金属床入れ歯の利点

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

金属床入れ歯の利点




自由診療で製作する入れ歯は、保険診療で製作する入れ歯と比較して数々のメリットがあります。一般的に、自由診療でよく行うのは金属床というもので、上顎の入れ歯であれば口蓋部分、下顎の入れ歯であれば舌側の歯肉部分を金属にします。この金属部分は決して見える部分ではないので外観を損ねませんし、金属を使用すると薄くできるため違和感が少なく、かつ壊れにくいです。また、温度伝達が良いため温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく温度が粘膜に伝わるため食事が美味しくなり楽しくなったという事をよく聞きますよ。

使用する金属は当院ではゴールドやチタン、コバルトクロムのどれかを選択できます。使用する金属によって重さが違うので、より軽くて丈夫で生体親和性が良いものを希望する場合はチタンを使用したものが良いかと思います。

確かに自由診療は高額ですが、毎日使用するものですし食事や会話の楽しさを追求するならば、ご一考していただきたいと思います。
(この方は上顎のみ自由診療で義歯を製作しました。口蓋部分はチタンで覆われています。口腔内に入れても口蓋部分は見えず外観を損ねません。入れ歯は非常に軽く、口蓋部分が薄くなったため患者さんは口の中が広くなったようだと言ってましたよ。今まで保険の入れ歯だとどうしても厚くなっていたので、その点が大きく変わったんでしょうね。非常に満足していただけました)