2016/01/06
咬み合わせを適切に与えることによって、得られる体調の変化は歯科医師であれば経験することがあります。例えば欠損がある部位に補綴物を入れ、しっかりとした咬合関係を作ることにより、顎が痛くなくなったことや、肩こりが無くなった、姿勢が良くなったという事はよく耳にします。
欠損がある部位では当然よく咀嚼できないため、残存歯牙がある所で咬もうとするので否が応でも偏咀嚼が起こり片側の咀嚼筋や表情筋に負荷がかかりすぎるので顔に歪みが生じるのですね。それに応じて、姿勢も崩れ、体幹の重心も変わってきます。ですから、咬み合わせが悪い方や欠損がある方は要注意ですね。気になる方はかかりつけの歯医者さんに相談されると良いかと思いますよ。
Tweet