入れ歯 新潟市

院長ブログ

新潟市の歯医者・歯科・入れ歯・スポーツマウスガードなら「りんご歯科医院」

ニュートラルゾーンテクニックを用いた総入れ歯製作方法。

新潟駅から徒歩5分 「入れ歯専門外来」を持つりんご歯科医院から発信。

総入れ歯を作る上で、特に難しいと思うのは顎堤が貧弱な下顎の入れ歯ですね。

そして唾液が出なかったり、フラビーガム(ブヨブヨの粘膜)があったり、下顎の不随意運動などがあったらその難しさは倍増します。

その中でいろいろな対処法はあったりしますが、全てそれで解決できるとは言い難いかもしれませんね。

しかしながら、その中で自分なりに模索して対処できるようになったものもあります。

例えば顎堤があまりにも貧弱な下顎顎堤に関してはニュートラルゾーンテクニックというものを使用したりします。

それは入れ歯に及ぼす頬側の筋圧と舌側の筋圧の中立帯を探して、その力が及ぼされにくいところに人工歯を排列するという方法です。

(上記の写真で示すものはニュウートラルゾーンを決定した後に、パテタイプの印象材でコアを作り、ニュートラルゾーンスペースを明示し、その部位に人工歯を並べていくように準備しています。)

僕は、これを時々することがあります。

結構、チェアサイドの手間がかかるので、一般的ではないかもしれませんが、結構、これで吸着の得られる入れ歯になりますね。

しかしながら、なかなかこの筋圧が及びにくいところを探すのにも経験がいるかなと思います。

もし、下顎の入れ歯がくっつかなくてお困りだと思われる方はご相談いただけたら幸いです。

 

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入れ歯のメンテナンスをしていて解ることは。。。

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 先日、定期的に当院に来られている上下顎総入れ歯の患者さんが3カ月メンテナンスに来てくださいました。

その方は、当院で入れ歯をセットして6年目になります。

今までの3カ月ごとのメンテナンスでは、それほど大きな調整をする必要はなかったのですが、今回は少し上顎の入れ歯が緩い気がしました。

今までのような吸着が、少し得られにくい気がしたのですね。

その患者さんに僕は、「なんか少し前回より上顎の入れ歯が緩い気がしますが。。。」ト言うと、患者さんは「そうなんですよ。ちょっと緩くなった気がします。落ちはしないんですけど、遊びができたような気がします。」と言いました。

 

これは歯茎の生理学的な吸収が関与しているためですね。

というのは、歯は抜いたならば傷が安定したとしても、少しずつその歯を支えていた歯槽骨は吸収していきます。

そのため、時間の経過とともに入れ歯の下の歯茎は痩せていくのですね。。。

 

僕は患者さんに、「上顎の歯茎が痩せたために緩くなったのですね。作り替える必要はないのですが、裏装といって、入れ歯の内側に材料を中敷きして裏打ちしてあげれば、またピタッとしますよ。」と提案しました。

患者さんも「作り替えなくていいのですね。では、それでお願いいたします。」と了承してくださいました。

 

そして処置を行い、またピタッとした吸着感を得ることができました。

 

このように、入れ歯はどうしても粘膜に乗っかっているために歯茎が痩せると合わなくなっていきます。

その大幅に歯茎が痩せるケースというのもメンテナンスをしていくと個人によって全然違います。

中には2ヵ月、3,4年ほど特に大きな変化を呈さない人もいます。

しかしながら、それも3ヵ月に1回のメンテナンスに来ていただいたから、作り替えるような必要性が少なくなったのだと思います。

できるだけ、良い状況のまま作り替えることなく維持していきたいと思います。

 

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入れ歯を一緒に頑張りましょう。

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入れ歯を自分の歯として機能させるためには、時間と練習を要するのはこれまでのブログにも伝えたとおりでありますね。

入れ歯はどうしても異物ではあります。

他人が作った歯列が何の違和感もなく咬合し、咀嚼できるようになるには一筋縄ではいきませんからね。。。

それを違和感なく自分の歯として食べれるようになる、発音できるようになるのは歯科医師だけの努力ではどうにもなりません。

やはり患者さんの方でも慣れる努力は必須ですね。

是非、一緒に頑張って良いものにしていきましょうね。

 

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入れ歯を機能させるには、時間と練習を要しますね。

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入れ歯はなかなか自分の思うように機能しないものです。

どうしても、入れ歯を機能させるにはそれなりの時間と練習を必要とします。

どんなに良いと思われる入れ歯でも、自分の歯とは全然違いますからね。

結局は他人が作った歯ですし、咬み合わせですから。

神様が与えてくれた天然の歯のようにはなりえませんね。

でも、欠損部位が大きくなれば、基本的には入れ歯で対応するのが良いとは思います。

その欠損部位にブリッジが可能ならば、僕らは基本的にはブリッジの方をお勧めします(残存歯の歯周病の状態にもよりますが。。。)

しかしながら、このブリッジは保険診療で対応するのならば、適応範囲の欠損でないと認められない物です。

つまりは1~2歯の少数歯欠損ともいえますね。

特徴としては、固定性のブリッジの方が可撤性の入れ歯に比べ違和感は少ないですし、実際よく噛めますからね。

そのような理由から、あまり入れ歯の処置を積極的には勧めないものです。

でも、その欠損範囲がブリッジ可能な範囲を超えていたりした場合はどうしても入れ歯がファーストチョイスになりますね。

この入れ歯は初めて入れる方は辛く感じますね。

違和感がかなり大きいですから。。。

でも、諦めないで調整をして、慣れてもらうよう使用していただければ必ず良いものになっていくと思います。

実際そういう人がはるかに多いものです。

短気を起こさず、調整を何度か繰り返し、一緒に頑張りましょう。

 

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入れ歯の作り替えを考えているのならば、自由診療のものも検討していただけたらと思います。

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入れ歯でお悩みの方は少なくはないですよね。

その悩みの種類というのは痛いだけではないですね。

例えば特に部分入れ歯のバネが気になったり、入れ歯がちょくちょく壊れてしまったり、発音がしにくかったりと本当にいろいろです。

これらの、悩みの根本的な解決は保険診療ではなかなかうまくいかないのが現実ではあります。

例えば、歯に掛かる金属のバネが見えて気になるのならば、ノンクラスプ入れ歯が適応かどうか考えるべきでしょうし、入れ歯が壊れやすいとか、発音がしにくいといったお悩みならば金属床入れ歯である程度、解決できるのではないでしょうかね。。。

金属床にすることによってそうそう壊れにくいものにするのは可能です。

しかしながら、これらの処置は保険診療が認められず、制約がかかってしまうのは事実ではあります。

保険診療では、材料や設計には自由度があまり利かないですからね。。。

そして、何回もこのお悩みを引きずって保険診療内で作り替えを希望する人がいます。

自由診療ならばできなくはないと思えることが多いですが、材料的には保険診療で認められないものというのは多く存在するのも事実です。

自由診療は金額的に高くて無理だと決めつけることなく、何が自分にとって良いのかを本当の意味で考えていくことが大切だと思いますよ。

その方が、短期間で何度も保険診療内で義歯を作るよりも安上がりで、良いものができるかもしれませんからね。

無理強いをするつもりは毛頭ありませんが、生活の質の向上を図る意味でも大切なことだと思いますので。

 

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高齢者で難しいと思われる総入れ歯製作でも頑張ります。

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先日、入れ歯が痛いので新しい入れ歯を作ってほしいということで来られた患者さんがいました。

その方は、上下顎とも総入れ歯でかなり遠いところから来院されました。

 

88歳のおばあさんですが、口腔内を見てみると顎堤は上下顎ともにかなり貧弱で、使用している入れ歯の咬合も低くて不安定です。

何とか咬合面にレジンを盛って高さを確保し、調整を繰り返して入れ歯の粘膜が接触する面も裏打ちしてそれなりの安定を得たつもりではありますが、家に帰ってみて食事をするとなかなか思うようには食べれないようです。

かといって、この口腔内の様相で新しい入れ歯を新製するのは、ちょっとためらいました。

なぜなら、高齢なため唾液の分泌量も相当少なく、特に下顎顎堤は貧弱なため吸着が得られにくいであろうという予測が成り立ちます。

また、上顎前歯部分にはフラビーガムが見られます。

この状況から見て、超難症例といえるかと思います。

でも、その方の強い希望もあり、新製することにしましたよ。

これから、自分の持てる力を発揮して、良いものになれるように頑張っていこうと思います。

こんな時こそ、基本に戻って丁寧に作製していこうと努力していきます。

 

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入れ歯の清掃について。。。

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入れ歯はどうしても、自分の歯と同じように使用するのは難しいです。

清掃や管理の仕方もいろいろ煩わしいですものね。

基本的に寝る前には外して、歯は歯で磨いて入れ歯は入れ歯で口の中から出して磨きます。

たまに入れ歯を外さないで歯を磨くという人がいたりします。

それだと入れ歯の床内面と粘膜の間に食べかすなどが入り込み不潔になりやすいです。

そのままにしておくと、義歯性口内炎というものになったりして粘膜が荒れたりします。

多少面倒かもしれませんが、入れ歯は正しく使用し清潔を心がけましょうね。

そうすることによって、入れ歯を長く使うことが可能になりますし、粘膜も休まりますからね。

 

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多数歯欠損には、やはり入れ歯でしょうか。。。

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当院では開業当初から、入れ歯診療に力を入れております。

院長の私自身は大学卒業後、歯科大学の入れ歯の講座に残り10年以上研究してきましたからね。

入れ歯診療に魅せられて、今も一生懸命に診療しております。

入れ歯ですべての欠損部を対応するのがベストだとは思いませんが、多数歯欠損の場合はやはり入れ歯がファーストチョイスになると思います。

できるだけよい入れ歯を作り、歯の代わりとして機能できるように頑張っております。

もし、歯の欠損があり、どういった補綴物がいいのかお悩みであるならばご相談いただけたら幸いです。

 

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入れ歯は長い時間使ってどうかが大切です。

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入れ歯は食べたり、話をしてみてどうなのかが一番大切です。

歯科医院でセットされたときに何ともなくても、ご飯を食べると痛いとか一日使っていると痛みがあるとか、いろいろ出ることが多いものです。

そのため、僕はセットの時に何でもなくても必ず1週間後には来院していただき、痛みの有無や使用感を聞くようにしていますよ。

もし、痛みや違和感が強いようならば緩和できるように、そこで大きく調整することもあります。

どうしても、入れ歯の良し悪しは、セットの時だけでは測れないのが現実ですよね。。。

歯科医院でテストフードのようなものを試食してもらうことはたまにありますが、それではあまり参考にならないような気がいたしますよ。

実際にいろんな食材を食べてみないと解らないものです。

そして長時間入れていないとはっきりしたことは解らないものです。

逆に最初はピッタリし過ぎて、違和感が強かったのだけれども、使っていくうちに何ともなくなったという方も多いものです。

この辺りの判断は、本当に難しくて迷います。

でも入れ歯の良し悪しを決めるのは結局は患者さんなので、患者さんの意見は最大限に汲み取るつもりではいますよ。

なかなか思うように使えなくて、諦めてしまう人もいなくはないようですが、是非、そこを頑張って調整に来ていただけたらと思います。

諦めてしまったら、それ以上入れ歯が良いものにはなりませんからね。

ここは努力がどうしても必要だと考えます。

なかなか思うようにはいかないとは思いますが、一緒に頑張りましょう。

良いものになるまで僕達も精一杯頑張りますよ。

 

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入れ歯に慣れるためにも一緒に頑張りましょうね。

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入れ歯が自分の本当の歯として、何でも噛めるようになるというのは簡単なことではありません。

入れ歯は他人が作って、与える人工の歯による咬合なので神様が作った自分の歯と同じにはならないと思います。

もちろん良いものになるように歯科医師側も最大限の努力はいたします。

でも、どうやっても自分の歯ではないのですね。

入れ歯に慣れる時間も必要です。

患者さんの方で使用するための練習も必要です。

それはどんな入れ歯の名手がやっても必要なのは理解していただきたいと思います。

入れ歯は一筋縄ではいきません。

なかなか言いにくいことではありますが、そういうものであるというのは理解していただきたく思いますよ。

一朝一夕でできる物でもないし、過剰な期待は禁物です。

入れ歯が入ったなら、当院では注意点と管理方法をお伝えするので、先ずは慣れる努力と練習、そしてしっかりと歯科医院での調整をしてもらいに足繫く通うことが大切です。

一緒に頑張りましょうね。

 
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