2015/04/04
入れ歯に限らず、インレーや冠、ブリッジを製作する際には型を取った後、咬み合わせを取り、その後は咬合器というものに模型を装着して技工操作に入ります。(ここはラボサイドでデスクワークとなります。)咬合器にもさまざまな種類があり、製作するものによって使用する咬合器を使い分けるのが一般的です。
当院は総入れ歯製作の場合、ハノーというメーカーの半調節性咬合器を使用しております。これを使って人工歯の排列や、下顎が運動した時の顎関節部分の顆路という角度を測定しています。
これを使用することによって総入れ歯に適した咬合関係を作りやすくすることができます。
(写真は半調節性咬合器に上顎模型を装着しているところです。これに関しては顆路の調整は行わず、平均値で顆路を決めております。)
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