2018/12/04
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
当院では訪問診療にも積極的に行っています。
そのための設備もだいぶ充実してきました。
ポータブルのレントゲン装置や、ポータブルの超音波スケーラーやクリーニングのための装置も配備してあります。
最近では、3ヶ月に1回のメンテナンスも定着しており、患者さんのお口の健康維持も図りやすくなってきた感があります。
当院では、主に火曜日の日中に要介護者のお家や介護施設に伺い、訪問診療を行っていますが、先日も入れ歯製作のために介護保険施設に伺って、総入れ歯製作のための精密印象を行ってきました。
その方は、重度の虫歯で下顎の前歯の抜歯を行った後、お使いの入れ歯に増歯と言って歯を足す作業を行わせていただき、一応は入れ歯を使えるようにさせていただき、傷の安定を待って上下顎の総入れ歯の製作を行っています。
どうしても入れ歯製作は、通常に考えて5回ぐらいは回数がかかってしまいますが、この抜歯した部位が完治しないと、なかなか精密印象にはこじつけられないため、少々時間がかかってしまっていますが。。。
でも、10月から火曜日と木曜日の日中はほぼ訪問診療の時間を取るための院内のシステムを改変したので、予定より早くは、入れ歯をセットできそうです。
僕は、大学病院に勤務していた頃から在宅往診チームにも所属させていただき、訪問診療に励んできました。
その際に、要介護者を抱える介護者のお悩みや不満なども聞く機会が多数ありました。
実際に要介護者を抱えるお家の方は、まずどこに依頼して良いのかが解りませんよね。
どこの歯科医院でも訪問診療をやっているわけではありませんし。。。
また、要介護者は全身疾患も抱えていることが多いはずですからね。
多くの歯科医院が尻込みしてしまうのは、ある意味仕方が無いことでもありますからね。。。
そのための、設備を整えるのもコストがかなりかかりますからね。
でも、在宅往診チームに入れ歯専門の歯科医師として、配属されていたときにその様相を見ていて、開業してからも僕は訪問診療を手がけて行きたいという気持ちを強く持っていました。
今現在、ある程度、そのための準備ができたと思っています。
今までは、外来のための予約の調整がきかなかったため、時間の確保に苦慮していましたが、工夫して火曜日は、往診に集中できるようにしましたよ。
もし、要介護者を抱えていて、歯の痛みや入れ歯などにお困りごとがあったら、当院にご相談していただけたら幸いに思います。
当院から、直線距離にして16キロメートル以内なら、保険内での訪問診療が可能であります。
その条件が合えば、要介護者のお家や介護保険施設に伺って、診療いたします。
当院では主に火曜日と木曜日の日中にお伺いできます(日が合えば、他の曜日に伺うことも、もちろんできますよ。)。
2018/12/03
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
金属床の総入れ歯にして、良かったという意見を聞いてみると、一番多いのが話しやすくなったということですかね。。。
よく「口の中が広くなったようで、舌が動かしやすい。」と言われる方が多いような気がしますよ。
金属床は上顎の場合は、口蓋部分を金属で覆うことになるため、かなり薄くなります。
レジンというピンク色のプラスチックだと、強度を保つために厚みをそれなりに確保しなければなりません。
わずか数ミリの差かもしれませんが、レジン床の入れ歯をしている人にはもの凄く厚く感じてしまうようですね。。。
この厚みが薄くなることによって、舌が動きやすくなり発音がしやすくなるということは多くの症例からたくさん見受けられますね。
また、食べ物が美味しくなったような気がすると言われることもあります。
これは熱の伝導性が良いため、温かい食材は温かく、冷たい食材は冷たく感じることが大きいですね。
その他にも、入れ歯が壊れにくくなると言うことも言えますね。
プラスチックで作られた入れ歯は、どうしても壊れやすいというデメリットがあります。
プラスチックなので、強度的にはどうしても弱いですからね。
また、上顎が完全に歯を失っていて、総入れ歯が入っていて、下顎がほとんどの天然歯が残存しているようなケースの場合、上顎の歯茎は頬側から生理的に骨吸収してきます。
そうなると、入れ歯を入れて咬合した場合、入れ歯の真ん中に応力が集中し、真っ二つに割れてしまうことがあります。
このようなことを防止するためにも、金属床の入れ歯の方がそのような心配は無くなりますね。
この金属床の総入れ歯は自由診療となりますが、保険診療で製作されたものよりもメリットが多く、長く使用することが可能と思われます。
もちろんセット後の、3ヶ月に1回程の定期健診は必要となりますが、良く噛めることや発音しやすいということで、「生活の質」を向上させることができると思います。
特に、チタンという金属を使用したものは、軽くて丈夫ですし、生体親和性も良いとされているので、金属アレルギーのある方でもほぼ大丈夫と言えます。
自由診療のため、安いものではありませんが毎日、自分の歯として機能させるものです。
最良の選択をするべきかと思いますからね。。。
気になる方は、是非、ご相談下さい。
2018/12/01
新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。
細菌の作るバイオフィルムは今まで洗口液では破壊することはできないため、歯ブラシによる器械的なプラークの除去が必要と言われてます。
当然、歯ブラシによる歯磨きは必要ですし、一番大切なホームケアであることに変わりはありません。
でも、中等度以上の歯周病で歯周ポケットが6㎜以上ある人達の歯周ポケット内の洗浄はどうしたら良いのでしょうか?
歯ブラシの毛先は、深い歯周ポケット内の底部には届きません。
だからと言って、毎日、歯科医院に行って専用の器具でお掃除することは、ちょっと考えられませんしね。。。
どうしてもブラシが届かない部位や入りにくい部位というのは個人や部位によっても存在するのですよね。。。
歯周病や虫歯は細菌による感染症であることに、疑いの余地はありません。
では、その細菌が多くいる場所に直接作用できる何かを使用しない限りは、予防することはできないと思うのです。。。
歯ブラシや歯間ブラシが有効なのは、もちろんですが、それだけではホームケアとしては不十分と僕は考えます。
実際、一生懸命に歯磨きに励んでもらっても、コントロールできずに、虫歯がまたできてしまったり、歯周病が全く治っていかない人が存在します。
通常で考えるならば、深い歯周ポケット内や、歯間部分の汚れに作用するには、液体成分であることが必要ですよね。
でないと、物理的に無理だと思うのです。
そのため、僕は洗口液で何とかそのバイオフィルムを壊せないかと探していたところ、それがありました。
それが、POIC(ポイック)ウオーター【POIC研究会発行】なのですね。
これは高純度の塩と精製水で電気分解されたものでphがアルカリ性の次亜塩素酸イオン水で、口腔内に15秒ほどで、酸性に傾くため中性化し次亜塩素酸水に変化します。
除菌力は凄く、口の中の細菌を叩き、素早く消毒してくれます。
これだけでは、完全に破壊することは無理ですが、使用方法を順守していただき、歯ブラシと併用すればかなりの高率でバイオフィルムを破壊することができます。
薬品は一切、使用していないのでアレルギーの心配は無いですし、そのタンパク分解度は凄く、除菌水としては最適だと思っています。
僕を含め、当院のスタッフも毎日のホームケアとして使用していますが、その効果は素晴らしいと言っています。
実際、僕は歯根破折をしている歯が1本あります。
2年ほど前に、就寝時の歯ぎしりが酷く、歯根を割ってしまいました。
何度も急性症状が出て、歯茎が腫れ抜歯をしなければならないと諦めていましたが、これに出会い、自分でもホームケアに使用したところ、歯茎が腫れるようなことはなくなりました。
歯根破折なので、根本的な解決には至っていませんが、腫れずに何とか今も口腔内で機能してくれているのは嬉しいことです。
もちろんマウスピースや定期的な歯科健診やプロフェッショナルクリーニングもしていますが、このPOICウオーターの効果が凄く大きかったと思います(実際、POICウオーターを知る前もマウスピースと定期健診、クリーニングはしていましたから。。。)。
自分の体験からも、このPOICウオーターには絶大な信頼をしております。
最初は、味が悪くて患者さんがやってくれるかという不安もありましたが、導入して丸1年経ちますが、今では多くの患者さんがリピーターとして、これを買い求めに来てくれます。
僕は、この除菌力に魅せられて、POIC研究会のホームケアアドバイザーの試験を受けて無事に合格いたしました。
これからも、歯の健康を守るために、この凄い効力を持ったPOICウオーターを患者さんにも知っていただけたらと思います。
ご興味のある方は、ご相談下さい。
※当院では、このPOICウオーターを有料となりますが使用に関する注意点を聞いていただき、同意を得られればお渡しすることは可能です。また、POICウオーター導入記念セールを、初めて使用される方を対象に行う予定です。
(写真はエピオス社のPOICウオーター生成器です。かなり高額でしたが、当院で1年前に購入したものです。)