2015/02/12
先日、歯のホワイトニングの希望で来院された患者さんがいます。その人は50代の男性で、自分の歯の色が黄色くなっているのが気になるとのことでした。上顎の前歯には2本差し歯が入っていますし、臼歯は金属インレーが入っていました。
患者さんに、「この差し歯や金属の色はホワイトニングをしても変わりませんが、それでもいいですか?」と尋ねるとホワイトニングした後はその色に合わせて、全部変えたいとのことでした。
「そのような希望でも、当院は受け付けますが、正直、虫歯でない歯を削るのは気が引けます。もう一度よく考えて下さい。」と言いました。、後日、再確認したところそれでもホワイトニングをしたいとおっしゃいました。私は「了解しました。頑張りましょう。」と言いました。
そうと決まったら、後はしっかりやるだけです。患者さんの満足いくよう、しっかりと頑張っていきたいと思います。
写真はその方の、ホワイトニングのためのマウスピース(模型に装着してある透明なシートです。)と使用する薬剤です。就寝時にマウスピースの内面に薬剤を適量つけて、口腔内にセットして寝てもらいます。日中はもちろん外していていいのですが、たばこやコーヒー、赤ワインは極力控えていただきます。
これを1月ぐらいやると、だいぶ白くなりますよ。
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