2016年6月 1日

唾液は老化のバロメーター(2016.6)

口臭が気になる、口の中が渇く、歯周病が気になる・・・。など、お口の中の状態が悪くて、思い切り笑えない、食べられない、しゃべれないといった経験はありませんか?

こうした悩みを解消し、口の中も体の中も元気にするために役立ててほしいのが、誰もが持っている「唾液」です。唾液には食べ物を分解して吸収しやすい形に変える「消化作用」や傷を早く治す「抗菌作用」、病原菌を寄せ付けない「清浄作用」などがよく知られております。

さらに唾液には、筋肉、内臓、骨などの育成を助ける「パロチン」、脳を活性化して若返らせる「NGF」、皮膚を修復して新陳代謝を促進する「EGF」といったホルモンが含まれ、《唾液がたくさん出る=若返る》と言えるのです。

そこで、皆様にこの副作用ゼロの万能薬の「唾液」を増やすために生活習慣で気を付けていただきたいことをご提案いたします。


食事の際の新習慣
1. お茶や水で食べ物を流し込まない。
現在はレストランで食事をするときも、水やお茶が出てきて、水分と一緒に食事をとることが当たり前になっていますね。しかし、かつての日本人はよく噛んで唾液をしっかり出し、唾液と一緒に食べ物を飲み込んでいました。よく噛まずに、水やお茶で流し込む習慣は意識してやめましょう。

2. 食材を工夫して噛む回数を増やす。
唾液をしっかり出すためには、口の周りの筋肉が発達していることが大切です。その筋肉を発達させるためには、簡単に飲みこめる状態にならない噛みごたえのある食材です。よって、食材の工夫も大切です。

3. 正しい姿勢で奥歯だけでなく前歯も使って、しっかり食べる。
食事中の姿勢が悪い人は前歯を使って食べることがなく、唾液が出にくくなります。食事中は両足をしっかり床につけて、正しい姿勢で食べましょう。


お口のケア新習慣
1. 歯磨きは寝る前と起きた直後に。
食後は唾液の力で口の中を中性にし、再石灰化を促すことが大切です。食後に歯磨きをしたら、泡と一緒に大事な唾液が口の中から出て行ってしまいます。歯磨きは食後ではなく、寝る前と起きた直後にしましょう。

2. 食後やおやつの後は、「舌の運動」を。
もし、食後、直ぐにブラッシングをしないと気持ち悪く感じられる方は、デンタルフロスや歯間ブラシだけ歯と歯の間を磨きましょう。そうすることによって歯間に詰まった食べカスを取り唾液の通り道ができます。その後、舌で歯や歯茎を舐める「舌の運動」をします。これをすることによって、唾液の出が促進されます。

これらのことを意識して、皆様も是非やってみてくださいね。万能薬の唾液量を増やすことによって、体にもお口の健康にも良いことずくめですね。

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