリッジのおかげで、笑う事も苦ではなくなったと嬉しそうに話をしていただく様子を見て、私も嬉しかったです。これからはメンテナンスで維持していきます。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2017/04/26
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は予約制を開院当初から、謳っております。当日に入りたいと言われても、新患の方の場合はお断りすることが多いです。そうでないと、こちらはスタッフの数やデンタルユニットも3台と限りがありますので、予約を取って来ていただいている患者さんに迷惑が掛かることが多いからです。誤解されないように言いたいのですが、決して診たくないからという理由ではありません。
ただ、当日にキャンセルが出ることがあれば、そのタイミングでお電話をいただいた場合は新規の患者さんでも受け入れさせていただいています。
一番困るのは、当日のキャンセルと無断キャンセルです。このようなことが何度も続く場合は、次回の予約をお取りすることを止めていただいてます。確実に来れる日にお電話を頂いて、もしキャンセルが出て入れる余裕があれば、そこに入っていただく形の方がお互いにストレスがないのではないかと思います。
私達も患者さんを診て、お金を頂き、生活しているわけです。いわば生活の糧です。そのキャンセルされた空白な時間は、全くの利益がないわけです。その時間のそのデンタルユニットで本来、得られたであろう収入がゼロです。
歯科医院サイドはスタッフを抱え、高額な設備を購入し、その患者さんのための下準備をしているわけです。その患者さんも、もし自分が逆の立場になればどのような状況なのか、ご理解いただけるのではないかと思います。歯科医院での治療は、単なるボランティアではないことをご理解願います。
2017/04/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「下の奥歯に金属が入っているのが気になる。」「大きな口を開けると金属が見える」等、口の中の金属が気になっている方も多いです。「できれば、白くしたいけれど虫歯じゃなくても金属を取ることはできるの?」という質問を受けることもあります。
この質問の答えはもちろんYESです。でも、金属を外して白くすることはできますが、いろいろなタイプの症例がありますし、奥歯やブリッジは保険が利かない場所もあります。審美的には、銀歯よりも白い歯の方が正直、きれいで良いと思いますよ。気になる方は、ご相談ください。
(りんご歯科医院 歯科衛生士 Y.O)
2017/04/25
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の大きさを小さくできないかと相談を受けることがあります。確かに小さい方が違和感は少ないですよね。でも、力学的に安定しないものを入れるのもどうかと思います。入れ歯の面積が大きければそれだけ、粘膜にも負担させることができるので安定感としては良くなるはずなのですが、その大きさに違和感や嘔吐反射で耐えられないという事は考えられますね。。。
当院としては、そのあたりの患者さんの要望をできるだけ取り入れられるように配慮しています。ただこれ以上は、どう考えても無理という事があれば、その旨をしっかり説明させていただいております。入れ歯の大きさや違和感でお困りならば、ご相談ください。