2016/01/22
総入れ歯を製作するためには、研究用模型を製作することから始めます。概形印象という型取りをし、模型を作ります。その模型を研究用模型とします。この模型から得られる情報は非常に大事です。顎堤の吸収状態や、どこに人工歯が並べたらいいのかやアンダーカット(段差)の大きさがおおよそわかるのですね。僕ら歯科医師はこの模型から得られた情報を基に新しい総入れ歯を製作のための第一歩が始まります。
(写真は下顎の研究用模型です。必要な部分は全て採得されていると思います。)
Tweet