2018/03/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
「オーラルフレイル」という言葉、知ってますか?
フレイルは「虚弱」を表し、健康と要介護状態の中間地点を意味します。
これは加齢や歯を失う影響で口の機能が衰えると嚙みにくいと感じるので、肉や野菜などの硬いものを避け、パンやうどんなどの柔らかい食べ物を選びがちになり栄養が偏る。。。
ここで対策を取らないと、嚙む力はどんどん落ちていき食べられるものが益々減り、食欲や体力が低下し低栄養や筋力の低下、ひいては要介護状態になる可能性があります。。。
口の衰えが要介護状態の始まり、つまり「人は口から老いる」との考え方です。
実際にそのエビデンスも多数報告されており、歯を失うことで噛めない食品が増えたり、滑舌が悪くなるなど、一つ一つでは、それほど問題視されないことの積み重ねが後で本人の健康に重要なダメージに繋がるのですね。
このような結果を踏まえて、いつまでも元気で健康にいるためには、健康な歯をしっかり残し、良く噛める状態にしておく事が大切なのはお解りですよね。
もし、今現在は、元気だけれども歯を何本か失っているようならば、早めに良い入れ歯やブリッジなどを作ってもらい、咀嚼機能をそれ以上悪化させないようにしましょうね。
また、何よりも予防が大切です。
歯科医院で健診を受け現状を知り、今後はどうしたらいいのかを一緒に考えていきましょう。
2018/03/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯は初めて装着する人には、かなり大変です。
違和感は否めませんね。。。
でも、それに変わる補綴物があればいいですが(例えばブリッジなど。。。)、そうもいかないほどの大きな欠損では致し方ないこともあります。
そこでできることは、まずどのような問題が起こりえるかをよく聞いていただき、どのように対処したらいいのかも知っておく必要があると思います。
入れ歯の形態や種類、欠損様式、咬合力や顎堤の状態や舌の圧力など、個人によってかなり違いがあり、差があります。
対処法も、個人によって違うものになりますね。
是非、その旨をかかりつけ歯科医院で聞いていただきたく思います。
2018/03/02
2018/03/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯に抵抗があって、差し歯やブリッジにしてほしいと言われることがたまにあります。
僕としても、できればブリッジや差し歯の方が患者さん的に良く噛めますし、違和感も少ないので、できればそうするようにはしています。
でも歯の欠損様式や、歯周病の状態でブリッジができないケースというのもあります。
ブリッジの土台として機能できる根っこでないと、ブリッジは無理ですからね。。。
この辺りの事に関しては、歯科医院で十分にお話を聞いていただき、判断していただけたらと思います。
また、インプラントも一つの手法として考えてもらう事もあります(当院ではインプラントは行っていないので、ご希望がある場合は大学病院などに紹介させていただいています。)。
どの欠損補綴においても、一長一短はあります。
そのことはご理解いただけたらと思います。
2018/02/28
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯の清掃方法として、入れ歯の洗浄剤を使用することをお勧めしております。
入れ歯の洗浄剤は除菌力も高く、口腔内を清潔に保つためにも是非使用していただきたいと思います。
よく聞くことなのですが、残存歯があるのに入れ歯を入れたまま、歯磨き粉で磨くということをよく耳にします。
これは止めましょうね。
入れ歯のバネがかかっている部位の磨き残しに繋がりますから。
しかもほとんどの歯磨き粉には、研磨剤が入っているため入れ歯の人工歯が削れてしまうこともありますからね。。。
残存歯があるのなら、きちんと入れ歯を外して残存歯は歯ブラシで歯磨き粉をつけて磨き、入れ歯は入れ歯用のブラシを使って汚れを直視して、流水下で磨きましょう。
それから、入れ歯の洗浄剤に浸けてあげることが良いと思います。
2018/02/27
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
総入れ歯の厚みが気になって飲み込みが悪い人が、中にはいます。
特に上顎入れ歯の口蓋部分が厚かったり下顎入れ歯の舌側部分は、極力薄い方がそういった違和感は少ないです。
でも、保険内診療だと、その部位はレジン床と言われるプラスチックで覆うため、ある程度の厚みが必要になります。
材質的に弱いため、仕方がないところであります。
どうしても気になる方は、自由診療となりますが金属床がお薦めです。
金属であるため薄くできますし、熱の伝わりも良く快適なことが多いです。
ある患者さんから、口の中が広くなってしゃべりやすくなったと言われましたよ。
「生活の質」の向上ということを考えると、金属床の方がお薦めではあります。
2018/02/26
2018/02/25
2018/02/24
2018/02/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
部分入れ歯の支えをしてくれている残存歯にかける金属のバネをクラスプと言います。
このクラスプは保険内で作るものでは、絶対的に必要です。
でないと、入れ歯はすぐに脱離してしまいますから。
たまに、このクラスプを嫌って外してほしいという依頼を受けることがありますが、止めた方がいいと思います。
安定感がもの凄く悪くなりますからね。
代案としては、自由診療になりますがノンクラスプ入れ歯というものがあります。
これはクラスプの代わりに特殊なレジンというプラスチックで残存歯の歯肉に伸ばし、歯間部分に這わせて作ります。
このプラスチック自体に弾力があり、維持が良く審美的です。
金属のバネの代わりに、そのレジンというものが見えはしますが、歯肉色のため目立ちません。
ただ歯周病の程度が悪い方は、着脱の際に引っ張られるため向き不向きはあります。
でも、適応できる方は多いと思いますよ。
(写真は下顎にノンクラスプ入れ歯を装着されている方のものです。上顎は総入れ歯です。金属のバネを使用していないため、とても審美的です。)
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