2025/06/23
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院で入れ歯を作られる方は結構、多いかと思います。
その際に気を付けていることは、新製した義歯ができるだけ痛まないようにしたいとは思っています。
入れ歯は他人から与えられた咬み合わせを創る異物で、機能させるまでには時間がかかるものとなっています。
どんなに良いものでも、まったく痛みがなく何でも食べれるものになるまではちょっと練習が必要ですし、調整もいります。
なかなか煩わしいものでもあるかと思いますが、一緒に頑張りましょう。
入れ歯がしっかり機能するまでは、僕もとことん付き合いたく思います。
2025/06/22
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でも、なんでも咬めるという人は決して多くはないですね。
その人の歯茎の状態が非常に痩せていて、貧弱であるならばその咬合力はやはり弱いものだと思います。
でも咬めることをあきらめる必要はないですね。
極力、咬めるようになれるように当院では入れ歯製作の前に旧義歯で咬合圧検査を行っております。
そして、新義歯ができた際にも同じように咬合圧を測り、比較しております。
今のところ当然かもしれませんが、旧義歯に比べて新義歯が下がることはないですね。
ご興味のある方は、是非、咬合圧検査を行ってみることをお勧めしますよ。
2025/06/21
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、当院で入れ歯を作った方が久々に来院されました。
3カ月ごとのメンテナンス(定期健診)にはきちんと来る方だったのですが、今回の来院は大分遅くなりましたね。。。
おそらく2年は来られてないかと思います。
その方は上下顎とも歯が一本もなく、総入れ歯を8年ほど前に当院で新製し、その時の状態は良好でした。
3カ月ごとのメンテナンスでも、それほど大きな処置をすることなく、咬合の調整を少しだけして義歯の洗浄をメインに行っていました。
でも、一年経って久々にメンテナンスに来られた時はちょっと違ってましたね。
歯茎がかなり痩せていて、舌側の義歯の辺縁部に大きな傷が見られました。
その傷は、粘膜が傷になっており、その傷は白っぽくなっていましたね。
その方は、「先生すいません。しばらく調子が良かったのでさぼってしまった。。。そうしたら入れ歯が痛くなってきた。やっぱり先生が言うように総入れ歯でもきちんと来ないと痛くなるんだね。」と仰っていました。
僕は、「そうですね。。。どうしても歯を抜いている以上は少しずつ歯茎は痩せていきますから。そうすると、入れ歯は緩くなり横揺れしていきます。そうすると歯茎が押されるようになり、どうしても咬み合わせと粘膜面の調整が必要になるのですよね。総入れ歯だと自分の歯がもうないからメンテナンスに行かないという人が多いですが、それだとこういうことが起こるんですよね。」と言いました。
入れ歯を作って痛みがないと、もう歯科医院に行かなくなってしまうという人は少なくないです。
特に総入れ歯が入っているような歯が全くない人においては、その必要性を感じない傾向が強いですね。
入れ歯の痛みがないことはいいことですが、それを維持するにはメンテナンスがいるということです。
できるだけ、今、使用中の入れ歯を長持ちさせるためにも3ヶ月に1回は調整させていただけたらと思います。
また、これは介護を要する方の訪問診療の患者さんにおいても同様のことがいえますね。
できるだけ3ヶ月に1回はお口の中の状況と入れ歯を見せていただき、調整とケアを行わせてもらうことが必要と思います。
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歯科の医療費控除とは
2025/06/20
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日、入れ歯の人工歯が取れてしまい困っているという方が来られました。
その人は「歯がないままでは人前に出られない。先生、作り替えなきゃダメかな?」と仰るので、その入れ歯を見てみると右側の上顎前歯部が1本だけ取れていました。
僕は、「この入れ歯を直すのは、そんなに大変ではないですよ。取れた歯もお持ちなので今日、すぐに直せますよ。」と言いました。
その人は、「え、そうなの?そんなに早く治るの?、よかった~。」と喜んでいましたよ。
入れ歯の人工歯が脱離することは、地面に落としたり、極端に硬い物を噛んでしまったことで割れたり脱落することが往々にしてあります。
どうしても人工の歯と入れ歯の床と言われるピンク色の部分は異種材料ですから、その結合は弱いのですね。
ですから、落とした時の衝撃に対しては簡単に取れたりします。
でも、その場合の修理はそんなに大変ではないことが多いです。
やり方としては、取れた人工歯をズレのないように当てがい、歯科用の接着剤で仮固定をし、その後にその人工歯の周りを削除してプラスチックの材料を流し込みます。
そして調整研磨をして、お渡しすることができるかと思います。
ただ何回もその人工歯が外れてしまうようなことが、もしもあるのならば咬み合わせの高さが低くなっているかもしれませんので、ご相談くださいね。
その場合は、一筋縄ではいかないこともありますから。。。
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歯科の医療費控除とは
2025/06/19
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新しい入れ歯は、なかなか自分の思い通りにはならないことがあります。
あくまでも異物ですからね。
馴染むまでは時間がかかるものです。
ちょっとの違和感で、使わなくなってしまう人も多いですね。
できるだけ、使用してご飯を食べることは大切です。
最初は思うように行かなくても使っているうちに、そんなに気にならなくなっていくケースがほとんどです。
そして、痛むようならば、かかりつけの歯科医院で調整してもらいましょうね。
面倒かもしれませんが、新しい入れ歯においては、どうしても調整は必要になりますからね。
一緒に頑張りましょう。
2025/06/18
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当たり前ですが、入れ歯は歯が全てある人には不要なものです。
しかしながら、1本以上歯を失った人は何かしらの補綴物が必要になります。
もちろん、1本の欠損だけで入れ歯ということはほぼないですが、その場合はブリッジやインプラントなどが適応されるかと思います。
でも、3歯、4歯以上に渡る欠損の場合はやはり入れ歯がファーストチョイスになると思います。
しかしながら、入れ歯で最初から何でもよく食べれるという人は少ないものです。
でも、できるだけ入れ歯にならないようにすることが肝要ですね。
僕が思うに、入れ歯にならないようにするには、歯を抜かないことです。
そのために必要なのは日常の歯磨きだけでは不十分なことが多いです。
やはり歯科医院での定期健診とクリーニング、そして歯科衛生士によるブラッシング指導が大切です。
是非、今からでも予防に励み、一生、歯を抜かないで済むように頑張りましょうね。
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歯科の医療費控除とは
2025/06/17
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当院では新しい入れ歯の製作を希望する患者さんの来院が多いです。
元々、歯がない人で入れ歯を使用中の人もいれば、もうきっと歯を抜いてしまわなければならないので、その後の処置は入れ歯になるだろうなという、その患者さんの感覚で来られる人もいます。
いずれにしても、よく診査をしないと何とも言えないのでその際には歯周病検査、虫歯の検査をさせていただき、レントゲンによる診査も行なわせてもらっています。
最近、多いのがセカンドオピニオンとして入れ歯の適否などを聞きたいのでしょうが、電話でいろいろと聞こうとする人が多いですね。。。
その方は、自分で自分の歯のことをいろいろ仰るのですが、見てみないと何とも言えないのが歯科の診療です。
入れ歯に限らず歯科の治療は実際に見てみないと何とも言えない事しかないですね。
ましてや、一度もお口の中を見たことがないのにお答えすることは不可能ですね。
ですから、相談される際には一度、お口の中を拝見させていただきたく思います。
ご理解のほど、何卒よろしくお願いいたします。
2025/06/16
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯を製作する上で当院が気をつけていることは、できるだけ痛みがないことと笑ったときの歯の見え方が自然なことですね。
特にその辺りは注意しています。
従って、総入れ歯でも部分入れ歯でも試適という仮合わせの時間を完成前に取るようにしています。
これは保険診療でも自由診療でも必ずやります(即時入れ歯の場合は別ですが。。。)
人工歯の色や、大きさ、形もここではよく見てもらうようにしています。
そして部分入れ歯であればクラスプの適合状態や見え方もここで確認していますね。
そして、笑ったときの歯の見え方が大切ですね。
もし、ここでちょっと気になるようであれば、言ってもらいたいものですね。
この段階であれば、まだいくらでも直しようがありますからね。
完成してしまったら、ほぼほぼ直すのは難しいですから。
一緒に確認していきましょうね。
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歯科の医療費控除とは
2025/06/15
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
上顎総入れ歯のケースでよく見かけることですが、上顎の歯が全部無く、下顎の歯はほとんど残存しているようなケースをたまに見かけます。
恐らくこれは、元々、歯周病はあったのでしょうがそれだけが原因でなく、恐らく強い咬合力があったのでしょうね。
そのために咬合する際に、下顎の歯により上顎の歯が突き上げられてしまい、歯が揺れてきてしまう。。。
これを咬合性外傷と言います。
このような人は割と咬筋という筋肉が発達していてその顔貌はエラが張っているように思われることが多いものです。
この場合、総入れ歯になると非常にやっかいですね。
歯を抜くと歯槽骨という歯を支えていて骨は吸収し、痩せていきます。
上顎の場合、口唇頬側の方から吸収が起こります。
しかしながら、下顎はほとんど歯が残っているためその吸収があまりないです。
そのため、下顎の残存歯を基準に正常咬合にしようと歯を並べていくと本来咬合圧を請け負ってくれている歯槽頂よりも頬側に外れて歯を並べることになります。
そうなると、咬んだときに上顎総入れ歯の中央部分に応力がかかるようになり、真ん中で割れやすくなります。
そうならないようにするためには、臼歯部の咬合関係を下顎臼歯の内側に人工歯を排列する交叉咬合排列をしたりして対応します。
しかしながら、この排列方法で歯を並べると舌の感覚が正常咬合と違うということがあって発音や嚥下に問題が出たりすることもあります。
やはりできることなら、正常咬合で並べてあげた方が舌感は良いかとは思いますが、保険診療では以上の理由からこの入れ歯が割れてしまいやすいという問題が必ず出ますね。
それを回避するために、口蓋部分の入れ歯の床部分を厚くしたり補強線という物を入れ歯の内部に入れたりしますが、それで問題が無くなることもほぼないですね。。。
口蓋部分の厚みが増すと、それこそ違和感の方が大きくなりますから。
このような人には、自由診療とはなりますがチタンという金属を使用した金属床入れ歯がお勧めではあります。
チタンという金属は非常に軽く、強度も強いです。
金属アレルギーなどの反応も出にくい素材です。
金属床入れ歯でよく使われるコバルトクロムだと重さがあって、上顎に使用すると落ちやすくなり貧弱な顎堤には不向きだと思いますね。
このようなケースの場合は、チタンを使用した入れ歯でかなり解決できると思いますので気になる方は、是非、ご相談くださいね。
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歯科の医療費控除とは
2025/06/14
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近では、上下顎とも総入れ歯になっている人はそれほど多くはないと思っていました。
でも、そんなことはないですね。。。
特に訪問診療をやっていると、かなりの人数がいます。
しかしながら問題なのは、無歯顎に応対になって初めて入れ歯を入れるような人も当院には来ます。
でも、その様な状況の人に一発で良い入れ歯を提供できる自信は正直、ありませんね。
どうしても、調整の時間はかかりますし回数もかかります。
もちろんできるだけの、努力はいたしますがそんなに甘いものではないということは知っておいてほしいですね。
普通は、そんなに大きな欠損になる前に部分入れ歯を入れているものです。
入れ歯は小さい範囲から始まり、歯を残念ながら、さらに抜くことになって徐々に大きくなっていくものです。
いきなり総入れ歯を入れて何でも噛めるようになるというのは、あまりにも難しいですからね。
歯の欠損があるのならば、早めに対処するようにしましょうね。