2019/11/11
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
先日来られた患者さんですが、入れ歯を作ってほしいということで当院に来られました。
上顎は歯が一本もなく、総入れ歯です。
下顎はプラプラに揺れている歯が一本のみありました。
これはすぐに抜歯をしなければならないと思い、説明をすると、患者さんの方も「そうしてください。」とすぐに同意を得ました。
しかしながら、問題はその後なのですが、この歯だけの抜歯と増歯(既存の入れ歯に歯を足すこと。)の処置のみならず、その他にも歯が抜けていてそのままにしていた箇所があり、そこにも入れ歯に人工歯を足さなければならないような状態でした。
もちろん、その場合はそれを行うべきなのでしょうが、その時間は営業終了時間に近くなっており、大変患者さんが込み合っていました。
しかも、とてもその時間で終わるような処置ではないため、「この入れ歯を預かって修理させてもらってもいいですか?そして明日のお昼までには直しておきますので。」と提案したのですが、患者さんの方から「いや、今日これがないと困る。」と言われてしまいました。
日にちを改めて、抜歯と増歯の時間を取ろうかとも思いましたが、その動揺している歯はもう今にも抜けそうです。
次の予約で時間を取れる日を確認すると、2週間後でしたからね。。。
その間に、この歯は絶対に抜けてしまうなと思いました。
患者さんも、「この歯を何とか抜歯してほしい。」という気持ちに、揺るぎはないようでした。
でも、それを抜いてそのまま帰って、入れ歯を使えるようには絶対にならないだろうなという予測は誰の目からも明らかでしたからね。。。
結局、患者さんにお時間をいただいて、待機していただき僕とスタッフで何とかその日に数本の増歯も行いました。
勤務時間をオーバーしてしまったにも関わらず、「私は大丈夫です。」と笑顔で対応してくれたスタッフ達に本当に感謝いたします。
それにしても、今後はこういうことが続いてしまわないように何か対策を立てていかなければならないなと思いました。
当院では、入れ歯の患者さんが本当に多いですからね。
必然的に、抜歯操作と増歯などの入れ歯修理もすごく多いです。
できるだけ、勤務時間を越えずに良い意味で要領よくやれるように頑張っていきたいです。
僕はともかく、スタッフの負担はあまり増やしたくないですからね。。。
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