2015/03/17
一本だけの欠損で、そのために入れ歯を入れることはまずありません。保険診療内だとブリッジがファーストチョイスになるかと思います。ブリッジの利点は、歯牙に固定されるので取り外すわずらわしさがなく、咬んだ感触も天然歯に割と近いです。ただ欠点としては清掃するのがなかなか難しく、歯間ブラシなりフロスでの清掃は必須になりますね。
また、どうしても欠損部の両隣を削らなければならないので、その歯が歯髄と言われる神経のある生活歯の場合、しみやすくなるという欠点があります。
僕はその場合、できるだけしみないように最小限の切削量にするためにインレーブリッジを選択することもあります。こうすることによって切削量が少ないため、しみるリスクは格段に減ります。また、咬合関係もインレーにすることで、歯を大きく削ることがないのであまり大きな調整もいりませんしね。でも、清掃する難しさには変化がありませんが。。。
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