2020/02/10
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯を失った人には入れ歯が基本的には適応されます。
少数歯欠損ならばブリッジでも大丈夫かもしれませんが、ブリッジが非適応であるとするならば入れ歯が一般的ですね。
その際に自由診療で金属床の入れ歯を選択される人もいます。
金属床の総入れ歯にして、良かったという意見をまとめてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。
よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いですよ。
金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。
保険診療で行うレジン床というピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。
わずか1~2ミリの差かもしれませんが、入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。
この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。
また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることもあります。
味覚は舌にある味蕾という組織が、受容器となります。
舌は覆うことはないので、そんなに味に変化はないような気もしますが、金属床には熱伝導性が良いと言えますね。
これは熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。
その他にも、入れ歯が壊れにくくなるということも言えますね。
プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。
プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。
その強度を得るために、厚くしなければならないから、違和感も大きくなりやすいのです。
また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんど残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。
そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。
このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。
この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。
もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、「生活の質」を向上させることができると思います。
特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。
自由診療のため、安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。
後悔することなく、生活の質の向上のためにも最良の選択をするべきかと思いますからね。。。
気になる方は、是非、ご相談下さい。
2020/02/09
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は日曜日で当院はお休みです。
いつもの診療と違うことを、今日は書いてみたいと思います。
今年の9月で当院は10年目に突入します。
今でこそ、そこそこ患者さんが来てくれる歯科医院になりましたが、開業当初は患者さんが全くいなかったです。
それこそ、1年くらいまでは患者数が1日10人超えませんでしたからね。。。
20人を診るようになったのは開業して2年してからですね。。。
大きい借金をして、テナント料を払って行う歯科医院の開業は本当に怖かったですよ。
いつも、心の中に恐怖心を抱いていました(今でも、その気持ちは少しありますけどもね。。。)。
そんな状態なので、患者さんを増やすためのマーケティングは絶対に必要でした。
いろいろなことをしました。
広告を打ったり、パンフレットを作ったり、医院カードを飲食店においてもらったり。。。
バス内のコールや看板、ホームページの作成などなど。
お金がなかったので、少しでも貯えができたらほぼ全て、こういったものに投資してきました。
実際に患者さんが増えることにより、今度はスタッフ人員の補充が必要でした。
歯科衛生短大に募集をかけたり、実際に当院に罹ってくれた患者さんに声をかけて「歯科助手として働かない?」とスカウトもしたりしました。
この努力が実ったのか、今現在はパートとアルバイトのドクターを含め12人の組織になりました。
そして、また今年の4月に衛生短大を新卒で勤めてくれる歯科衛生士が来てくれることになっています。
本当に嬉しい限りです。
僕自身は、全てのスタッフに勝手ながら親心を持っています。
皆が自分の妹や娘や息子のように、可愛く思えます。
みんなが末永く働けるように、設備を整えるのも仕事と考えます。
でも、現在の患者数とスタッフ数を鑑みると明らかに当院は手狭に感じます。
このままではいけないと僕自身も感じてはおります。
移転とかも考えはしましたが、なかなかそう簡単には行きませんからね。。。
今、皆で持てる知恵を出し合って、いろいろ模索しておりますよ。
今後も、りんごファミリーとして、優秀なスタッフに働きに来ていただきたいですし、患者さんも増やしていきたいですからね。
そして患者さんにも分かりやすく、この医院は良くなったなーと思われるように頑張りたいと思います。
2020/02/08
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
歯科医院の仕事ってなかなか解りにくいですよね。
一般の人からすると、何をやっているのかも伝わりにくい部分はありますよね。
この仕事は、患者さんを迎えて口の中で行われる作業なのですが、なかなかその仕事内容を患者さんは見ることができませんから、仕方ないですが。。。
一般内科や外科などのお医者さんや看護師さんとも違いますからね。。。
でも、実際に治療に当たるときは医療行為として行うわけですから、かなりの緊張感を感じてやるわけです。
また、歯科医院を取り巻く社会環境も一昔前と比べて、かなり厳しく言われています。
本当に必要なことなのかエビデンスがハッキリしていないものまでの消毒や滅菌の徹底や、保険点数は条件をつけて変更する等など。。。
本当に歯科医療そのものの発展よりも、社会環境の変わり様は目まぐるしいです。
保険などは解釈の仕方でも変わりますので、それについて行くのも大変です。
また、サービス業としての一面もかなり多くあるので、それに対しての工夫を行ったりしています。
診療の内容としても、抜歯や根管治療、歯周病治療、入れ歯、ブリッジ、冠、虫歯治療、予防処置、その他諸々たくさんあります。
本当にいろいろなことがある毎日で、全てを高いレベルでこなそうとするには大変で難しい面があります。
また、患者さんに快く思ってもらうために様々なアイデアを出して、環境を整えたりするわけです。
それもかなりの手間と経費がかかります。
医療に関わる機材や商品は、高額なのが一般的な相場です(一般の人が買うことがないため、需要が少ないですからね。。。)。
だから、歯科医学の勉強はもちろんですが、サービス、接遇、患者心理、患者教育、モチベーション維持、目標設定などの様々なことを考え、行動しています。
でも、実際には、これらのことはスタッフの協力がないとできないのですね。。。
自分一人では何もできないのが、歯科医院の長である歯科医師の仕事です。
全てをたった一人で、満足にやりきっている歯科医院というのは僕は知らないですし、恐らく世間にはないのではないでしょうか。。。
患者さんが、痛みを抱えて歯科医院に電話したときもおそらく最初に電話に出るのは、スタッフの女性でしょうし、帰り際に「お大事にしてください。」と言うのもスタッフですものね。
器具の消毒・滅菌もスタッフでしょうし、ユニフォームの洗濯も、患者さんを迎えるための準備もスタッフがしてくれます。
歯科医院に来る患者さんは痛みを抱えている人が多いため、なんとかその日に診てほしいという思いから、電話をかけてきて「今日、診てほしい。」と言われたり、医院の方へ飛び込みで来たりもします。
当院は、基本的に予約制のため、急な対応はできないこともあります。
そのようなことがあると、患者さんの希望通りにならないからと、不満の声を挙げてくる人もいなくはないです。
そのような患者さんは、それを院長に言うのではなく、受付や衛生士のスタッフに言う人が多いような気がします。
もともと、いろいろな仕事があって患者さんを迎え入れるための努力をしてくれている歯科医院のスタッフのストレスは、かなり大きいはずです。
それを考えると、当院のスタッフ達に本当に頭が下がります。
働き方やそのスタッフの勤務体制・勤務時間は、医院によっても個人によってもいろいろあるかと思いますが、僕はスタッフを本当に大切に考える医院環境が作れないと、発展はないと思っています。
これは、単なる個人の当院の問題でなく、歯科業界全体に言えることだとも思うのです。
歯科医院の長である院長さんが、歯科医療に生き甲斐を感じ、スタッフを大切にして女性スタッフにやり甲斐を持たせることができなければ歯科衛生士の離職率は高いままでしょうし。。。
そうなると、歯科業界全体の疲弊、衰退に繋がるでしょうね。
僕も、偉そうなことが言えるような立場ではないですし、実際に当院を離れてしまったスタッフもいます。
本当に残念なことではありましたが。。。
僕はこの医院を企業にするつもりはなく、家業のままでいいと思っています。
企業って言うと、なんか冷たく感じます。
家業っていうのは、あくまで一家でやっている感じなのですが、僕はスタッフ達を本当の家族のように思っています。
皆にも「りんごファミリー」という、意識を持たせているつもりでありますからね。
でも、今の自分はまだまだ未熟で、スタッフ皆のモチベーションを高いまま維持することは多分、できていません。
それどころか彼女たちを幻滅させるようなことも言ってしまっていますね。。。
医療人として、彼女たちに尊敬されるように生きていけたらと思います。
いくら考えても難しいことなのかもしれませんが、スタッフ皆に向き合って生きていきたいと思います。
これからも、全力で頑張ります~。
2020/02/07
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯はなかなか機能するまでに時間がかかります。
特に入れ歯を装着したことがない人にとっては、かなり難儀ですね。
ブリッジや被せ物と同じように考えられている方が多いのは、逆に僕ら歯科医療関係者サイドとしてはビックリすることが多いです。
入れ歯は固定性のブリッジと違って、可撤性です。
つまり自分で取り外しが可能ですし、粘膜に触れている部分が多いので違和感も出やすいです。
粘膜に乗っかっているため、口を開ければわずかですが浮き上がりますし、咬合すれば沈み込みもあります。
全く動かないようなブリッジであるならば、自分の歯に近い咀嚼感でいられるでしょうが、そういうものではないですね。
これを動かないように固定するというのは、入れ歯である以上できないことです。
この入れ歯に対する思い込みは各個人によって違いますが、初めて装着する方はこのあたりの期待感がでかすぎるような気がいたしますよ。
残念ながら、それは入れ歯では不可能です。
しかしながら、人の体には適応能力があります。
口腔周囲の筋や神経機構も慣れていただければ調和してきます。
そうすると、自分のモノとして機能するのですね。
最初は、かなりの不快感があったとしても、頑張って使用していただいているうちにそれほどの違和感を感じずに使われている人は圧倒的に多いですからね。
是非、このことは理解していただき、頑張って行きましょう。
入れ歯(義歯)も義手や義足と同じです。
使いこなせるようになるまではリハビリが必要ですからね。
2020/02/06
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
最近、新型コロナウイルスによる肺炎がニュースで取り沙汰されていますね。インフルエンザもまだまだ流行している気配ですね。
それにしても、新型肺炎による特効薬はまだできていないですし、その感染力は非常に強いものだそうですね。。。
当院では、二年以上前から虫歯や歯周病の予防のためにPOICウオーター生成器を購入しましたが、このPOICウオーターは細菌の分解や除菌のみならず、ウイルスの不活化にも効力があることを、この場を使って皆様にお伝えしたいです。
このPOICウオーターで、当院では治療に入る前のお口の中の消毒を図るようにしています。
それは、患者さんの口腔内を清潔にするという意味もありますが、患者さんの口腔内でエアーやタービンを使いますから、僕たち医療スタッフや他の患者さんに飛沫感染を起こさせないという意味があります。
このPOICウオーターは歯科領域では、次亜塩素酸イオン水が抜歯窩や歯周ポケット・根管内のタンパク質やバイオフィルムを溶解・破壊した後に次亜塩素酸水となって除菌をするため、効率よく除菌することが可能です。
また、このような効率の良い消毒・除菌作用により、食品添加物の規定である次亜塩素酸濃度(80ppm以下)に抑えることができ、安心して口腔内にご使用いただけます。
そのため、患者さんの虫歯予防や歯周病予防、入れ歯の洗浄、口臭予防に絶大な力を及ぼしてくれます。
さらに、インフルエンザ、肝炎、MRSA、AIDSウイルスなども30秒以上の洗口で死滅、不活化されることがPOIC研究会の研究で明らかになりました。
そのようなエビデンスより、都内の歯科医院では導入されている所も少なくないです。
僕も歯磨きの際にこのPOICウオーターを使用してうがい洗浄をしながら歯ブラシで歯磨きをしています。
最初、このPOICウオーターを口に含んだ時は、プールや温泉の水を口に含んだような味で違和感が強かったのですが、それを我慢して15秒ほどよくうがいをして歯ブラシをかけるといつもの歯磨きで感じるツルツル感よりもさらにツルツルしていて、それが持続するような気がしております。
洗口することにより歯間部や歯周ポケット内にも入り込み、バイオフィルムを除去するのにもかなり効果があるものと思われます。
当院では、全てのスタッフが日常のブラッシングと風邪やインフルエンザ予防に使用し、その効果を実感しています。
この除菌力に感動し、僕とチーフ歯科衛生士はPOICウオーターのホームケアアドバイザーになりました。
是非、皆様も日々のホームケアやインフルエンザなどの疾患予防にお使いいただけたらと思います。
※POICウオーターにご興味のある方は、ご相談下さい。有料となりますが、使用方法の説明を聞いていただき同意を得た上で、ホームケア用にお渡しすることは可能です。
(写真はPOICウオーター生成器です。この機械が精製水と高純粋塩で電気分解をします。pHは弱アルカリ性となりますが口腔内に含むことで酸性に傾き、中性化します。弱アルカリ性の際は次亜塩素酸イオン水として、今までうがいでは破壊できなかったバイオフィルムを破壊し、それが他のアミノ基と結合し中性化することで次亜塩素酸水となり、バイオフィルムの中に潜んでいた細菌をやっつけるという、理にかなった除菌水なのですね。そして、精製水と高純粋塩のみを使用しているのでアレルギーの心配も無いのです。)
2020/02/05
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では要介護者で歯科医院の外来に来ることができない患者さんに向けて訪問診療を行っています。
この訪問診療も予約制でありますが、主に火曜日の午後に行くようにしていますよ。
当院では、開業当初からこの訪問診療にも力を入れており、設備面も充実してきました。
ポータブルのエックス線写真撮影機もありますし、エンジンやタービン、超音波スケーラーもあります。
かなり診療室に近いレベルで診療を行うことが可能です。
かつては、どうしても入れ歯製作がほとんどでしたが、今は歯のクリーニングも定期的に行いたいという人にもこのポータブルの超音波スケーラーが活躍していますよ。
その他にも、根の治療や虫歯の治療ももちろんできます。
もし、要介護の方がご家庭におられて、歯の治療やクリーニングをご希望の方は、ご相談ください。
当院から直線距離で16キロメートル以内でしたら、治療に行くことは可能です。
2020/02/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
入れ歯でお困りな患者さんは、多くいますね。
当院では、入れ歯を作ってほしいという依頼で来られる方が多いですよ。
その中で、入れ歯を作った経験の全くない人というのもいます。
つまり、もう自分でもこの歯は持たないと思えるほどグラグラ揺れているのだけれど、歯がない時期があると困るという方もいますからね。
そのような方には、即時入れ歯という歯を抜く前に型取りと咬み合わせ取りをさせてもらい、模型を起こしその模型の中の抜くべき歯を削除し、抜歯と同時に入れ歯をセットするというものです。
傷の治りや、歯茎の吸収具合等はあくまで予測で入れ歯を製作しているので、決してなんでも食べれる良い入れ歯にはなり得ません。
傷が落ち着いてから、再製作されるのが良いと思います(保険の場合はルールとして、装着後6ヶ月待たないと、再製作できませんが。。。)。
当院では、あくまで仮入れ歯という位置づけです。
でも、歯がない時期というのが無くなるので、そういう意味では、非常に良いものだと思います。
もし、そのようなことでお困りならば、当院にご相談ください。
2020/02/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では総入れ歯でも、当院で製作した入れ歯の場合はメンテナンス(定期健診)に来ていただくよう3ヶ月の間にリコールのハガキや封書が届くようにしております。
定期的に来ていただいている方はほとんど入れ歯を作り直すことなく、ちょっとした調整や指導で済むことが多いです。
しかしながら、正直、総入れ歯や部分入れ歯でも総義歯に近いような部分入れ歯の方はあまりリコールに来ていただけていないのが現実だと思います。
恐らくこれは「歯がないのだからメンテナンスなんて必要ない。」や、「痛くないから調整しなくてもいい。」という気持ちが、そうさせているのかと思います。
でも、このメンテナンスはあくまで痛くならないようにし、入れ歯を快適に使用してもらうための処置や指導です。
実際、歯茎の吸収変化の大きい方は、僅か2カ月でもかなり大きく変化するのを経験しています。
そうなると、入れ歯の裏装という裏打ち処置が必要なことがあるのですね。
それでも、あまりにも歯茎がやせてしまい、作り替えなければならないというケースも多いです。
できるだけそうならないように、使い慣れた入れ歯をしっかり使えるようにと考えていただけたら幸いですよ。
僕ら製作した歯科医師もその変化や推移は見たいですし、自分で製作した入れ歯だからその変化がよくわかります。是非、入れ歯の方にもメンテナンスに応じていただきたく思います。
2020/02/02
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
今日は日曜日で当院はお休みです。
今回は、いつもの診療とは違う話をいたしますね。
昨年の12月に新しく当院の歯科衛生士として、「キーちゃん」と呼ばれる方が入ってくれました。
そして、今年の4月に歯科衛生大学を卒業して当院に1人入りますし、今まで月・土でアルバイトに来てくれていた笹川先生が常勤医として当院に来てくれる予定です。
そのため、矯正の非常勤ドクターを含め、4月には総勢13人の歯科医院になります。
流石に、この床面積が30坪ない医院でこのスタッフを抱えるのは、窮屈になってきましたよ。
でも、優秀なスタッフが多くいてくれるのは、本当にありがたくて嬉しいことです。
予定では3月に5台目のユニットも入れる予定でしたが、昼休みに食事をするところもなくなってしまうような状態です。
そのため、今、新しいユニットを入れるのを見送る予定でいます。
ただこのまま、このスペースでどこまでやれるのかは本当に疑問です。
現在でも、常勤・パートのスタッフがフルメンバーで10人ほどですが、それでもスタッフルームはいっぱいいっぱいです。
かといって、移転というのも簡単ではないですからね。。。
何とか、いろいろな知恵を出し合ってスタッフ皆が働きやすい医院となれるように頑張りたいと思います。
今年は、自分の中で「りんご歯科医院」が大きく変わる年だと思っています。
いろんな意味での新しいりんご歯科医院を皆さんに見せられるよう、頑張りたいと思います。
2020/02/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院は開業してから9年目となりましたが、今まで多くの入れ歯を患者さんに提供してきました。
その中で、入れ歯をセットしている方にほぼ共通して言えるのは、歯磨きの認識が圧倒的に足りないと思うことです。
そして、「歯磨きが圧倒的に下手」ということが主に挙げられます。
入れ歯を必要とする方の多くは部分入れ歯の人が多いです。
ということは、少なくとも1本以上は自分の歯が存在するわけですよね。。。
そうであるならば、その歯を何とか持たせるように努めるべきです。
残念ながら、部分入れ歯を当院で作られて、痛くないので一応は終了となり、3か月後のメンテナンス(定期健診)にきちんと通ってきてくれる患者さんは多くないです。
忘れたころにやってきて、「また、歯が抜けそうだ。何とかしてほしい。」ということで来院し、診てみるともうすでに手遅れで、また入れ歯の再製作をするということが多いですね。
自分は、入れ歯製作は好きな診療なので苦にはなりませんが、患者さんにとってはまた、辛いことが始まるのですね。
入れ歯が出来上がるのにも時間はかかりますし、自分の歯を失うことで、今までの入れ歯よりも大きいものになってしまいますからね。
入れ歯で、残存歯がわずかしかない方でも、3ヶ月に1回、定期健診とプロフェッショナル・クリーニングとブラッシング指導を受けていただき、日常の歯磨きに対するモチベーションを高め、それを実践していたのならば、こんなふうにならないのになあと感じます。
自分の歯で咬めるというのは、本当に素晴らしいことで美味しいものを美味しくいただくには大切根ことだと思いますよ。
是非、今一度、自分のお口の中に関心を持っていただき、定期健診にいらしてください。